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異世界最強種〜神龍より生まれし存在〜  作者: 黒神金龍
ドラッへ〜冥護を受けし街〜
22/56

21 自己紹介

はいはい。投稿がかなり遅れた黒犬さんですよーっと。

今回はかなり長い期間で書いたんで矛盾とかがかなり出てきそうなのと、過去に書いた能力説明とか理由もなしに追加した都合能力とか説明不足なところとか編集しますので、後で確認しといてもらえればと思います。

話の内容は特に変わらないから読み直す必要は殆どないけどね〜。


黒犬は寿命で消えるか、蒸発しない限りは絶対に失踪しないからそのつもりで!

 さ、人生何度目かになる命を賭けた大博打いってみますか!


 先ずは侵食から行いその後に結晶化の流れで試そうかな?俺がイメージするのはどの異世界――フィクション――でもよく使われている身体強化だ。

 実際にこの世界でも発動だけ(・・)は成功させることが出来ているのだが継続して発動が出来ないという弱点を持っている。何度試しても数分で強制的に解除されてしまうのだ。

 理由はいまいち理解出来ていない。だが、勇者が戦闘で毎回の様にフル使用していたことは聞いているので、出来ないはずはないのだが……。


 さて、やることは三つある。


 先ずは理科室にあるような人体模型を思い浮かべ、筋肉や骨、臓器や血管の細部まで魔力で包むイメージを持つ。ただしそのほとんどが妄想補完だ。


 二つ目は魔力で包まれている部分の内側中央に、更に魔力を筋のように通して補強し、内側と外側の間は魔力を浸透させてガッチガチにする。そうすることで内側や外側のどこかが崩れても、大したダメージを受けることはない。しかも、本来の柔軟性は保てるという反則に近い状態になる。


 三つ目は魔力を圧縮したストックを重要器官や急所の近くに隣接待機させることで、即時補充&修復と任意での最大強化を施すことが出来る。これにより臓器がやられるといった万が一が無くなり、魔力が尽きない限りは存分に戦える状況になる。


 この三つ全てを完璧に発動することでチートをバグチートに昇華することができる……のだが、一つ目に集中すると二つ目がおろそかになり、逆もまた同じであり上手く成功しない。だが、今はそんなことを気にしている余裕はないし、出来なければ細胞の崩壊で死ぬので……正に死に物狂いで完璧を目指し挑戦する。


「グオオオぉぉぉぉ……うぐっ…………」


 両手を腰辺りに構え、足で踏ん張るかのように必死で内側から溢れようとする《封印されていた魔力》を一箇所に集める。そして集めた状態をキープしながら、身体強化で支えている細胞一つ一つに馴染ませるように浸透させていく。

 そして浸透させた魔力は暴れまわり、細胞を破壊して激痛と呼ぶのも生ぬるいような地獄を与えてくる。


「グッ……がはっ!…あ、ヤベェ。これ…死んだか……な?」


 しかし、破壊されても死ねないのが最強種クオリティだ。破壊されたそばから適応するかのように再生していき、順応し出すと情報共有を行いその速度を増していく。

 しかも順応するだけに飽き足らず、哲学の答えを探すかのように最適化しようとするので、順応した後半の方に再生と破壊が酷くなるという意味不明な状況になる。ただただ残念なのが……それが本能によるものであって自身で制御出来ない所か。


 そして、吐き気を催してしまい、盛大に嘔吐する。


「……ガフッ…ヒュッ……オエエェェぇ……」


 出てきたのはバランスボール大もある血の塊、竜血塊りゅうけつかいという読んだまんまの代物だ。

 この塊は半固体、半液体という瘡蓋かさぶたになる途中の、血の状態と言えば分かりやすいだろうか?そして驚くべきは、人の身体の時に口からこの大きさの物が出てくることだろう。


 最初は普通に液体として出てきて、地面に触れた途端に収束し球状を作る。しかし、不思議なことに弾力があるのに千切ろうと思うとあっさり本体と一部に分かれるところだとか、形や硬さ大きさでさえ想像次第で自由に変化するところなどが「元・自分の血液」なんだなぁと思わせたりする。


 そう、この竜血塊はとある条件下のもとに出来上がる。それは、身体の作り変えや、大抵死にかけた時の急速再生!である。

 この「死にかけた時」が一番重要なのだが、《森羅万象》による説明を簡単に訳すと

『不要・または未完成の血を体外に排出する行為』らしい。

・不要:適応するべく魔改造される身体を支えるため、血を急増したもの(余り物)

・未完成:異常なまでに抗体を多く含み、適応した後も変化することのないもの

 つまり、普段の生命維持活動に必要のないゴミ(?)とでもいうべきものは、体外へ『ぽいっ』するのが手っ取り早いということだ。


 初めての時は全身から血を流しながら作ったもので、ビルとかを壊すときに使いそうな「破壊鉄球」並の大きさになったのは良い思い出だ……と、いっても一年前だが。

 俺が思い出に浸っていると最適化が完全に終わったらしく、カチッとスイッチが入ったような感覚がして身体の深奥から力が溢れ出る。


 先ずは一段落したと溜息を吐き、その後に一度深呼吸をする。そして次の工程のために意識を切り替え、新しくなった身体の感覚を確かめながら体内の細部まで動かすように神経を巡らせる。

 侵食し最適化され終わった身体は未だに溢れ続ける魔力を抑えてくれてはいるが、新しい力は慣れていないため扱い辛く未だ余裕はない。


 身体強化のお陰で極端な細胞破壊を抑えられ、消費され尽くされなかった残りのエネルギーで結晶化を実行しようと思っていると、不意に後ろから声を掛けられる。


「お前さん……身体はもう大丈夫…なのか?」

「……あれ?誰だっけ…」


 俺がボーっと目の前の老人を細目で眺めていると、老人は一瞬ポカンとした後「何言ってんだこいつ?」みたいな呆れ顔をしてこう言った。


「誰も何もあるか。俺はこの工房の持ち主で店主のウォルフ、ウォルフ=トライデントだ!」

「そうなの……か?」


 俺は少し考え聞いたことのない名前だ……。と、思いながら首を横にポテッと倒し、首を傾げる。


「おうよ!」

「てか俺、名前聞いたのこれが初じゃないか?」

「ん?そう言えばそうか。ガッハハッ!まあいいじゃねぇか!」


「そう言うお前さんも自己紹介してねぇな!」


 今更自己紹介するのはなんか恥ずかしいが……。


「俺はフェリオス。誰にも縛られることのない自由って意味だ」

「良い名前だな!」


 そしてウォルフ爺さんは少し笑った後に腰に手を当て「ふんっ」と息を吐き、優しい笑顔を作ったかと思うと「これなら心配しなくても大丈夫そうだな!」と言った。


「俺だって吃驚したんだぜ……。お前さんが勝手に地下の部屋に入ろうとして魔力で何かして守ってくれたのは嬉しいが、急にふらついたかと思うと苦しみだしたんだからよ」


 不安そうな声でそう話した後に、不満顔で続けてこう言う。


「考えてみろ?苦しみだしたお前さんを支えようとしたら急に『死んだか?』とか言い出すんだぞ?」


「その次は大量の吐血ときたもんだ!しかも、常人にはあり得ない血の量を吐きやがって。これで心配するなという方が無理だろ?」


 まあ、確かにそうか。何の説明もなしに目の前の人物が死にかけたらこういう反応になるわな。反応が軽すぎる気もするけど。

 普通こんな光景見たら冒涜的じゃなくてもSAN(精神)値チェック入るわな。混乱せずに普通に会話が成立してることに感謝するべきか。


 そして爺さんは更に不満を全身で表現しながら怒りを込めた声で俺を叱る。


「いいか?ここは俺の庭だ。危ねぇことすんなら一言声掛けやがれ!そんでもってお前さん一人で抱え込むな。俺や他のもん巻き込んでも何とかするぐらいの気概で行かんでどうする!」

「いや、巻き込まれたら普通怒るだろ?」

「当たり前だろうが!」


………


……



 そして一通り叱られた後には身体の状況がかなりまずい状態になっていた。抑えていた魔力は再び身体を内から圧迫し始め、毒されることはなくなったものの臓器の活動が弱まってきてしまっている。早急に対策しないと破裂の未来しかない。


「ウォルフ爺さん。少し状況がまずい」

「ふんっ。上に戻ったら覚悟しておけよ」


 そう言いつつも真剣な表情で案内を促す爺さんを連れて俺は部屋の奥に踏み入る。

さて第五回目に紹介するのは、

『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』の昼熊(ひるくま)先生です!


この小説と出会ったのは転スラを読み終えた少し後ぐらいだったと思います。最初は迷宮に自販機!?と驚き、会話や他諸々はどうなんの?と疑問になり読み始めたのがきっかけです。

毎回の新しい能力取得が気になり過ぎて夜更かしして読んでいたら、学校や生活に寝不足というバッドステータスで苦しめられたのは懐かしい思い出です。


これからの事ですが、就活で忙しい時期になってくるので不定期投稿待った無しみたいな感じになると思います。

まあ、やる気の問題とかMHWとかに邪魔されるんでいつも通りの気長〜な感じで待ってもらえれば良いかな?と。


MHWはのんびりまったりマイペースで進めてて今の時点で《HR14》、名前は《黒犬》でやってます。ツイッターに時々集会エリアの番号出したりするかも?



あとですね、嬉しい事にユニークが一万ニ千人超えました!投稿してない間もアクセス解析見てるとですね、たまに閲覧者数が百人超えるんですよね。投稿してないのに何故か。

まだまだ順次投稿して行くんでよろしくお願いします!

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