僕の見ている世界は全て本当の僕が存在する世界だった!
『僕の今見ている景色も見ている人たちも何もかも全て本物の世界
だと僕は知っている。』
それにこの世界は、何十にも重なっていて全ての世界に僕と言う存在がある!
▽
その場所に、僕が行けばどの世界でも瞬間的に僕が存在して生活する事が出来る。
それぞれに僕の別の人生があるのだ!
ただ、あらゆる世界に僕と言う存在がはじめからいて、入れ替わるように
僕になる!
僕の名前は 『高岡 すすむ』 29歳、プログラマーだ!
そもそも、いろんな世界に僕という存在があるのだが、どの僕も僕だ!
だから、どの世界の僕が【本当の僕】と言う事はない!
【どの世界の僕も本物だからだ!】
▼
だから、毎日何処の世界に飛ばされるのか、、、?
【ロシアンルーレットのように自動的に決められる!】
『ただ自分では、選択出来ない!』
昨日の僕は、芸術家で個展に出す作品を作っていた。
大きなモノから小さなモノまで、様々な作品を、、、。
僕の作品は多くの人たちから評価されていた!
【なんて! 素晴しい作品なんだ!】
【こんな作品は、今まで見たことがない!】
【まさに芸術だ! 素晴しい!!!】
僕は、にこにこしながら見ていた。
今日の僕は、駅員さんでしかも昔の駅員なのか、、、?
一人一人の切符を切っている。
制服もちょっとレトロな感じを受ける。
そう言えば、、、?
ここにいる人たちも、男性は長髪でズボンの先が広がっていて、、、。
体にフィットしている。
女性もミニスカートに今どきと言えば今どきのような服にも見えるけど、、、?
見た目は、70年代風だった!
そこでは、携帯もなく音楽はラジカセでカセットテープで音楽を楽しんでいる。
▽
そんな時だった! 一人の女性が僕に話しかけてきた。
『あなたは、何処から来たの、、、?』
『えぇ!?』
僕はビックリした!
こんな風に言われたのが初めてだったからだ...。
『キミこそ! 何処から来たの? 他の人と違う格好だし!』
『...私は、気がつけばここに、、、!』
『僕もだよ! 明日になったら僕も何処に飛ばされるかわからない!』
『えぇ!? そうなの? 私と一緒ね!』
『初めてだよ! 僕と同じように感じている人が他にもいたなんて、、、!』
『...私も。』
僕は駅員の仕事をもう一人に任せて彼女と話をすることにした。
『ごめん、ちょっと調子が悪いから...後任せてもいいかな?』
『あぁ、いいよ! 今日はそんなに忙しくないからな!』
『ありがとう!』
『先の女の子だろう、、、? あの子と会うのか?』
『あぁ、まぁ、、、そんなところだよ!』
『内緒にしててやるよ~!』
『本当にありがとう!』
▼
僕は彼女と話をする為に、、、【喫茶店】に入る。
レトロな昭和の香りが漂ってきそうな、、、そんな喫茶店だった。
『キミは、何時から気づいたの、、、?』
『2年前よ! ある時突然! 記憶を思い出したように気づいたの!』
『僕は6年前だ! 目が覚める感じで気づいたんだよ。』
『他にもいるのかな? 私たちみたいに気づく人たちが、、、?』
『どうだろうね? 僕は6年前からだけど、、、? キミが初めてだからな!』
『あぁ、ごめんなさい! 自己紹介してなかったわね! 私の名前は奈々絵よ!
紀の川奈々絵26歳で看護婦よ。』
『僕の名前は高岡 すすむ29歳、プログラマーだ!』
『これから先も、ずっとこんな感じなのかな、、、?』
『どうも、、、? 自分で変える事は出来ないみたいだ! 何故、こうなって
いるのかもわからないしね! でも、奈々絵ちゃんがいて良かったよ!』
『私もそうよ! すすむ君。』
『次は、いつ会えるかな、、、?』
『どうかな? でも、また会えると思うわ!』
『そうだね!』
そう言って、、、彼女とは分かれた。
▽
僕も奈々絵ちゃんも、無限ループにハマってるのかもしれない、、、!?
抜け出すことが出来ない無限のループだ!
ただ、僕と奈々絵ちゃんのように他の人たちは何も知らない!
それだけが、救いなのかもしれにないと感じる...。
『すすむ君、また会えたね!』
『ずっと会いたかったよ! 奈々絵ちゃん!』
最後までお読みいただきありがとうございます。




