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続広東大侠激突  作者: 東武瑛
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方との再会

李は岩窟に入って行った。

岩窟は薄暗かったが何とか歩く事が出来た。

李は奥に進んで行った。

ロウソクの灯りが見え大柄な男が座っていた。

「ほほう。少林寺の李か。こんな所で会うとはな」男が言った。

「方」李は言った。

「少林寺を破門されてから用心棒をやってたが、お尋ね者になり、今はここで暮らしている」方は言った。

「少林寺は清に焼き討ちされ無くなった。私は生き延びたが、お尋ね者になった」李は言った。

「そうか。それは知らなかったが、まあ、どうでもよいことだ。で、お前も逃げまわっているのか」方は言った。

「少林寺を広東で再興するため同士を探している」李が言うと方は「ハハハハ、お前らしいな。無駄な努力だ、やめておけ。外国にでも逃げた方が良いぞ」と言った。

李は答えず踵を返し歩き始めた。



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