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さよなら
ハロー。
まずはこの言葉を君達に送りたい。
それが来ないように願いを込めて。
呪文のように繰り返す。
それは時に劇的で、時には何の前触れもなくやってくる。
どんなに嫌っても、どんなに遠ざけても、絶対にやってきた。
それはきっと僕の事が好きなんだ。
僕のことを恋人のように、我が子のように愛しているんだ。
でも僕はそれが嫌い。
それが来るたびに胸が張り裂けそうになるくらい苦しくなる。
でもそれは僕の意志に関係なくやってくるんだ。
だけど今回はそれが来ないように頑張る、努力する。
手放したくないから。
一人でも多くの人に、こんな僕の下らなくて、ダサくて、恥ずかしい人生を知ってもらいたいから。
こんな何も持ってない僕だけど、生きた証くらいは欲しかったんだ。
だから願う。
今回の”ハロー”に、”さよなら”がこないことを。
ハロー、揶揄と申します。
定期的に更新していくつもりです。
よろしくお願いします。