夜の底には缶ビールと踊ろうか
終電帰りの一人暮らしは さみしくてじゆうだ
明日も早いが ベッドの淵に胡坐を掻きつ
苦笑いで缶ビールを開ける
「ああ、今日もいきのびてしまったなぁ!」
まよなかのプリン体はしあわせのあじになる
酒に呑まれて眠りにつこうか
明日もまたあなたの溜息がちょっぴりこわいな
ただひと時だけ やすらかなゆめをみれるといい
缶ビールひとくち、ひとくち、ひとくち、呑みつ
すべて忘れてしまえばいいさ にひるなビールがにっこりわらって
君に投資したかいがあったよと わたしはじまんげに評価してみた
夜の底には缶ビールと踊ろうか
かれは踊りが巧いんだ 楽しくなるね
どきどきしてさ おたかい酸素で息をしていて
世界において代替可能なピースであること
そんなことさえ忘れてしまって
ステップふむんだ 月で明るい夜の底
まよなかのプリン体はしあわせのあじになる
酒に呑まれて眠りにつこうか
明日はわらって生きれるといい