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to bad  作者: shion akiyama
始まりの七日
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Aの悲劇

私の名は、アマン・ダーラ。

職業 ゲートガーディアン セントラルゲートの実働部隊№2

LV28の兵を自負している。

自負しているのだが・・・

昨日以来、凹んでいる・・・

LV01の少年達は、

朝、出掛けたと思ったら、獲物を捕って、1時間程で帰って来る。

それは良い、それは、良いのだが、

この町 シン・ジュークの半径20㎞には、居ないのだ。

LV60越えのウササギもキキジも、ましてや、

黒緋ヒグマなどここ30年はお目にかかったことすらない。

だが、その少年たちは、それを、複数捕って来る。

罠で仕掛けて捕ったというなら、無くはない。

だがしかし・・・デコピン? 生け捕り? ありえなぁ~い!!

今朝など、私の目の前で 棒切れ一本で黒緋ヒグマをK・Oなのだ。

悪い夢を見ているようだ。

だが、台車に乗せられた黒緋ヒグマを町の人々が取り囲み、騒いでいる。


私の名は、アマン・ダーラ。 その少年たちは、私をおっちゃんAと呼ぶ。

明日は、非番だ。ゆっくり休ませてもらおう。 せめて、この胃痛がおさまるように・・・

ああっ、今日の報告書も、すぐには、信じてもらえないのであろう。・・・



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