最終章~親友健太郎
隆一は サンフラワーとの 対戦の あと
親友健太郎と 再開する。
親友と信じていたが…
サンフラワーとライオンは、隆一を
襲い 隆一は、死ぬのかと 思われたが、
その刹那
超高速移動で
何者かが
サンフラワーと
ライオンに 噛みついた!
サンフラワーの頸動脈を 食いちぎり
血を吸い込み
左足では
ライオンの頭を
踏みつけて 弱らせていた。
助かったが、えげつないやり方で 助けられた隆一!
「 ありがとう。 んん?あんたは!」
「おっす! 2011年11月の路上ライブ以来だな。」
顔や体が 紫色に変色した 隆がいた
隆一は、隆の変わり果てた 姿に うろたえ
なんだか
悲しくなって
二の句も出ない。
「心配するな。隆一 僕は、ソウルバンパイヤの側近! 血を 好むが それ以上に 気 を 吸い込みたいのだよ」
隆は、息を大きく
吸い込んだ
隆一は 全身の 気
が ぬけていく感じがした!
「何だ 何だ?」
あまりに パワーが入らないから
隆に 向かって 怒り口調で叫んだ。
「 だから気にすんなって言ったろ
僕は 今までさんざん 君から パワーや 気を 吸収してきて
君の 超人的パワーや夢を実現するパワーを吸収してきていたんだよ。 だが 隆一ちゃん あんた もう僕が思った以上パワーないだろ?心当たりあるやろ(怒)」
隆にしては、珍しく 後半 怒鳴り口調になった!
「確かに」
ボソッと 隆一は、うつむいた!
そうなのだ
隆一は、兄が 離婚するかどうかの話に なり 家に 再び戻ってきてから
隆一の 摩訶不思議な力は らしくない感じで トラブルの嵐だった。 女の子乗せてデートしたら
めちゃ素敵なムードだったのに 後ろから追突されたり
あいらさんという
めちゃ理想的な方が お付き合いするか 時間をちょうだいと言ってる間に
入院して あいらさんと 付き合いという形には ならなかったり事故して 角膜炎になり失明か?という危機に陥ったり
仕事を変えるばかり 未来から来た 恋人 薫までもが 裏切った! そして 最近 サイトから知り合った まりかや ナンパから知り合った みき からも 音沙汰なしで
どんだけ 恋愛運ないんだろ? という気分だった。
「まあ その顔みる限り あんたは 僕の言ったように図星だったようだな。 あんたからは 吸収するものがない あとは野垂れ死にすればいいやないか」
小川隆は、風と共に消えた。助けられたのは いいが 図星なことを言われたショックと
隆の生物の血を吸っていた 酷い姿を見て 非常に 複雑な気持ちで ジャングルを 歩いていた。
そんな時 日が暮れてきて
道も 狭くなってきた。
森の木達から
不気味な視線を感じる。
気にしないようにするが やはり気になる!
嫌な予感は的中した。
森の木達に 目や口がついているではないか!
「お化け森なのかよ! どうすりゃいいんだ」
四方八方から
木達が 恐ろしい顔で 近づいてきた!
そんな時に
後ろから
「静まれ~ 森達!」と 聞き覚えがある声が聞こえた。
その声の主は
隆一の親友
健太郎君だった。
森の木達は、不思議と 元の木に戻った!
隆一は さっきの隆の能力と 言い
健太郎の能力と言い 悪い夢でも 見ているような 気持ちでこう言った!
「健太郎君! 今目の前で 起きてる事は夢? 現実?どっち?」「現実!」
短文な感じで 健太郎が 答えた。
「それより 隆ちゃん オレ よく この道来るから わかるんだけど すげー お宝が眠る 洞窟が あるんだ!言ってみない。 また 隆一から いろんな話 聞きたいし」
不思議な能力には
いっさい ふれない 健太郎!
隆一は、 数年前から シャーマンサイさんや 大山真善美先生に言われていた。
ソウルバンパイヤ帝王や ソウルバンパイヤ帝王になる前段階 いわば ハーフ型ソウルバンパイヤについて 健太郎に 話した。
「ソウルバンパイヤ帝王? なんだか
ダジャレ.ジャンって ダークファンタジーの話に 似とるなあ。隆ちゃん ダジャレ.ジャンとか ファイナル幻とか 読み過ぎやないの! ありえん ありえん」
健太郎は 軽く聞き流して 次の 話題に早くも入った。
「そろそろ 洞窟だね。僕 懐中電灯持ってるから つけるね」
健太郎は、広い洞窟 を 懐中電灯をつけて 明かりを灯した。 歩きながら 健太郎は、隆一に いろんな話をしてきた
「ひとりお笑いグランプリとか オレ
隆一ちゃんが 優勝まではしなくても ベスト8には はいれると思ったよ」
「そうなんよね
オレも あん時
切り札的な ネタやって めちゃ爆笑とったのに 予選落ちした時は 全てが 終わったかのように ショックだったね」
「だよね、隆一ちゃんって ナンパとかサイトで 20前後に 勝ててるから 憎い いやいやすごいやん!普通 オレらあの年代で20前後の方々と 試合とか ないよ」
「それが 20の子をKOしたんよね」
「やっぱり 隆一ちゃんすごいやん!
隆一ちゃん パワーすごいやん 小説も 毎回 めちゃくちゃ奇想天外で おもろいし 隆一ちゃん 女装似合うし 普通に韓流スターみたいに かっこいい。」
まあ いつものことながら 健太郎は
隆一を ほめまくった「そんなにほめてもなんも 出てこないよ」隆一は すごく笑顔になる
やはり 健太郎といると 楽しい
健太郎を 大山真善美先生とかが言ったように ソウルバンパイヤ帝王だと 思うのはやめよう
彼は 親友であり
まだまだ一緒にいたい! と 隆一は、考えていた。
だが 楽しく話していたのに
隆一は 徐々に 力が ぬけてきた!
おかしい!
隆に パワーや気を
吸い取られた 後遺症か?
「隆一ちゃん 大丈夫か? ふらふらしとるが 僕におぶさって ええよ」
健太郎は、ふらふらしてる 隆一を おぶさって また いろんな話をしだした。
就職や アニメや格闘技 恋愛 昔話と…
本当に 親友である
健太郎といると
気兼ねなくなんでも話せる
このまま 時が止まって 平安に暮らせたらとか 思った。
いろんな話を していたら 今度は、隆一の意識が 朦朧としてきた。
うつろうつろとしていた 隆一に 向かって
後ろから 翼男の姿が 見えた
「ククク でかしたぞ ハーフソウルバンパイヤマンよ!」
愛の天使レイキが
健太郎に言った!
「意識が朦朧としている隆一を 連れてきたぞ 約束だ! 愛の天使レイキよ
僕の ソウルバンパイヤとしてのポテンシャルを くれよ!」
「うるさい! お前には要はない うせろ オレは お前が おぶさっている 隆一の命がほしい」
そう言った途端
四方から 剣板の山が現れた。
「さあ 健太郎…
オレが憎いだろ?オレを 剣板に 落としてみろ!」
健太郎は
騙されたという怒りが強く
愛の天使レイキに
体当たりした!
「さすがハーフソウルバンパだ!
桁違いに 良いタックルだ!だが オレにはかなわない!」
いきなり 愛の天使レイキの爪が
鋭利になり
一気に 健太郎を切り裂き
健太郎は 剣板に向かって落ちていく…
健太郎は 結局
ソウルバンパイヤ帝王にならずに死ぬのかと 思われたが、 隆一が よほど気 いわば 運気もないからか
意識がないまま
剣板に 落ちていき 健太郎が 剣板に落ちるはずが
身代わりに
隆一が 剣板に落ち 隆一は 無残にも
剣板に 無数に突き刺さって 大量の血が 出ている。
「隆一ちゃん」
健太郎は、叫んだ。 「ぐふっ… オレは 最後まで お前 健太郎を 信じていたが やはり 大山真善美が言ったように ソウルバンパイヤ一族だったんだな」
「そうさ オレより遥かに奇跡をおこし 強く かっこよく モテるお前が憎かった」
そう言いながらも
涙を 流している健太郎…
「健太郎… オレが死んだあと 前も言ったように オレの自伝的なダークファンタジーを 書いてくれ
ダジャレ.ジャンや ハリーポタージュみたいな小説以上に売れるはず 結果 健太郎は 一躍 スターに なり みんなから もてはやされる
いわば ある意味ソウルバンパイヤ帝王に なれるんじゃないかな… ぐっ」
「隆一ちゃん
もう しゃべるな
オレの ハーフソウルバンパの ヒーリング魔法で 治してみせる」
「吉本スマイル」
健太郎の全身から
癒やしの 気 が
満ちて 隆一は、とても 気持ちよさそうな 表情に なるが… 隆一は、 ついに 動かぬ人となった。
「隆一ちゃ~ん
うわぁあああ~
オレのせいだあぁ
オレの嫉妬心と
常に 隆一から 気 を吸い取っていた まあ加減していたが
吸い込みすぎていたんだな…
本来なら 隆一が
テレビや映画に出るポテンシャルが あったはず…」
健太郎は、今まで嫉妬心から 隆一の 気を 美香や 隆と 共同行動して 吸い取っていたことを 後悔していた。
また白竜王から
魔界を復活する業務に 携わっていた自分を悔やんだ。
隆一亡き今
地上の救世主は誰になるのだろうか…
ほどなくして
天地で戦争が 起こり 富士山は
噴火した!
また
東京沖大震災も
起こった!
生前
隆一が 予言していたとうりの 大災害が
地上で 起こりはじめ我こそは
地球最後の時を救う集団組織だと 愛の天使レイキは、
パンドラ王国を設立していった!
てん。つくん や
その他
スピリチュアル詩人ピノコ
隆一と関わったボランティアスタッフさんや 民族楽器の ようへい なんかも
パンドラ王国の組織に入った。
光の組織として 崇められていた!
健太郎は、最強の力を手に入れたくて
愛の天使レイキに力を貸すが 裏切りに合う そして
健太郎が剣板で死ぬはずが 変わりに
主人公 隆一が死んでしまった。
主人公が 死ぬというどんだけダークなんだと 言う話になりました。 完結にしてはえげつない