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最強魔法師の隠遁計画  作者: イズシロ
第2章 「統べる者達」
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7カ国会合 Ⅱ

 城と形容してもおかしくはないだろう。

 無論サイズ的には巨大過ぎるということはない。それでも200人は収容できるだろう。部屋数は30あるらしい。

 バベルと同様白亜の城。

つまり、比較出来るのが城と呼ばれるものしかないための例えだ。シルエット自体は四角錐に見える。

 その一室で毎年7カ国の元首が一堂に会するのだ。

 そのためだけに建てられたにしては金の、ひいては税金の無駄遣いな気しかしない。

 到着したのは陽が昇り始めるという時間になった時だ。やはり迷惑な話だったなと手で地平線から昇る疑似太陽に目を眇める。

 

 すぐに宛がわれた一室で睡眠を取った。会合は今日の昼頃に行われるため、それまで寝かせて貰うことにしたのだ。


 そして起きたのがつい先ほど、睡眠時間にして4時間ほどだろうか。

 アルスが眼を覚ましたのは城の中が慌しくなったのが原因だった。

 予定の時間にしては早い起床だが、早ければ元首は1時間前に集まりだすため、遅いよりもよい。


 身支度を済ませ、クローゼットから黒い服を取り出す。儀仗兵とは言っても格式張ったものは求められない。シングルの名を冠するがための融通ということなのだろう。

 白シャツに袖を通し、上下黒の仕立て良い服に身を包んだ。


(執事のようだな)


 などとシャツのボタンを一つ空ける。

 アルスは馬車の中で一通りリンネから段取りを聞いていた。


 特に異論がなければ、各々元首が押印をし、7カ国魔法親善大会の開催を受諾する。

 まったくよくやる、と徒労感を感じるがこれも大事なことだ。

 こういう場でもない限り集まる機会もないため、人類が一つの苦難に向かい手を取り合っていると再認識する場でもある。体面上はといっていたが。

 基本的には腹の探り合いらしい。


 昨晩、リンネはアルスを送り届けるとすぐにアルファに引き返した。次はシセルニアの御供をしなければならないとか。


 部屋を出るとすぐに使用人の一人と眼が合う。


「おはようございますアルス様」

「おはよう。一つ訊きたいのだけど朝食は取れる?」

「もちろんでございます」


 そう言うと使用人は食堂まで案内してくれる。現在は3階の隅、そこから何部屋も通り過ぎ1階に降りると右手に両開きの扉が開いていた。

 ざっと見ても100人は入れるだろう。

 そこに座って食事を取っている青年に目を向ける。

 食堂には彼だけだ。

 長大な机に無数の椅子が整然と並び、こんな所で食事をしても喉を通らないだろうなとアルスは先導されるがまま使用人の後に着いていく。


 そして食事中の男の後ろで使用人が椅子を引き……。

 しかし、傍まで行ったアルスは男の後ろ姿が知人と酷似していることに気がついた。


「ジャンか」


 アルスが確信を持ってそう投げ掛けると、スプーンで掬ったスープが口に運ばれることなく元の皿に戻って行く。

 男というか青年はゆっくりと振り返る。確かな微笑を浮かべながら――。


「珍しいなアルスが来るなんて」


 短めの金髪がツンツンと無造作に波打つ髪型。中肉中背の青年は20代半ばといったところか、名をジャン・ルンブルズ。アルファの隣国ルサールカの魔法師にして順位は3位。

 シングル魔法師ではレティを除き、唯一の顔見知りだ。

 パッと見、明け透けな好青年という印象を持つ。アルスとジャンは一度だけルサールカとの共同任務で一緒になっている。

 そのため仲が良いというよりも知らない間ではないというだけだ、しかしジャンという男は人好きな性格なのか一度会っただけだというのに良く話したものだ。

 気さくというには無邪気さが残る青年である。


 無論、アルスは彼のことは嫌いでない。というかあまり裏表のない人間……淡白な人柄が付き合いやすいだけだが。

 同じ理由で似た魔法師、レティ・クルトゥンカも嫌いではない。彼女の場合はちょっかいを出してくるので少し鬱陶しいのだが。


「レティさんはどうしたんだ」

「あぁ、任務らしい」


 アルスは使用人にこっちに座ると告げると、笑みを浮かべ椅子を引いてくれる。ついでに「同じものを」とジャンの料理を示す。


「なるほど、でもアルスだったら二桁を寄こすだろ」

「それでも良かったんだが、今回は俺も出るからな」

「は!?」


 ジャンは呆けたように何に? という顔を向ける。


「魔法大会。俺今学生」

「マジ?」

「マジ」


 かぁ~と唸り声を上げ、「反則だろう」と漏らす。


「まあ出なくてもいいなら俺は一向に構わないんだけどな。それにジャンも学生の時に出ただろ?」

「いや、まあ……そうだけど」


 ぐうの音も出ないのだろう。

 しかし、アルスはその反応に総督の言っていたことを思い出しつつ訊ねる。


「そんなに優秀なのがいるのか?」

「まぁ~ね~、順位だけなら三桁だけど実力は二桁並みのうちのホープ」

「それは凄いな」

「思ってないっしょ」


 アルスとしては御世辞程度のやり取りだが、ジャンには容易く見破られてしまう。というか1位からしてみれば全部皮肉に聞こえてしまいそうだ。


「当然。ルサールカじゃ俺の役に立ちそうにないからな」

「相変わらずだなアルスは」


 はははっと本当に楽しそうに笑うジャンは外連味のない顔で続ける。


「だが、優勝は今年もうちが貰うぜ。一人が頑張ってもどうにもならないのが大会だ」

「こっちも報酬が掛かってるからな」

「おまっ! 買収されたな」


 アルスとしては大会もまた仕事の括りだ。

 ジャンはアルスの任務の顔を知っているだけに顔の前で手を合わせる。


「うちの魔法師にはお手柔らかに頼む」


 さすがのジャンも大会で少なからずある事故を懸念しているのだろう。実践形式のため、実力差があり過ぎたり、強力な魔法を受けると脳に受けるダメージによって魔法という貴重な才能がスポイルされることがある。

 まして1位の魔法師が相手となれば想像に難くないだろう。


「わかってるさ。俺を誰だと思ってるんだ」

「それを聞いて安心したよ。あぁ、他の国の奴なら構わないからな」


 人の悪い笑みを浮かべて人類への反逆とも取られないような発言をする。冗談なのか本気なのかの判断が付かない。


「冗談はさておき」


 冗談だったことに安堵のため息を溢したアルス。

 

「バルメスの話は聞いたか」


 途端にジャンは人目を気にするように小声で訊いてくる。

 アルスでなくともバルメスは知っているだろう。7カ国の内、北東に位置する国だ。

 しかし、ジャンの問いは学生のアルスには知り得ないことだった。

 首を左右に軽く振り、否定する。

 さらに顔を近づけ。


「大規模な奪還作戦を強行したらしい。当然、あぁ……なんつったっけ? あの人」

「ジリーダ?」


 あの人と言えば、バルメスのシングル魔法師のことか。

 アルスも資料で見ただけだが、たしかバルメスが抱えるシングル魔法師は9位のジリーダという女性だったはずだ。


「いや、ジリーダさんは今は20位ぐらいらしい」


 そうジャンが覚えていないのも9位というのは変動が激しいのだ。言われているのがバルメスがシングルの保有枠の為に強引にねじ込んでいるという噂だ。

 とは言え、火のない所に煙は立たない。

 毎回バルメスの魔法師が入れ換わりに9位の座に就く。そのため実力的には疑わしいと言われているほどだ。


「そうだ! ダンカルって奴だ」

「そいつが?」

「9位だったダンカルを筆頭に戦力を総動員したと聞いたんだが、かなり手こずってるって話だ」


 アルスは何だと肩を竦める。


「よくある話だろ、そんなの。シングルにしては実力が伴わなかったんじゃないのか」


 ジャンもそれには同意のようで軽く鼻を鳴らした。


「だろうな。でも二桁の実力はさすがにあるだろうよ」


 ねじ込むにしても雑魚をねじ込める訳はないのだが、単なる示威で大恥をかくのは誰にでもわかることだ。


「今日来ていたら訊いて見ればいい。教えてはくれないだろうがな」

「だな」


 この辺はアルスとその他の魔法師とで違うところなのだろう。 

 アルスは正直人類がどうなろうと自分は助かるため、他国のことまで首を突っ込もうとは思わないが、ジャンのように人類のために戦う者は自国だけに目を向けていれば良いというわけにはいかない。

 一国でも魔物に抜かれればバベルの塔を狙われる。そうなれば更に人類は追いつめられるだろう。

 だが、必ずしも上も一枚岩ではない。

 そう思う一方で他国に弱い所を見せられないという考えはどこにでもある。

 

「ところでジャン、ルサールカでは今魔道書タイプのAWRが人気のようじゃないか」

「あれか……」


 少し困ったように頬を引き攣らせるジャン。

 ジャンのAWRはレイジボールという無数の小球を使うため、必然魔法書を使うのはもう一人――ルサールカにいるもう一人のシングル――ヒスピダという女性になる。


「ヒスピダさんは金の亡者だからなぁ」


 ブランドとしてはシングルの名は申し分ない。アルスも正直上手いなと思ったほどだ。

 しかし、国力の低下に繋がりかねないとも思う。魔法書タイプのAWRはブドナのじいさんが言っていたように使い勝手の良いAWRではないらしい。


 朝食を済ませたアルスとジャンはそんな世間話――というには話題に上がる魔法師のなんと有名なことか、この二人はそれ以上に凄いのだが――をしながら食堂を出、待合室のような一角で腰を落ち着けた。


 時間の経過を忘れるほどには耳を傾ける。さすがに他国がどうなろうが知ったことではないが、知っておくことで降りかかる火の粉を回避することもできるだろう。

 情報の重要性は十分理解している。それが雑談の範囲であろうとシングル魔法師の言葉ならば、世間で聞ける以上の情報――特に裏の部分――を得られるのだ。


 まあ、本当に大半が雑談だったのだが。

 二人が言を止めたのは慌しく外へと出ていく使用人たちを見たからだった。


「そろそろか」


 ジャンは向かいに座るアルスの背後、クリスタルで出来た時計に視線を移す。


「少し早くないか?」

「いや、そっちとうちの元首は特別だ」


 アルスは勢いを付けるように立ち上ったジャンに続く。ここでは彼の方が経験が豊富なのだから、勝手のわからない身としては盲従しておいたほうが良さそうだ。


 正面、大扉の前でアルスとジャンは壁に凭れかかりながら先を見た。

 そこには2台の馬車。

 そして、使用人たちが通路の両脇に整然と出迎える。

 同時に扉が開かれ、タラップのような梯子から降りる二人の影があった。

 一人はアルスも知っている人物。お会いしたのはこれで3度だろうか。叙勲式で会っただけ。会話らしい会話といえば、その後の祝勝会で簡単な挨拶程度だ。その際にある程度互いの腹を探り合ったわけだが。

 やはり歴代の愚鈍な元首とは違うというのがアルスの感想だ。同時に嫌いな部類にカテゴリーした。


 向かって左、リンネに日傘を差されながら優雅に歩くのはシセルニア・イル・アールゼイト。20歳になった彼女は元首になってまだ2年と日が浅い。

 青みがかった漆黒の髪が腰までをさらりと流れ、陽の光を跳ね返すような透き通る肌。黒いドレスを纏い、僅かに覗かせる足首がドレスと対比するように強調されていた。

 たおやかな印象を与える。女性らしい膨らみは十分に魅力を備えており、全てが均整されたプロポーション。

 彼女が国民から絶大な支持を集めるのも超越した美貌のおかげもあるだろう。

 

「あぁ、邪魔だわ。憂鬱だわ。私の隣でその品のないメスの臭いを振りまくのをやめてくれないかしらリチアさん」

「そんなにひがまなくてもいいのではなくてシセルニアさん。女性として最低限の身だしなみ、その点ルサールカで取れる香草を羨む気持ちもわからなくもないけど」


 確かに遠くまで届く仄かな香りは今までに嗅いだ事のない良い香りだった。


「まぁあぁ、アルファではそのようなことできませんでしょ? 鉄臭い、油を塗りたくっているような国には、ねえ? シセルニアさん」


 右側を歩く女性。リチア・トゥーフ・インフラッタ。シセルニアと同年代だ。

 気品を宿したような黄金の髪は胸の辺りで緩やかなカールを巻いて、豊満な胸の上に着陸している。

 シセルニアのようにタイトなドレスとは対照的に幅広のレースがあしらわれたドレスを纏っていた。

 二人に共通するのはフェイスベールで顔を隠しているということだろう。無論この場限りである。

 アルスが写真でリチアを見た時は蒼穹の瞳に勝気な眼、端整な顔だちは髪色と相まって幻想的な印象を見る者に与える。ルサールカで妖精と呼ばれるのもわかる蠱惑的な美貌の持ち主だ。それこそ童話に出てくるお姫様のような人だった。

 

「んなわけないでしょ! まったく女として自信のない証拠。年がら発情しているような尻軽のリチアさんには御似合いの品のない淫靡な悪臭ね」

「……! 誰が尻軽ですって!? シセルニアさん。貧相な身体だからって妬まないでくださいます」


 シセルニアの眉がベール越しでもわかるほど、ピクリと持ち上がった。


 アルスはそんないがみ合う二人を呆然と眺める。そういうことかとジャンへと視線を向けるがそこには金髪の青年の姿はなかった。

 つまりは仲が悪い。犬猿の仲といったところか。総督同士だけでなく元首までもが仲が悪いということだ。

 視線を戻すと見かねたジャンが静かに歩み寄っている姿――若干肩が落ちている――がある。


「御二方ともその辺で……周囲の目もあることですし」

 

 と目を伏せている使用人たちを示す。

 彼らとて使用人としての分を弁えている――心外だろうが、この場を納めるにはもっともらしい言である。


「お久し振りです。シセルニア様」

「えぇ、ジャン・ルンブルズ」

「ジャン、そんな下品な女に頭を下げる必要はありませんわよ」


 引き攣りそうなシセルニアの向かいでは苦笑いを浮かべるジャンが見ないように「リチア様にご紹介したい御方がいまして」と視線を未だ扉に寄りかかったアルスへと向ける。


 しかし、それより早く。颯爽と速度を上げたシセルニアが黒髪を靡かせて近寄った。


「やっと来てくれたのねアルス」

「どうも、いつぶりですかねシセルニア様」

「忘れたわ。それよりもあなたが来ない間私は散々陰口を叩かれていたのよ。1位が一度も顔を出さないから、でっちあげているだとか」


 はぁ~とベールがため息にはためく。


「どちらでもいいのでは?」

「いいわけないでしょ。アルファが嘗められるじゃない」


 こうして並ぶとアルスとシセルニアはほとんど身長差がないため、女性としては背が高い部類だろうか。

 シセルニアのベールの奥にある瞳が微かに背後を窺うように動いた気がした。


「こんな所ではなんだから入りましょうアルス」

「ちょ! お待ちになって」

 

 ジャンを伴ったリチアが声を上げる。棘のある言葉にジャンが間に割って入り、続きを取り継いだ。


「シセルニア様、彼を紹介したいのですがよろしいですか?」


 完璧なまでの笑顔。


「ジャン・ルンブルズ。それは私に許可を得る必要があるのかしら」


 三段分の階段の上にいるせいか、見下している感がある構図だ。

 間違っても友好的な声音ではない。ジャンに、というよりもやはりリチアにわざわざなんで紹介しなければならない、という意がこれでもかというぐらい言外に告げられている。


「では……」

「手短にしなさい」


 笑顔を崩さないジャン。

 ここは先ほどの情報の礼を返すべきだろうとアルスは進み出る。

 さすがに階段の上からという不敬なことはできない。

 もう一方でアルスは牽制を放つ必要を感じていた。リチアにではなく自国の元首に対して。

 良くも悪くも底が読めないのだ。何を考えているのか。今のやり取りでさえ、偽りの顔だろう。互いに真に迫るほどではないにしてもシセルニアはそう言った顔を計算で使い分けている節がある。


 アルスはリチアの前まで階段を降り、片膝を付いた。


「「「――――――!!」」」

「お初にお目にかかります。リチア・トゥーフ・インフラッタ様。アルス・レーギンと申します」

「初めまして、アルス殿、現魔法師最高位のあなたを跪かせては悪いわ。この場にいる誰もシングルに強制できないのだから」


 困ったようにリチアは手を差し伸べる。

 アルスは差し出された手を添えるように取った。

 そしてベールの奥で少しだけ童顔に見える彼女にしか聞こえない小声で。

 

「ご不快かと存じますがどうか私に免じて先ほどの無礼を許していただけないでしょうか」


 それがシセルニアのことを言っているのはリチアもすぐにわかった。

 すると一度リチアは階段上のシセルニアへと顔を向け「もちろんです。アルス殿の頼みとあれば些事ですわ」と恐らくフェイスベールの下で優越感に浸っているのだろう。


 自国の元首でもない他国の元首にシングル魔法師が膝を突くという行為。

 これは最上の敬意の表れでもある。ましてやそれが1位、なおかつアルスという人物を知っている者からすれば驚愕も無理からぬこと。

 実際に2度の叙勲式でアルスはシセルニアに膝を突いたが、それ以外にはない。それどころか、三回目以降の叙勲式は欠席という不敬を繰り返している人物なのだ。


「アルス、もういいでしょ。行くわよ」


 ベールの下の表情は窺えず。

 アルスはリチアに一度頭を下げるとシセルニアの後に続く。


 なぜ、こんな小芝居を打ったのか。それは対策のためだろう。

 先ほどの会話。

 シセルニアにアルスという人物を切り札として手持ちカードに含ませないためだ。

 無論、リチアというルサールカの元首にもそれに近い認識をしてもらうことはどこかで役にたつかもしれない。

 と考えた辺りでさっそく。


「アルス殿、その内ルサールカにお出で下さい。アルファにはない物も多いでしょうから、きっと気に入っていただけますわ」

「わかりました。その時を楽しみにしておりますね」


 アルスは違和感なく笑顔を作れただろうかと思いながらも愛想を振りまく。

 これらの言動にジャンが無言で固まっていた。

 シセルニアはフェイスベールで表情を察することはできない。

 だが、どこかで舌打ちのような音が鳴ったのを誰が気付けただろうか。



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