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エピローグ
後日談。
自分の居場所を守り抜いた美咲たちは、今日も何事もなく一日の授業を消化した。
放課後の教室には、蓮と美咲の姿だけがある。
「あれから、飯くっても全然腹が満たされねぇんだよなぁ」
「血を飲めば何も食べなくても数日は生きていけるのよ。逆に感謝してもらいたいわね」
「俺、『眷属』になるっていった覚えないんだけど」
「それは…!あなたがあのままだと危なかったから!」
「冗談だよ。助けてくれてありがとな」
蓮は美咲の髪を柔らかく撫でる。
「そんなことしたってごまかされないから!それに主人の頭を撫でるな!」
「めっちゃ喜んでんじゃねぇか」
美咲は頬をぷくっと膨らます。
「全く、あなたにはもう一度『眷属』と分からせる必要があるみたいね」
美咲と蓮の視線が合わせられ、
夕暮れの中、二人の影が重なった。
どうも、しばです。
前作に引き続き、今回はファンタジーに挑戦して見ました。あっという間に終わってしまった『最強の眷属』ですが、いかがでしたか?楽しんで頂けたのなら、これに勝る幸せはございません。また、お会いできることを待ち望みしております。




