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山賊再来
朝になり、王の一行は出発した。
やがて峠を越え、山を下る事になり、一行の足取りに弾みがついた。
だが、突然、バサッ。大きな物音がした。
道の両側から滑り落ちる様に男達が現れた。
「殺れ」という声と共に男達は一行に襲いかかった。
不意を突かれた奇襲に隊員の二、三人が倒れた。
山林から弓矢が放たれる。
「山賊だ」王は叫んで剣を抜いた。
早川は抜刀し弓矢を切り払った。ロドリゲスが銃を撃つ。早川は山肌を弓矢を切り払い、かけ昇り、男達を斬殺した。ロドリゲスは二丁拳銃で山林に潜む敵を撃ち殺した。
辺りが静まり帰った。
「殺ったな」早川がロドリゲスに言った。
ロドリゲスが頷く。
山肌から山賊達の死体が転がり落ちてきた。
「もう大丈夫だろう。だが油断するな」と王が言った。
人数が減った一行は再び山道を歩き始めた。




