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最強魔法師の隠遁計画  作者: イズシロ
第3章 「選ばれる者」
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打つ手

 元首に官邸なるものはない。これを官邸と呼べるかと言う問題だが。

 つまるところ、元首という呼称よりも王のほうがしっくりくるというのが大多数だろう。

 場所は富裕層を抜けた先、最もバベルの塔に近いとされる。当然転移門からは座標コードでしか転移することができないため、おいそれと誰もが来れる場所ではない。

 周囲数kmを鉄柵が囲み、その最奥部にそれはある。警備は治安軍の部隊、その中には高位魔法師も複数含まれた。

 時代錯誤してしまいそうなほどの荘厳華麗で畏怖すら抱かせる広大な宮殿。

 いくつもの巨大な支柱が支える大回廊。そこから漏れ出る煌びやかな光は毎夜舞踏会でも開かれているかのようだ。


 壁面にはフレスコ画。

 等間隔に天井からぶら下がるシャンデリア。肖像画に装飾過多な鎧。宝石が散りばめられた剣。

 贅の限りを尽くしたというには聞き捨てならない噂もあったりする。この宮殿には見たこともないような巨大な宝物庫が地下にあるとかないとか。

 しかし、それを知る者は極僅か。

 まさに王宮とよべるだろう。

 しかし、見た目だけは夢物語に出てきそうな様相だが、その実内部では内外政を司る場所でもあるため、少々殺伐とした雰囲気を醸し出している。

 今も小走りに誰かが駆けていく。壺などを誤って壊しでもしようものならこの老人は一生タダ働きだろうか。

 いや、こと彼に限ってはその程度では御咎めはないだろう。


 ともあれ彼が急ぐのにはそれ相応の理由あってのことだ。

 本来ならば謁見の間にて王宮の主シセルニアと拝謁。だが、今回は執務室に通せと仰せつかっている為、勝手知ったる長い廊下を曲がりながら3階まで上り、またも小走りになる。彼は指示された者が到着したという知らせのためにこうして老体に鞭打つようにせっせと走っているわけだ。

 これは彼本来の役目ではないのだが、直々に仰せつかっては否応なかった。


 そうして到着したときには高官に相応しい金の刺繍が入った服は汗で色を変えていた。

 扉の前には屈強そうな男が鎧に身を包んで警護している。その一人に頷くような視線を交わすと枯れ枝のような腕の老人に代わり警護の一人がノックをした。

 中から妙齢の女性の声が響く。

 その声の主を知らないものはこの王宮にはいないだろう。元首シセルニアの側近、リンネ・キンメル御方を。


「フーリバ様、お入りください」


 初老は鈴の音が鳴るような声で自分の名前が呼ばれるとハタハタと服に風を送り込み、少しでもみっともない姿を晒さないようにお辞儀して入室。

 すぐさま本題を切り出した老人。彼がここまで走ってきたのは時間的余裕がなかったからだ。


「シセルニア様、総督がお見えになりました」


 真正面の長大な机の上に重なる膨大な紙の束は今承認の王印が押されるのを待っている物達だ。

 いや、この元首ならば既に仕事を終えたのかもしれない。

 柑橘系の香りの中に少しばかりインクの匂いが混じっていた。


「御苦労様、フーリバ、悪いのだけど総督をお連れしていただけませんか?」

「えっ!」


 またも往復しなければならないという事態に体力が持つかどうか。引き始めた汗はいつぶりだろうかと思い沈鬱な顔で呆気にとられた。

 総督はすでに王宮に到着している。ともなれば待たせているのだから、先ほどよりも急がねばならないだろう。


「シセルニア様、さすがに元老長には酷かと。それにその必要はないようですよ」


 内政、外政のトップに就く元老が二人。その二人をまとめ上げるのが元老長であるフーリバ・スーラーこの人である。

 フーリバは酷と言われて憤りを感じることはない。寧ろ助かったとリンネにお礼を述べたいほどであった。

 しかし、その必要がないというのは些か……。


「そう、どれぐらいかしら」

「後2分ほどですね」


 と正確な時刻まで言い当てたことでフーリバはそうだったと思い出す。

 リンネはアルファの眼と呼ばれるほどの探知魔法師だった。

 それを裏付けるように2分、数えたわけではないが体感でそれぐらいだろう。

 軍部のトップが顔を見せた。それに合わせてリンネが紅茶の入ったティーカップをテーブルに並べる。


 べリックが入室し、シセルニアの前まで来ると深く頭を下げた。まさに軍人、べリックもまた若くない……どころかもう退役しても良い年代であるが、そのピンと伸びた背筋に乱れぬ敬礼は軍人の手本であるかのようだ。


「召喚に応じてくれてありがとべリック。私から行ってもよかったのだけど」

「それは一騒ぎになりましょうな。それよりも私を呼んだということは何事かあったのですね」


 べリックはこの場に元老長がいることからもただならないと気を引き締める。

 この場で知らないのはべリックとフーリバだけだ。

 そして何事かというのは当然先日帰ってきた7カ国会合に由来するもの。


「少しまずいことになりました。まずは魔法大会の開催が決まったことを伝えます。ただ今回はバルメスが規制の緩和……いや撤廃というべきでしょうね」

「といいますと?」

「他国の生徒への勧誘を黙認するということが決まりました」

「「――――――!!」」


 驚愕はべリックよりもフーリバのほうが大きいだろうか。


「姫様、それでは我がアルファの軍事力低下に……いやいや、学院には多大な費用をつぎ込んでいるというのに」


 フーリバはつい長年の癖でシセルニアを姫と呼んでしまったことにも気付かないほど動揺していた。


「フーリバ殿、そんなことよりもシセルニア様が懸念されているのは別のことだと思うが」


 国家予算をやりくりしてきたフーリバとしてはそれよりも大事なことと言われても思い浮かばず、べリックへと疑問の視線を返すことしかできなかった。

 するとべリックは一呼吸分間を置き、シセルニアへと向き直る。


「アルスですな」

「ええ、彼も勧誘の対象ということになります。アルスはそのつもりはないと言ってましたが、他国の提示次第ではどう転ぶかなんてわかりません。今年の出場選手が他国に渡っても彼さえいればアルファの優位は変わらない」


 そこまで言われればさすがのフーリバにも事態の重要性が把握できる。アルスの功績は並みの魔法師何千人に相当するのか。

 彼の大陸奪還を考えれば計算するのでさえ馬鹿馬鹿しくなるというものだ。

 だが、彼も人間である以上いつ外界で命を落としてもおかしくはない。そう長続きしないのが外界という恐ろしい場所というのは理解している。

 それを考えるならばやはり数を揃えたほうが有効なのではないかと思ってしまうのだ。

 しかし、目の前の元首と総督はその選択肢を微塵も想定しない。


(はて、アルスというのはそれほどまでの力を有しているのか、以前に見た時はまだ子供だったが、いやそれでも子供らしくはなかったな。ワシがその程度しか見抜けなかったということなのか)


 無論、この二人を前に口に出すことはしない。


「アルスがアルファを離れるとは考えにくいですが、離れようと思えば離れられるのが彼ですからね。シセルニア様も知っておられようにアルスは一度退役を申し出ていますので」

「だからです」

「今は貴重な文献などを他国から購入し鎖としているのですが、その手を使えば」


 べリックはダメだろうな、と思いながら口を開いた。アルファにあるものはほとんど知識としてあるはずだ。だから他国の叡智に触れているわけなのだから。

 同じ手を他国も使い始めたら勝ち目はない。


「難しいでしょうね」


 つまりは絶対という安心が欲しいのだろうとべリックは予想する。


「そこで面白い話を聞けたので、その準備を総督にお願いしたくて呼びました」

「準備とは?」

「バルメスが何故勧誘を解禁しなければならないのかということよ」


 シセルニアはアルスがジャンから聞いた話を詳細に語り聞かせ、会合の一部始終を包み隠さず話し終えると。


「総督のほうで精鋭を選んでバルメスに探りを入れてもらえるかしら」


 シセルニアは勧誘を受ける前に規制緩和を反故にできないかと考えていた。特に気を付けなければいけないのはバルメス。他国もアルスへの勧誘はするだろう。しかし、バルメスに対して弱みさえ握れれば他国に対しても釘をさすことはできる。


「バルメスに不法入国するということですか! 気付かれればただ事では済みませんぞ」

「大丈夫よフーリバ。おそらくバルメスはかなりの魔法師を討伐に割いているはずだから、少数精鋭ならば気付かれることはないでしょ。リンネも手伝ってくれるわよね」

「畏まりました」


 べリックは確信とまではいかないまでも勝算はあると考えた。討伐に一ヶ月以上費やしているとなればバルメスほどの弱小国では一大事。

 聞けば未だ討伐に成功していないようだ。


「シセルニア様、討伐を内々にうちで引き受けるということですか」

「ええ、アルスならば問題ないでしょ?」

「問題はありませんが、引き受けるかは別ですよ?」

「……! ダメなの?」

「おそらく。アルス自身どう思っているかわかりませんが、何かで釣らないことには」

「さっき言っていた貴重な文献とやらでは?」

「これが門外不出のものが多くて、早々手に入るものではありません。私も古書10冊という譲渡を約束しているのですが」


 べリックは顔を左右に振って伝手でどうこうできるものでなかったと後悔を含ませた。


(せめて2冊ぐらいにしておけばよかった)


「足らない分は、そうね、宝物庫から探すといいわ。あそこなら何かしらあるでしょう」

「いいのですかシセルニア様」

「内容によるわね」

「大会出場を条件に……おそらく優勝までは想定してくれているでしょう」

「そうね。そろそろ優勝しておきたいものね。まあいいわ」

「で、こちらの件はクリアできても討伐となると相当になりますよ」

「お金でどうにかならないの?」

「でしたら苦労しませんな」


 シセルニアもわかっていたように顔を顰めた。

 二人の話を唖然として聞いていたフーリバは当然の疑問を投げる。


「アルス殿はこの国の魔法師ですよね? ならば命令すれば良いのでは?」


 どこからというかフーリバ以外の全員からため息が漏れ出た。


「アルスにはそういった使命感はないんだ。だから退役を申し出る。命令して動いたのは退役できる年月までを従事していたからだ。強制しようものなら最悪即退役、他国へと渡るんじゃないか? だからといってこのまま何もせずにいたのではやはり意味がない。そのために学院に入れ、非常時に動いてもらえる可能性を保持しているんだ。レティを出せるのもそのおかげでもあるしな。

 言い方は悪いかもしれないが、物で交渉できるだけでも十分な成果が得られる」


 フーリバは「はぁ~」と常軌を逸した待遇が有り得るのかと考えを改める。それほどまで評価されているアルスという少年。やはりフーリバはわかっていなかったということだろう。

 魔法師というものは御国のため、人類のために戦う誇り高い者たちとばかり思っていたがそうではないらしい。


「一先ずは潜入にあたってはヴィザイストに頼んでみます。さすがにリンネ殿がいれば問題ないでしょう」

「ヴィザイスト卿ならば安心ですね」


 リンネの眼はべリックも高く評価している。彼女がいれば諜報の成功率は格段にあがるだろう。

 そこでシセルニアが何かを思い出したようにリンネを見やる。


「そういえばリンネ。アルスはあなたの眼に興味をもっていたと聞いたけど」

「えっ! えぇ、まぁ、そうで……す……けど」


 一抹の不安を覚えたリンネは満面の笑みを向けてくるシセルニアに首肯することしかできなかった。


「魔眼でしたか。確かにアルスなら興味を持つでしょうな」


 肯定するようにべリックが頬を上げる。


「それはどういう意味で……」


 二人に何を命令されようともリンネに拒否権はない。そんな完成された雰囲気が彼女を取り巻いていた。


「うん、アルスなら大丈夫よ。きっと」

「そうですね。アルスなら悪いようにはしないでしょう。きっと」


 人の悪い笑みが一層リンネに疑心暗鬼を生じさせるのだった。


 ♢ ♢ ♢


「はぁああああ!?」


 シエルが防護壁の中で頓狂な声を上げた。

 それは目の前が一面凍った世界に変われば彼女の気持ちの一端がわかろうというものだ。

 この防護壁がなければシエルたちのいる場所まで易々と氷漬けにされていただろう。

 一体この膜の外はどれほど寒く冷やされているのだろうか。

 そう思ったのも束の間、複数の落雷が凍った地面を割り、白煙を上げていた。

 視界で捉える速度は到底自分なんかでは不可能な身体技能。

 こんな戦闘を見ればロキが手加減してくれていたのがわかるというものだ。


 アルスが凍った地面をなぞるように下から斬り上げる。

 すると刃先から身長ほどもあろうかという尖った氷柱が次々に生まれ、真っ直ぐにロキへと走った。


「アイス・ピラーズ!!」


 そう声を上げたのは目の色を輝かせているテスフィア。


「あれができればなぁ~」


 悔しがってはいても次々と出される自分の系統魔法に傍から見ても心躍る姿がそこにあった。




「目で見てない分速度が速くなったな」


 アルスは回避されるロキの反応速度を分析する。

 おそらく探知ソナーを死角だけでなく、常時使っている成果といえるだろう。一瞬速く、魔法が行使される座標を捉えているということだ。実際に魔法が具象化するには座標に魔力を転移、再構成というプロセスを踏む。無論タイムラグなどあってないようなものだ。

 しかし、それが大きくもあった。

 無論相手がアルスほどの格上でなければ用心し過ぎだろうが。


 そのせいもあってロキの魔力は絶え間なく減少していた。


「とりあえず、戦闘を続けて感覚でソナーを効率よく使うタイミングを掴んだほうがいいな」

「はい!」


 荒い呼吸を繰り返しながら快活な返事が返ってくる。


「さて、じゃあ次はどうする?」


 アルスは人差し指で真上を指し示す。

 当然ロキも気づいていたが、手出しさせてもらえなかったのだ。


 釣られるように三人も一斉に真上を見上げる。


「何あれ!!」


 シエルが見たこともない魔法を目の当たりにし、同系統のテスフィアへと解説を仰いだ。


凍獄デスピア・エクスキュート!」


 しかし、テスフィア自身が知る魔法とは規模も量も違うことに気が付く。まさに吊り天井のような光景だが魔法としての完成度は低いはずだ。自身が知る凍獄デスピア・エクスキュートの完成形に僅かに劣る。


 訂正よりもこの後の展開が口を閉ざさせた。


 天井には巨大な氷柱が所狭しとひしめきあっている。それこそ一分の隙間もないように。

 氷の監獄、処刑という意味を付けられた魔法名に相応しいおぞましさがあった。


 アルスは刀を振り下ろすと糸が切れたように鋭利な先端を真下に向けた氷柱が一斉に落下した。

 ロキは電撃で応戦。多少の破壊に成功したものの、凄まじい衝撃音とともに砂埃が一面を覆い尽くす。役目を終えた氷柱は砕けながら霧散。


 アルスも直撃しないように多少の隙間を作り、威力も最小限に留めている。

 ロキの身を案じた三人だったが、すぐに無事を確認する。それは煙の中でぶつかり合う金属音が鳴ったからだった。


 しかし、それもすぐに止み。

 煙の隙間から壁に凭れかかったロキの姿を確認すると同時に、試合終了のブザーが鳴った。


「魔力切れだな」

「申し訳ありません」


 差し伸べられた手をロキは気恥かしさから顔を俯かせたまま掴む。



「嘘でしょ!? 三桁魔法師のロキちゃんに勝っちゃったよ!」


 今にも目を擦りそうなシエル、実際には頬を抓ったりしている。


「私たちがアルから訓練を受けてる理由がわかった?」


 アリスが少し自慢気に言うが、その表情は少しばかり崩れたものだった。

 それもそうかもしれない。理事長の口添えが無ければこうして指導して貰えなかったのだから。


 シエルはその言葉の中に内包されている物を探ろうとは微塵も思っていない。その代わりにアルスに少しでも教わりたいという感情が湧き上がる。


(間違いなく、強くなれる)


 シエルは自身がもう一段階強くなるための近道だと直感にも似た確信を得た。

 戦闘の衝撃さえなければ、彼女は傍目も気にせず拳を掲げて叫んだかもしれない。

 「天啓を得たり」とか。

 まあ、予想であって実際に彼女がするかは別の話。しかし、それほどの確信を感じたのも事実である。


 だから彼女の一声は二人を少し驚かせた。


「確かアルス君に指導を頼むなら理事長に話を付けるんだっけ?」


 今ならその理由もなんとなくだか察せられる気がする。


「シエル、本気?」


 疑問の声はテスフィアが一歩踏み出せなかった元シングル魔法師であるシスティに直談判できるの? というものだ。


「本気も本気よ。今なら負ける気がしないわ」


 何にだ! という声はない代わりにシエルの不敵な笑みに不安を覚える。

 彼女自身、教わるための口弁は熱意でどうとでも出来る自信があった。それほどまでに一直線な性格なのかもしれない。

 これと決めたら頑なに貫く。それが彼女の勤勉さにも繋がっていたりする。


「じゃ、すぐに戻るから」


 という声を上げて、訓練場を出ていった。いつの間にか解けていた防護壁に気付きもしないところを見ると、アルスが試合終了と同時に解いてなければ御約束通り激突していただろう。

 自分のいた区画から出たシエルの目に真っ先に飛び込んきたものは、多くの出場選手から浴びせられる奇異な視線だった。

 それらの眼は一様に「一体中で何が行われているんだ」というものばかり。

 教員も事故か? とでも言いたげな顔だ。しかし出て来たシエルの様子から払拭できたものの疑問は残したまま。

 思い返せば爆音に雷鳴、衝撃音と心当たりは数えきれない。自分も彼らと同じように中を知らなければ同じ目を出て来た者へと向けていただろう。


 シエルは居心地の悪さと同時にチャンスを得たという優越感にしばし浸る。

 とは言え、中で何が行われているんだ? なんて声を掛けられては窮するのが目に見えていたので、シエルは口に手を当てながら「ごめんあそばせ」とでもいいたげにせかせかと駆けた。



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― 新着の感想 ―
[一言] あぁうん、リンネの魔眼ならアルスも討伐くらい動いてくれるね
[気になる点] ロキのアルスへの呼び方が統一されてないようにおもえます。
[良い点] 面白い! [気になる点] 実は今までも何回かこの作品を読んでいるのですが、恩を仇で返すテスフィアにイライラしてしまって読み切れていません。いつになったら、丸くなるのでしょうか?
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