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魔法使いと少女の話(4)

 家が爆発した。

 爆発というのは何のひねりもない普通の表現であり、もうそのまま、言い換えることなど不可能に爆発した。

「死ぬかと思ったわ!正直科学って魔法を越えてる気がするよ!」

 少女の叫びに日奈和はムスっとして答えた。

「おいおい今俺がその爆風を相殺してみせたろうが」

 家の爆発により危機を感じた日奈和は咄嗟に周りに少量の爆発を起こしかろうじて相殺したのだ。

「どっちかって言うとそっちのせいで死にかけたけどね」

「まあ向こうも木っ端微塵にするつもりはなかったんだろうな。この程度でやられるわけないと踏んでの攻撃だろう。つまりぃ!」

 そのとき、彼、日奈和は杖を後方に向けた。

 相殺。

「魔法使いとか僕は信じていないけど、一応仕事なもので仕方ない。日奈和頼太君。君を」

 だるそうな目で現れたのは。

「丸焦げにする」

 爆弾使い。

 宗団 流。


今日の更新はここまでです。次の更新二日後の日曜日の午前四時から一時間置きです。

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