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to bad  作者: shion akiyama
始まりの七日
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時の涙を見る

バスから降りると、見知ぬ景色が広がっていた・・・

立ち止まり、目の前の景色を呆然と見ていると、後ろから・・・

”出口で立ち止まるなよな”・・・と聞き覚えのある声。

左によけて、立ち止まり、俺は声の主を観察した。


”なんじゃこりゃぁ~~~”

目の前に在るはずの コンビニがない・・・

後ろを振り返り、今降りたばかりのバスが消えている事に気付いたその男は

目がテン状態で 後ずさりする。


人が慌てている状態を見ると、自分が冷静になるってのは、どうやら事実らしい。


”高橋 宏”はそのまま、回れ右をすると、いきなり走り始めた。

けたたましい足音に気付き、振り返る ・・・ 俺もダッシュだ!!

T・REX??


二時間ほど走っただろう? 猛追してきた幻が見えなくなっていた。

とりあえず、”命の危険が死ぬ”前に、難を逃れたようだ。


で、宏ぉ~お前、”なんじゃこりゃぁ”しか言ってないぞ?

他になんンか感想は無いンか?

・・・お前なぁ、・・・orz

地味に死んでる”宏”に、木の陰に隠れるように促す。

複数の足音が聞こえたからだ。


また、幻(T・REXのようなもの)に追い掛け回されるのは遠慮したいンでな。


木陰で辺りをうかがっていると、第一村人(?)と、第二村人(?)を先頭に

数人の現代日本にはいなさそうな、革の鎧っぽいのを着た数人が通り過ぎて行った。


喜べ!人間は居るようだ。・・・服のセンスは疑うが。

・・・お前なぁ、・・・


部活帰りに買ったミネラルウォーターで喉を潤し、

人心地付いたところで、

ここに居ても何も始まンねぇし、先ずは、人がいる場所へ行くべぇか。

”宏”お前どうするよ?

行くっかねえべ?半端ぁ嫌ぇだ!




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