表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/52

第18話:QSLカードと文化祭準備

8月下旬 ― 夏休みの部室


フィールドディコンテストの提出ログから数週間。

クラブ宛に、各局から交信の証「QSLカード」が届き始めていた。


机に広げられたカラフルなカードの数々。北海道、九州、海外からの転送分まで。


> 彩鼓「見てよこれ!函館山からの移動局だって!」

真宵「へぇ、イラスト入りでかわいいなぁ」

華「こんなに色んな人とつながってたんだ……」

澄佳「これ、文化祭で展示すれば目立つわね」




文化祭まで残り1か月。展示テーマは「電波でつながる世界」に決まった。



---


QSLカードデザイン会議


ハム部オリジナルのQSLカードを作ろう!と盛り上がる4人。

白紙の台紙を前に、デザインを出し合う。


> 彩鼓「せっかくだから校舎の写真入れたい」

真宵「でも著作権とか肖像権とか面倒よ。オリジナルの方が無難」

澄佳「月潟財閥のデザイナーに頼めば――」

華「だ、ダメ!部活のものだから、自分たちで考えないと!」




みんなの視線が華に集まる。


> 彩鼓「……言うじゃん。じゃあ華、アイデア出してみて?」

華「えっと……新潟のシンボルって朱鷺でしょ?電波を背に飛ぶ朱鷺の絵とか……」

真宵「それいい!」




その場でスケッチブックに朱鷺を描く真宵。

シンプルだけど爽やかなイメージが広がった。



---


文化祭展示の工夫


QSLカードのパネル展示


世界地図に交信先をピンで表示


無線機の実機展示(実際の送受信は不可なのでデモ映像を流す)


フィールドディの写真とログ帳を冊子にまとめる



> 彩鼓「これなら一般の人にもわかりやすいよね」

華「無線って難しそうって思われがちだけど、こうやって“見える化”すれば楽しい」

澄佳「屋台的に“ポッポ焼き”でも焼けば人も来るわ」

真宵「それは食品衛生的にアウト」





---


小さな衝突


顧問の青山先生が部室に顔を出す。


> 青山「文化祭展示は『学術性』が重視されるからな。“かわいい”だけじゃなく“科学部らしさ”も忘れるなよ」




この言葉に彩鼓がむっとする。


> 彩鼓「学術性って……でも楽しくなきゃ誰も見ないでしょ!」




真宵が仲裁に入る。


> 真宵「両立すればいいんだよ。QSLカードは入り口。奥に技術解説コーナーを作れば」

華「私が“初めての無線”って体験談書く!それなら私にもできるし!」




青山先生も微笑みながら頷いた。



---


エピローグ


夕暮れの部室で、完成したQSLカードのデザインを見つめる4人。

朱鷺の翼の先から、青い電波の波紋が広がっていくデザイン。


> 彩鼓「いいじゃん。華のアイデアが一番光ってる」

華「え、わ、私の……?」

澄佳「これは文化祭、期待できるわね」

真宵「さぁ、次は印刷代をどうするか……」

全員「そこかー!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ