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最強魔法師の隠遁計画  作者: イズシロ
第4章 「7カ国親善魔法大会」
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踊り人形の舞踏~オルケーシス~



 初日を迎え、イベリス国内競技場から西に位置するホテルがある。

 競技場を囲むように7箇所に点在するホテルの所有は各々の国だ。時間帯にして21時を回った頃だろうか。十分過ぎる広さの一室には30人の選手たちが介し、口々に議論を展開していた。


「警戒すべきはアルファではない。総合ポイントでもイベリスの追随は早急に手を打つべきだろ」

「それは事前の調査で除外したじゃない。イベリスの第4魔法学院は予想外に勝ち進んだけど、2回戦目以降は数を減らすはず。それよりも確実に駒を進めてくるのは第2よ」


 目先の結果に動揺しているのだろうか、声を荒げた男子生徒を同学年であり、このチームのリーダーを務める女生徒が出鼻を挫くために弁舌を振るった。彼以外にも同じような意見は多いためだ。

 彼らは一様に……いや、この場にいる全員がルサールカに優勝の報告をするために同じ方向に向いているからの意見でもあるのだが。

 かれこれこんな話し合いが2時間も続いていた。総合ポイントで現在1位とは言え、油断できる差はない。それどころか明日抜かれている可能性だって十分考えられる。


「それにしてもアルファの1年生が9名勝ち残るなんて予想外だわ」


 爪を噛むほど、これは手痛いミスだと雄弁に語る。これもすでに一度や二度の事ではなく彼女の爪はギザギザになっていた。


「先を見越せば、1年の枠を持ってかれるわね。系統対策を後回しにしたのが裏目にでたわ」


 しかし、この展開を誰が予想できたか、なじるような声は上がらない。

 すでに勝つための試算は出ているのだが、可能性的にかなり苦しいと言わざるを得ない。3年生は少なくとも2枠が本戦、優勝も有り得るのだが、2年生の部には前回覇者のフェリネラ・ソカレントがいる。当然のように対策はしてきたが、ぶつけるにしてもある意味で賭けだ。勝算は半分以下――それも2年生内の実力者を投入しなければならない。

 問題はアルファの1年生だろう。


「瞬殺が二人、実力のほどはわからなかったが、最初に5秒という過去最速の記録を作ったアルス・レーギンはAWRすら抜いてません。正直何をしたのか……」

「早めに潰す方向で動くか?」

「それはやめた方がいいでしょう」


 臆病風に吹かれたと眉を潜めながら指示を待つ男子生徒。

 しかし女生徒は臆することなく最初に情報収集してきた選手に続きを促す。


「5秒とは言いましたが、実際は開始直後です。対戦相手が倒れたのが2秒後、審議に掛かった時間のほうが長いのですよ」

「――――!!」

「そういうわけです。最高貨のチップを張るにはリスクが高いんですよ」

「じゃ、どうする?」


 一斉にリーダーである女生徒へと視線が集中する。

 すぐに答えを出すには情報が足りなさ過ぎるのだ。連覇を狙うルサールカは今年も優勝するだけの生徒が揃っているはずだ。黄金時代を抜きに考えれば単純な戦闘能力だけは歴代でも最強と謳われるほどに。


 例年通りならば警戒すべきはイベリスの第4魔法学院のはずだった。だというのに選考会直前にアルファの第2魔法学院に警戒すべしと人伝ではあったが御達しが降りた。

 調査目標としてアルファの入学者を洗ってみると、確かに貴族でも上位に位置する娘が入学したという情報を得たが結局はその程度だった。

 だから、怠ったわけではないが、イベリスなど他国にも諜報の手を伸ばした結果、アルファの優先順位が下がったということだ。

 無論、対策を講じない彼女ではない。これでも3年間主席という優等生なのだから。

 フェリネラに対する対策は万全を期した――学生に出来る範囲内で――それでも戦闘ともなると勝算は薄い。本来ならば彼女は好き勝手動かせてアルファの保有枠を削ったほうが即物的だろうと考えていた。

 彼女の魔物を想定した戦闘スタイルならばどうにかなったかもしれない。去年の決勝戦を見た者ならばわかるはずだ。フェリネラ・ソカレントという女は誰が見ても対人特化なのだ。特に一対一だと彼女の実力は最大限発揮される。

 そんなことを考えても詮無いことだとわかってはいるのだが。

 脳内で今後の展開を今まで集めた情報を元に組み立てる。2分ほどの静寂の後、リーダーである彼女はため息を吐きたい気持ちで目を開いた。さすがにリーダーとしての矜持から情けない姿を晒さずに済ませたといったところか。


「やはりアルファを何とかしなくてはいけませんね。唯一の救いはアルファの3年生が壊滅的だと言うこと。これが我が校と同数の勝利を収めていれば現段階で手遅れになったかもしれません」


 だいぶ先まで想定した現在、今ならばどうにかできるという判断だ。まだ間に合うはず、1年生には彼がいるのだから。


(彼が決勝まで進んでくれれば……いや、いらない心配ね)


 女生徒の視線が一人の男子生徒へと向けられた。それに釣られるように全生徒が一人へと視線を彷徨わせることなく射抜く。


「アルファの第2魔法学院が今後どういう動きをすると思う? フィリリック」


 フィリリックと呼ばれた生徒は一人壁際で腕を組み、考えに耽っていた。


「フィリリック?」

「へ!?」


 自分の名前が上がったが、「なんでしたっけ?」という顔だ。そんな一人参加していないような彼だがこの場で叱責の声はない。それは彼の順位が原因であり、ルサールカのシングル魔法師に顔が利くことも理由の一つだ。

 しかし、最もな理由は彼の柔和な顔に怒る気を無くさせるからだろう。無邪気とも取れるが彼の戦闘中の狂人じみた豹変を目にして肝を冷やす者もいるほどだ。

 最もそれ以外では紳士的な気質なのだが。

 見え隠れする赤みの掛かった髪が目を覆い隠すため、正確に表情を窺い知ることができない。


「だから、アルファの動きよ」

「アルファですか、確実にうちを潰しにかかってきてますね」


 そう言われれば瞬殺を受けたのは第1の選手だ。しかし、そこまで断言するということは1年生で最も強い選手を当ててきているということになる。

 フィリリックは確信を持っているような口調だ。リーダーである自分に何かを隠しているのは間違いない。現状彼から引き出すことは不可能だが、学院の不利益になるようなことをしないことだけはわかっているので言及はしない。

 その根拠は? とは口に出さなかった。

 だから率直に。


「勝てる?」


 その問いにフィリリックは不敵な笑み湛えたものの、返答は曖昧なものだ。


「どうでしょうね。ですが戦ってみたいです」


 この場にいる他の選手は聞き間違いだと一瞬どよめいた。1年生にして400位代の彼が負けるとは思えなかった。謙遜するような質ではないので本音なのだろうか。

 ある選手は真摯に受け止め頬を引き攣らせ、ある選手はアルスという選手を見たことがないため予想がつかないのだろうと解釈した。

 というのも彼らはフィリリックの実力を400位代は優に超えると見ていたからだ。


 フィリリックはジャンから口止めされているために大っぴらに言えない口惜しさがある。アルス・レーギンが魔法師最強の1位だということを。

 無論、それに対しての対策を講じるようにも言われリーダーにジャンからの言伝を伝えたのだが、どうしても情報不足で良案が立てられなかったのだ。


(ジャン様よりも強い魔法師なんているはずがない。ましてや同じ歳だと言うし、眉唾にしても酷い話だ)


 シングルの実力はあるのかもしれない。しかし1位という位階を彼は許せなかった。年齢から見てありえない。


(アルファがどんな手を使ったのか知らないけど……)


 手も足もでないとは思えなかった。3桁魔法師に苦戦する姿を見せることができれば、これまでの訓練の成果を喜んでもらえる上に正当な順位を再考するきっかけになるかもしれない。


 前情報ではジャンの知人ということだが、それ以上のことは教えてくれなかったのだ。



 フィリリックは一部の貧困層での暮らしを余儀なくされていた所をジャンに見出されたのだ。ルサールカでは貴族が多く、私利私欲のために肥えた屑が多い。そのため格差社会に歯止めが利かなくなり、明確に貧しい者が出て来たのだ。無論少数派ではあり、近年救済措置として国が仮住まいに仕事を斡旋するという試みが行われている。

 それでも早々に解決する問題はない。そんな施策が行われ始めた時、盗みでその日暮らしをしていたフィリリックとジャンは出会った。

 本来魔法師の素質を見出すのは長期的な訓練ののち判明するものだ。そうでないならば魔法の行使によって直に見ることで魔法師としての適性を計る。

 そうフィリリックが盗人として生きてこれたのは魔法を行使していたからだ。治安は良く、盗人がやっていける時代はとうに過ぎた。そんな中で捕まらなかったのはひとえに魔法のおかげだった。

 なんの巡り合わせか、偶然貧困層の視察に赴いていたジャンが彼と出会ったのはまさに犯行現場だ。

 フィリリックは見つかっても絶対に逃げ延びれるという自負を抱いていていた。それが容易く捕縛されたと気付いた頃には魔法を使う間もなく地べたに頬を擦り寄せていた状態だった。

 その後は天涯孤独ということもあり、質問されたことに答えては頷くだけ。牢屋にぶち込まれるのだろうと予想できたが、実際は違った。更生プログラムなるものを受け、一般教養を学び、それが終わると魔法に関する基礎知識を叩きこまれる。

 こうして魔法の素質が芽生えた時、ジャンの部屋に呼ばれた。軍でも高い階級の人しかいないのはすぐにわかったほどには知識も身に付いていた。

 今までの疑問、何故自分は数年の牢屋暮らしではないのか。普通の人と同じように食事が取れ、睡眠も真っ白いシーツが敷かれたベッドの上、この謎が解けた時、フィリリックはジャンに殴りかかった。

 同情された、施しを受けた、そういった感情だったのかもしれない。


 ジャンは一発だけ殴られてやると穏やかに告げた「お前には力がある。だが使い方を知らなければ意味を成さない力だ。誰がその力をくれたと思う?」これにフィリリックは「神様」と答え、拳骨を貰ったものだ。

「お前の母から授かったものだ。ならば正しいことに使う努力をしてみたらどうだ?」

「お母さんの顔なんて一度も見たことがない」

「だから何だって言うんだ。フィリリック、お前がいるんだからそれでいいじゃないか?」

「でも、正しいことなんてわからない」

「それでいいと思うぞ。俺は魔物を倒すことが正しいと思っているけど、全ての人に共通するわけじゃないと思っているしな。お前が魔法を学び、力の使い方を身に付けた時に正しいと思うことをすればいい」

「犯罪でも?」

「犯罪でもだ。そのときは俺がまた掴まえるけどな」


 こうしてフィリリックはジャンの観察保護の元、魔法学院に入学をする。

 

 学院以外でもジャンの仕事を少しではあるが手伝えるようになり、月に2・3回程度の訓練も付けて貰っている。ひらひらとかわされ、叩きのめされる訓練も数年が経つ頃にはジャンという男を目標に据えがむしゃらに走ってきた。


 だからこそ思う――確信するのだ。

 魔法師としても武人としてもあれほどの強者が他にいるはずがないと。

 走馬灯が如く思い起こされる追想。辛い訓練の日々は勝利で証明する――たとえ1位だろうとも。早めに知れてよかったとフィリリックはほくそ笑む。


「どうします先輩。早めに叩いとかないと取り返しのつかないことになるのではありませんか?」


 女生徒の内心を読み取ったようにしたり顔で選択を突き付ける。

 このチームを纏めるリーダーという立場を考えれば慎重にならざるを得ない。仮に彼女がリーダーでなければ打って出るべきだと提案しただろう。

 それでは済まないのが彼女の立場だ。ルサールカを優勝に導くためならばこの場で先方の頭を潰す。そうすればルサールカにも2枠を本戦へと進ませることが可能だろう。しかし、この場で考えるべきはデメリットだ、そして大会において優勝国に対する賞品としていくつかある内の一つとして交易優遇措置などがある。無論準優勝までその恩恵に預かることができるがパーセンテージで言えば見劣りするだろう。

 ではここで勝負に出て万が一にも敗北した場合、ルサールカの1年生保有枠は本戦に進める可能性が一桁台まで落ち込む。これもアルファがルサールカを積極的に狙っているためだ。

 そうなった場合の総合ポイントは大きな開きができる。その後のモチベーションなども考慮すると準優勝すら危ういという結論に至った。


「で、どうするんです先輩」


 個人では彼に出て貰って早々に決着を付けたい所だ、本来彼女は辛抱強い性格ではないのだから。

 意を決して口を開く。これは個人ではなく学院代表としての決断だと。



 ♢ ♢ ♢



「なんであれだけ実力差があって苦戦してるんだよ」

「しょうがなかったのよ。防がれるし」


 アルスたちは選手用の観戦席にいた。競技場内にあるため、試合場に近いのは良いのだが、高低差がほとんどなく見づらいのだ。

 これだったら立ち見でも傍までいったほうが良いと思うのだが、あの人ごみの中に突っ込む気にはなれない。


「魔力量だってそこそこあるんだ。出し惜しみしたお前が悪い」


 テスフィアは渋面を作り、反論できないでいた。結果的に見れば魔力の消費量も最初から大技を使っていた方がよっぽど安く済んだはずなのだ。

 2回戦目の相手は難なく勝利することができたのだが、3回戦目の相手が経験のないタイプだったこともあり、戦術の組み立て方がわからなかったことが原因だろう。

 防御系の魔法を得意とする女生徒で、シエルのような土系統の魔法師だった。厄介だったのは徹して防戦に回られたことだ。土塊の壁が次から次へと生えては進行を妨げる。

 テスフィアの所有魔法は基本的に標的における追尾型のものではなく、進行上に障害物があればそこで効果が発揮されてしまうため、フリーズも壁を凍らせるだけで終わる。

 接近なんてもってのほかだ。量産された壁に阻まれるし、近寄っても壁を割り込ませてくる。

 そうこうしている内に迷路のようになった試合場の一部分が泥濘化している場所に誘い込まれた。粘度が高く完全に足を取られた状態に肝を冷やしたテスフィアは足元を氷漬けにし強引に引き抜くと最大火力でアイシクル・ソードを2本生み出す。

 後は完全に力技だ。壁の防護を容易く貫通し、高を括っていた相手目掛け一直線に貫いた。

 勝つにはかったが、素直に喜べない未熟さをテスフィア自身痛感している。


「さすがにシエルとは違うな、とは言え、土系統の1年ならば定石だろう。攻性魔法が少ないから相手も戦法としては悪くなかった」


 シエルが攻撃に転じれる分、アルスもここまで徹底した防御に回るとは予想もしなかったのだ。

 言ってしまえば予想外ではあるが、最初からこの程度を警戒するのも時間が惜しい。まして1年生同士なのだから、防御系の魔法が豊富なはずもなく脅威にはならないと踏んだため、訓練にも取り入れなかった。

 本音を言えばもう少し頭を使った戦い方をして欲しいものだ。

 例えば防御系魔法を極めたとされるクレビディートの4位、ファノン・トルーパーほどともなれば鉄壁の守りを維持しつつ、攻勢にいつでも転じられるのだろう。障壁には迎撃障壁もあるし、障壁と言えど捕縛にも応用できるため、周到に戦略を……アルスは大まかに戦略を考える。


(もしくは火力に物を言わせるか、だな)

 

 ついでに残りの――アルスを含めた――三人は3回戦目を勝利で終えている。

 現在は1年の部が終わり徐々に2年生が集まりだしていた。本来ならばアルスたちも情報収集に出なければならないのだが、さすがに二日目、敗者も増えて人数的な余裕があるため一ブロックに張り付いているのだ。無論許可は貰っている。


 今、試合場にフェリネラが入って行った。

 そう、お目当てはフェリネラの試合なのだ。テスフィアの懇願というほど大袈裟なものでもないのだが、希望により試合を観戦する運びになった。アルスは単にすることがないため付き合っているだけで、そうなると当然ロキも同席する。

 まぁ、勝ち残った選手の言葉ならではの効力なのだろう。

 空席がある中、横一列での観戦だ、横に視線を移せば自分の試合を忘れたようにテスフィアの目が爛々と輝いている。開始時間を映し出したスクリーンを今か今かと凝視していた。


 対戦相手はルサールカの第1魔法学院、作戦通りにアルファは確実にルサールカを排除する組み合わせだ。


「フェリの試合なら訓練でいつも見ていただろう。なんで今更……応援の必要も無いと思うが」

「あれは相手があんただから、訓練も凄いけどやっぱり試合のフェリ先輩は圧倒的なの!」


 アルスは小首を傾げる。話を聞けば応援でもないと言う。確かに自分も真剣な戦闘では思考を切り替えるが。


「私もフィアの土産話でしか、聞いたことないんだけど凄いらしいよ。なんだっけ、前回優勝したときにフェリ先輩が呼ばれたって言う……」

「【操り人形の舞踏オルケーシス】よ! フェリ先輩はそう呼ばれるのが嫌いらしいから学院で呼ぶ人はいないけど、たぶん大会を見ていた人たちはこっちの方がしっくりくるんじゃないかしら」

「お前は去年見に来てたのか」


 首肯が返ってくる。さすがに世界が注目するため、魔法師を目指す者にとっては憧れの舞台でもあるのだから珍しいことではないのかもしれない。

 まぁ、貴族ということもあり、席を確保できないということもないだろう。

 すぐにテスフィアと反対側に座るロキが当然の疑問を割り込ませる。


「オルケーシスとはなんです?」

「対戦相手が踊るのよ。見てればわかると思うわよ」


 ロキだけでなく、アルスもそんな魔法あったか? と知識を洗ってみるがそんな単純な了見であるはずがないため、結局はわからなかった。探知魔法師の一部には精神に干渉できる魔法師もいるし、闇系統の魔法師は幻惑効果のある魔法が存在する。しかし、そのどちらもフェリネラには当てはまらない。

 誇らしげに含ませた言葉に眉を顰めるが、ここで「教えてくれ」とか言えば調子に乗りそうだな。

 どの道、これから披露してくれるかはわからないが、大会中にはわかるだろう。

 多少なりとも好奇心を刺激されたアルスは視線を試合場に移した。




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