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ブスと蔑まれていた主人がなぜか美女になった2





胸に大きな後悔がある。

俺を今も苛む痛み。

どこか甘さを含む、罪悪。


それを得たのはシンが手紙に記した場所に赴いた時。

森の中の寂しい、朽ちかけた館に溜息を吐いた。


やはり俺たちにはこの程度が相応しい。


彼には仲間意識があった。

似た境遇で、同じ苦痛を味わい、それでも血の滲むような努力で自分の居場所を守り続けていた仲間。

あの男が王都を出たという話を聞いて受けた衝撃は、裏切られたという思いもあったのだろう。


けれど、マレビトさまの従者として発ったのだと聞けば納得もできた。

栄華を、名誉を、彼はやっと得たのだと。

それを妬ましいと思うほど、俺はまだ浅ましくはなっていないことに安堵を覚えた。


けれど、噛り付くように縋っていた荘厳な城から離れて、行き着いた先がこの館だ。

目の前の、侘しい住処。

救いもない。


ほんの少しの、胸に抱いていた希望も消えた。

陰鬱な気分で外門の前に立つ。


まるで廃墟のような館に人気は見えない。

出迎えもない。

呼び鈴もない。


仕方なしに勝手に押し開けて、館の玄関までたどり着く。

その間に目にしたのは荒れた庭と、遠目で見るよりもよほど草臥れた外装だけ。


玄関前は申し訳程度に手入れがなされていて、この館に辛うじて生気を吹き込んでいる。

人が、住んでいるのだろう。


ここにも呼び鈴はなかった。

ノックの音も空しく自分の耳に返ってくるだけ。

ドアノブは回る。

鍵はかけられていない。


扉の向こうに人の気配がある。


不用心にも程があると思いながらも、きっと尋ね人などいないに違いないのだから必要もないのだろうとも思い直す。


せめて一言、昔馴染み(シン)に挨拶を伝えなければと無礼を承知で扉を開けた先に、俺の運命はあった。


けれど、俺は自分の運命に、その出会いに気付けるほど敏感でもなく運命論者でもなかった。

ただの、ひねくれた男が一人。


その時に自分のとった行動を思い出すたびに胸の痛みに苛まれる。

後悔、という名の感情だ。


彼女は俺の存在に気付かず、懸命に床の掃除をしていた。


だから間違えた。

よりにもよって、『下働き』と。

実際にそう、呼びかけもした。


この館に、住人などシンと彼女しかいなかったのに。

そんなことを知る由もない俺は彼女にシンの居場所を尋ねた。


この住処でだけ安堵の息を吐ける彼女は、自分の姿を偽ることなく突然俺という闖入者と対峙する羽目になったのだ。

驚いただろう。


咄嗟に顔を見せたくなかった彼女は下を向いたまま俺の質問に答えた。

まるで高位者に顔を見せないように配慮する下働きに相応しい態度で。


言葉の中で彼女は『シン』を呼び捨てにした。

当然だ、彼女にはその権利がある。


けれど、彼女を下働きと誤解している俺にとっては癇に障るだけ。

踏みにじられすぎて無くしたかと思っていたが、ほんの少し俺にも残っていたプライドがぞろ湧き出す。

傷付けられ続けてきただけあって、残ったそれらは過剰に敏感で過剰に攻撃的たった。


ここでも馬鹿にされているのかと、下働きにすら侮られているのかと、まるで我が事のように憤りが噴き出す。

実際に、俺にとっては他人事ではない。

シンへの態度は、すなわち俺への蔑みと同じだ。


神気を纏わない半端者。

貴族でありながら神の寵愛を受けなかった出来損ない。


どちらも、言われ慣れた言葉だ。

俺も、たぶんシンも。

同じ穴の貉というやつである。


「あなた程度に侮られる程、貴族の地位は安くはない」


言葉を振りかざして、権威を主張する。

なんと愚かで、他人の威を借った空しい言葉だろう。

けれど、俺には他に何もない。

こうでもしなければ誰も、俺自身に傅いてなどくれない。


貴族なのに!

そう生まれたはずなのに!


誰もが当たり前に得られるものを、なぜ俺は得られないのか。

こんなにも努力をしている。

あの頭のない男より、あの品のない騎士より、あの口さがない女より、あの怠惰な豚より。

なぜ同じ高貴な血を持つ者として並び立てない?

俺のどこがあいつらに劣っていると?


「顔を上げなさい、と言ったのが聞こえなかったのですか?」


胸に広がる空虚さを押し殺して命じる。


けれど、目の前の女は従わなかった。

イラつく。

自分のプライドを傷つけてまで主張した身分の差すら、通じないのかと。

最早、従わせることに意固地になっていたとしか言いようがない。


嫌がる女の腕を掴んで脅しをかける。


「腕が折れることになりますが?」


頭に血が上っていた、とは言い訳にはならないだろう。

びくりと肩を揺らした彼女はゆっくりと力を抜いた。


やっと観念したのだと口の端が上がる。


けれど、腕の向こう。

現れた顔は、想像していたものではなかった。

何を想像していたのかと言われれば答えられるものではないが、とにかく普通の村娘であるはずのない姿形をしたものがそこにいた。


呆気にとられた、というのが相応しい。

俺は馬鹿みたいに口を開けて彼女を見詰めていたはずだ。


王華と呼ばれる王女より、国一番の踊り子より、誰もが身を持ち崩すとまで言われた娼婦より、美しい完璧な造形の輪郭と絶妙に配置されたパーツ。

黒曜石の様な瞳は水の膜が張って、今にも零れ落ちそうだった。

白い、滑らかな顔の輪郭を際立たせる黒髪が柔らかに揺れる。

直線のない、女性らしい躰。


何もかもが一瞬で目に焼き付いた。


「ごめんなさい」


と、少し色を失った唇から可憐な声が聞こえた。

なにを、謝ると言うのか。

どうして。


遠くからシンの声が聞こえる。

何を言ってる?


よく、わからない。


彼女の腕を掴んでいる手が熱い。

火傷しそうだ。


…腕?


はっとした。

慌てて離す。


なぜ気付かなかった。

村娘だとしても、あまりにもか細い腕。

俺の怪力では本当に力の一つで折れるだろう。


反射的に湧いてくる罪悪感。

誉れ高い騎士を目指す俺としたことが、感情の制御を失って何をした?


せめて誠意を見せるべきだと下げた頭は城で傅くよりよほど重く、顔を上げるのにすら苦労した。


「お気になさらずに」


そよぐ風のように穏やかな声。

彼女は優しかった。

こんな乱暴な男を、簡単に許してくれた。


ユア、と名乗った美しい人は、この国に落ちたマレビトなのだと少しさみしそうに笑う。


俺の知っているマレビトは、城で遠目に見たマレビトさまは、こんな女性ではなかったはずだと混乱して、何が起きているのか教えてくれと懇願する俺にシンは言う。


「目にしたことが真実だ。」


固い決意が宿った目だ。

俺は悟る。

ああ、この友人が得たものは栄華でも名誉でもなく、居場所なのだ、と。


いつも頑なだった友人は、成すべきことを見つけたのだろう。

初めて見た迷いのない目は、ユアさまに負けないくらい美しい。


「どうやってユアさまの防壁を抜けてきたんだ?」

「あれは神気と強欲の持ち主にしか反応しないのよ」


そんなやり取りに目を瞠る。

神気を持ったものを排除する意志の意味は?


ユアさまはここに逃げてきたのだと、俺はやっと気付く。

王子たちの目を欺き、人の欲に飲まれぬように。

城の使いが万が一にも、この館に入ってこられないように。


シンと二人で、静かに暮らしていたユアさま。

姿を偽っていた以上、それが露見しないためにも、リスクを最小限に抑えるためにも、権力と縁を繋ぐわけにはいかないことはわかる。


けれど、置かれた環境に愕然とした。

ユアさまを見る。

うっとりと微笑む彼女に、城で見たような陰鬱さはない。

望んでここにいる。

望んでそうしている。


けれど。

シン、お前は知っているのか。

お前には見えているのか。


身を凍らせるような、真実から目を逸らしてはいないか?

この、静かに終わりに向かっていくだけの未来が、見えているのか?


ユアさまの腕は細い。

細すぎた。


食も細い。

もっと栄養を取らなければと促せば、自分よりよほど働いているシンが得るべきものだと諭される。


これでいいのだと、ユアさまは満足そうに笑う。

このままで、構わないのだと。


その笑みは透き通っていて、俺は焦燥に心を苛まれた。

なんだ、この感情は。

湧いて止めどない、痛みをもたらす心。


儚いというに相応しい、いまにも溶けて消えそうな頼りない姿に胸を掻き毟られる。

目を離せばそのまま永遠の眠りについてしまうのではないかと、不安が俺を浸食していく。


これでいいと?

彼女が良いというから、それが許されると?


良いわけがない。

こんなこと、許されるわけがない。


朽ちることを受け入れた透明な魂が、俺の心臓を掴みあげる。

奮起せよと、失くしてはならぬと、俺をがなる。


シンは俺を見た。

きっと真実に気付いて悲痛な表情を見せている俺に。


「…だからお前に助けを求めたんだ」


助けてくれと、シンが言う。


少しの間でいい、現状を打開する術を見つけるまででいい。

どうかユアさまの傍で彼女を守ってくれと。


そうだ、会ったばかりの俺がこんなにも心揺さぶられているのだ、ずっとそばにいたシンはきっとその比ではない。

八方塞の中必死で足掻いて、ここまで食い繋いできたのだろう。

失う恐怖に怯えながら、守りきれない自分の無力感を噛みしめながら、歯を食いしばって抗ってきたに違いない。


「俺一人で出来る事は、最後までユアさまのお傍に居ることくらいしかない」


もしも本当に、どうにもならずに、避けられない最後をユアさまが迎えるとしたら、シンは寄り添い共に眠るのだろう。


だけど、シンは足掻くことを諦めてはいない。


「一人でできないなら、誰かに助力を願おうと思ってな」


いつか、王都でがむしゃらに、頑なに、誇りを盾に努力を剣に、人を遠ざけていた男の台詞かと思うと可笑しくなった。


蔑みの中、そうせざるを得なくて俺たちは剣を取った。

身を守るために、心を守るために。

触れるもの全てを拒絶して、差し伸べられる手に真実はないと、何度裏切られたと思っているのかと、もう騙されはしないと。

あの差し伸べられた手に本当に一つも善意がなかったのかと言われれば、振り払った後の俺たちに確かめるすべはない。

そしてその行動は今も正しかったと思っている。

シンも、そう思っていると、思っていた。


けれど、今、シンは自分の宝玉を預ける相手を選んでいる。

他人の善意を、今さら信じようというのだ。


「誇りより、大切なものができた」


それを失わないためなら何でもすると、シンは自分の手を握り込む。


死なせたくないのだと、その一心で俺に手紙を書いたのか。


もはや、諾と、返す以外に言葉はない。


シンは館を出て行った。

きっと今頃、死に物狂いで走っているだろう。

あの男は、身体能力だけで言うなら、国でもトップクラスだ。

森深い場所でもそうそう遅れは取らないはずだ。


それでもユアさまは、シンの無事を祈っている。

自分の為に無理はしなくていいと、本気で思っている。


祈る手には肘までを覆う手袋。

昨日はしていなかったそれは、どこから探し出してきたのか、少しほつれが見えた。

そのまま捨てられてもおかしくない、古ぼけたデザインの手袋を、それでも着けるのは。


知っています、優しい人。


手首には、くっきりと浮き上がった鬱血の痕があること。

俺に見せないために、必死に隠していること。


俺のせいですね?

俺の、この力のせいですね。

制御は出来ているはずだったのに、常人になら痛みすら残らない脅しだったのに。

ほんの少しの力でも、彼女を壊すには十分なのだと知って、俺はぞっとした。


罪悪感が俺を縛る。

ユアさまを目で追いかけるのは、そのせい。

だから、せめてここに居る間()()でも、この儚く美しく優しいひとに尽くそうと思った。


俺は王都に帰るのだ。


遠い空を見上げる。

郷愁はない、けれど向かう強烈な感情がある。


美しい白と赤の都。

誰もが見上げる建物がある。

神に愛された血を引く者たちが住まう城。


俺はまだこのちっぽけなプライドを捨てられない。

まだ、もがいていたい。

やっと掴み取った自分の居場所を失いたくはない。

神気を纏わない人々の希望でありたい。

高みを見ることを、諦めてはいない。


だから、帰る。

帰るのだ。

帰らなければ。


ユアさまが無理をする度に心は締め付けられるけど、ユアさまが笑うたびにそれはシンの役目だと言い聞かせる。


「…ユタさんはとても力がお強いのですね」


俺は肝心なことを忘れていた。

ユアさまの目があまりにもまっすぐに俺を見るから、自分が化け物なのだと忘れていたらしい。


そのことに気付かされた日、目を円くして、驚きに言葉を零すユアさまがこの異常な力のことを知らなかったのだと悟った。


ああ、そうだ。

俺は神気を纏う代わりに異常な力を授かった。

それは周囲の嘲りと、侮蔑と、蔑みを掻きたてる。


ああ、そうか。

ユアさま、あなたが俺をまっすぐに見るのは、知らなかったからだったのですね。


諦めと、落胆。

だけど少し、嬉しくも思っていた。


何も知らずに俺を慮ってくれていたのか、と。

あの手袋は今も彼女の手を覆っている。

俺の暴力的な力に配慮したのではなく、ただ人として、傷付かなくていいと、俺を(・・)心配してくれたのだ。


まっすぐに俺を見る、夜に輝く星々を宿した、この世に唯一の瞳。

吸い込まれそうだ。


その瞳が曇るのを見たくない。

恐怖する感情を見たくない。

隔意は慣れたと思っていたが、どうにも見ていられなくて目を逸らす。


「気持ちが悪いですか?不気味ですか?」


口が勝手にそんなことを言う。

言われると傷付くから先に言う。

牽制を以って、関係の変化を受け入れる準備を。


だから答えは聞かない。

要らない。


「魔法を使うでもなく、異常な力を発揮するこの身は、不気味がられて当然ですが」


自嘲が漏れないように、なんでもないことのように、当たり前のように。

そう聞こえましたか、ユアさま。

強がりはばれていませんか。


「神術を使えぬ身には、過ぎた、いえ、呪われた力です」


生まれた時から呪いを受けていた。

どんな罪深い前世を巡ったのかと、覚えてもいない生を揶揄される。

覚えていないから、否定も出来ない。


蔑みは天に近い人ほど深い。

神に背いた故に神の加護を得られないのだと、その目が雄弁に語る。


最も神に近いとされるマレビトさまならば、俺の傍で息をするのも苦痛なほどかもしれない。


けれど、殊更明るい声が聞こえて、俺は思わず怯えて逸らしていた目をユアさまに向けてしまった。


「ユタさんったら一体何を言うのかと」


面白くて笑ってしまったと、変わらずにまっすぐに俺を見てユアさまは答えた。

今までと同じ、真実を知る前と同じ。

なぜ?

神に近いあなたが、神に背いたかもしれない俺を、そんな目で見るのか。


「すてきな『贈り物(ギフト)』だと思うけど?」


ユアさまはこの異常な力をそう表現にした。


「…贈り物(ギフト)?」


思わず口の中で繰り返す。

じんわりと広がる熱は、心を陶然とさせた。


「神術を使う人がいて、使えない人がいて、それ以外に何かを出来るひとがいる。なら、そんなの個性のうちじゃない」


聞いたことがない。

言ってもらったこともない。


恐れられたことはある、けれど褒められたことはない。


「羨ましいわ。だって、ひとより出来る事が多いってことでしょう?」


背徳の証でもなく、罪悪の枷でもなく、人生を豊かにするための、それは神の愛だと。


ねえ?

と、ユアさまが俺を覗き込んで笑った。


「人って、なんで群れるのかしら?」


寂しい森の奥で、シンと二人、閉じた世界にいるユアさまがそんなことを問う。

村を作り、街を作り、国を作り。

人はなぜ、集まるのか。


突然の新論と唐突な質問に俺は情けなくも目を瞬かせるだけ。

ユアさまは焦らしはしなかった。


「きっと個性があるからだと思うわ。誰かが出来ないことを誰かが出来て。一人で出来ないことをみんなでする」


それが人間という生き物なのではないか。

誰もが同じことを出来る世界に未来はあるのか?

ユアさまは俺に再度問う。


「ね?違うことには大きな価値があると思わない?」


他の誰とも違う、けれど大きな力を持つあなた。

あなたはきっと特別なひと。


「だから、やっぱり素敵な贈り物(ギフト)だわ」


ああ、ユアさま。

ユアさま、ユアさま。


いま、風が吹きました。


生まれた時から溜めてきた澱を吹き飛ばすような、強烈な風です。

でも、俺を傷つけない優しい風です。


空を見ても、もう焦燥に駆られたりはしない。

あの都が遠く手の届かない場所へ消えて行く。

帰らなければと、思う心は風と共に塵となって浚われていった。

惜しいとは思わないのです。

もはや、心の向かう場所は一つになった。


ユアさま。


あなたほど美しい人を知らない。

俺はたぶん、女神に出会った。


シンがあなたの剣ならば、俺があなたの盾になる。


「ユアさま」


その手を取って、大きすぎる手袋を外す。

唐突な俺の行動に戸惑ってなすがままになっていたユアさまが、自分の手首に表れた紫に染まった指の痕にしまったと顔色を変える。


いいのです。

気にしないで、いいのです。


だって、俺は傷付きたいのです。

俺はあなたに心配されるような人間ではないのだから。


「ユタ・イシュルートは、ここに生涯の忠誠を誓います。」


その痣に口づける。


俺が付けたこの痕が、消えなければいいと。

心の隅にでも思ってしまう、やはり俺は罪深い人間なのでしょう。






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