ラストアドベンチャー第十章 冒険の果てに~
城まで 戻ったのは いいが
あの諸悪の根元デビラーは 生きていた。デビラーと 再び剣を 交える先に あるものは!
宴会場では、エスラータで 出会った、大道芸人シンや、絵描き屋 また、羅漢の修行僧や カンドラゴ師匠
ポルトリングの 路上詩人や 船で一緒に旅した、船長一門が
宴会場には、先に到着していた。
「よくぞ 魔女を 倒したのぅ。 わしの元で 修行をしたのは 無駄ではなかったな」カンドラゴ師匠は、レックス達を 拍手で 迎えた。
大道芸人シンは、
ジャグリングや
水晶を 宙に浮かしたり 水晶を増やしたり さらには ロボットのコスプレして
ダンスしたり
宴会場を 盛り上げた!
ポルトリングの路上詩人は 詩を歌にして歌った
四英雄 魔物を倒せし その時に
裏切り おこらん
その者こそ
ただ ものでは ござらん
またまた 前回 詩人に歌を歌ってもらった時と 同じように 不吉な歌を歌った。
「やい やい! 魔女も 倒して 奇跡の復旧と モンスターは 激減してんだぜ!不吉なことを言うなよ」船長達は、やじをとばした。
「シードラゴンが海に 現れた時の ように 嫌な予感が する…」
レックスは、
ワインを一気に 飲み干した。
宴会場には、兵隊や 町の人々や 旅の道中で 出会った人々が多数いるが
体が 青銅の鎧で 包まれた 男の鎧が
バリバリと 割れて
中から あの悪しきボディの 悪魔が 登場してきた!
「うががががっ!魔女サライトマンを洗脳したのは このオレだ!」
サライトマンと 決着を つける前に
あっけなく
レックスの 新必殺技 光波斬 により
一撃 で
倒したはずだが、とどめを さしていなかったせいか
デビラーは、生きていた。
「先の戦いでは、マーサや サライトマンの戦いが 描かれまくり オレは 1行しか 描かれない オレの扱い方 どないなっとんだ? 今度は 魔女サライトマンさえ洗脳した オレの強さを 永久に語り継ぐようにしてやるさ」
デビラーは、一気に 邪悪な 波動を
高めて 何かをする気だ。
宴会場に 飾ってある花々が 一気に枯れた!
「 レックスの 光波斬を また くらいたいのか? バカな奴だな デビラーよ!!」アランは、デビラーを嘲笑した。
「デビラーさん! あなたは あたしら とは 能力に 差が開きすぎなのよ!もう どうやっても あたしらには 勝てないんだから」
「デビラーの奴 なんか おかしな技を使う かもしれねえぞ おっかねえやい」
ジャックは、構えた。
「ククク、アランを かつて この技で 四次元に 飛ばしたが、今回は この場の全員を 四次元に ほうりこんでやるぜ」
ダークエナジー全開… グラスや 食器 部屋の 飾りが
ダークエナジーを デビラーが集める反動で 倒れたり割れたり
「光よ! 我に力を 悪しき空間 から 悪を断つ! うなれ
光の海よ! レックス最大必殺の光波斬 ~っ」
レックスの剣から
光の波が
デビラーに 襲いかかった!
「甘い! 一度 不覚を 味わった その技!見切ったぜ」
デビラーは、ダークバリアで 光波斬の ダメージを 0にして「ククク これだけではない… 新感覚 四次元イリュージョン!」
天井に 怪しい空間が 現れ 全員 異空間へ 閉じ込められる 勢いで
あがいても あがいても レックス達は、身動きひとつ とれない。
「まさか 最後に こんなオチになろうとは デビラーやりやがるぜ ちっ 動けん」レックス達は、何もできず 吸い込まれるかと 思われたら、
ビューン!
? 突風?
風と共に 一撃の槍が デビラーを 貫いていた。
その時、あたりは 再び静寂に 包まれた。 そこにいたのは…
フード男だった。
「サンキュー! また助けられたな。
」とレックスは、フード男に ハイタッチを 求めたが
フード男は 身を翻し拒否した。
「勘違いするな!僕は お前たちを 助けたわけじゃない!なぜなら お前たちは、僕に 倒されるからだ!」
いきなり フードを 放り投げ
そこには 懐かしい…アゼムの姿が あった!
「アゼム! やっぱり アゼムだったのね」ミレーヌは、感動して 涙を流す。
「しかし アゼム… なぜに 鬼の形相してんだ?さっきは 助かったよ!」アランもアゼムに言った!
「勘違いしてるな!みんな! 僕に ついてこい」
アゼムは、かなりの速度で
城の瀑布が 流れる 山まで 走っていった!
追いかけるレックス一門。
「ハァハァ まったく アゼム どうしたって 言うんだ?
なぜに オレ達を
こんな 場所へ?」
レックスは 呼吸を乱している。
「決着を つけるぞ!英雄達! 誰からでもいい!かかってこい。」
アゼムは、槍を構えた!
「おいおい 冗談はよせやい」
ジャックは アゼムに低い口調で 言った!
「冗談ではない…
大魔神に 石にされて意識が 戻った時から僕は 魔物達の邪気が入ったようだ
誰も かかってこないなら 僕が やってやる」
「目を覚ませ!アゼム…」ジャックは サモア人風の 遠心力のあるフックを放つが アゼムのカウンターの ストレートが 入り ジャックは
ダウンした。
「僕は アゼムではなく ハデスという名前で 呼ばれる…
魔物達は 魔女サライトマンが いなくなり一気に 消滅したが 残等共は 僕が繁栄させるのだ!僕が世界を支配する」
「ハデスという名前に 変更かい?
なら この一撃で 貴様の夢から現実へ戻してやるよ」
アランは 超スピードで アゼムを 撹乱し あのサライトマンを ダウン寸前に追い込んだ 分身からのフライングハイキックを 見舞ったはずが
アゼムの カウンター気味の槍で逆に 弾き飛ばされた アラン!
「伝説のグローブを装備した あたしに 敵なんかいないよ」
ミレーヌは、 アゼムの顔面 ボディ 足と 打撃を ヒットさせ とどめの バックスピンキックと いこうとしたら アゼムは、 上空に 飛び上がり 上空からの 槍を振り回した 風で ミレーヌを 弾き飛ばした。 「かくなる上は
光波斬! うなれ光の海よ!」
レックス必殺技が
アゼムを とらえるはず?しかし アゼムも 竜騎士最強奥義
ミリオンスピアーノ!槍が まるで 千本以上あるかの ごとく 大量に高速で レックス必殺技に 立ち向かい…
2つの必殺技は衝突して 空中で 分解した。
「やるな!レックス… では 僕の ドラゴ パワーアップした ドラゴを 口寄せしてやろう せいぜい 気をつけるんだな」
ピィ~ ヒャララ
アゼムは 笛を 奏でた!
「おいアゼム!ドラゴは バハムル戦で死んだはず? まさか」と レックスは 驚いた。
「そう レックス… その まさかなんだよ!ドラゴは なぜか 生きていた。 しかも 遥かにでかく パワーアップしてな」
上空に 山が ? いいや 山かと 思うくらい 巨大な ドラゴンが 現れた!
「よく来た!相棒。」
アゼムは、全長200mは あろうかという ドラゴンに 飛び乗った!
「ガルルルル」
ドラゴンは ダークブレスを 山の方に向かって吐き出した。
山の半分が
一気に なくなるという 恐ろしい破壊力!
「どうだ!この僕ハデスの ドラゴンの破壊力は? もう キサマ等 笑えまい。」
「ハハハハ」
レックスは 笑った!
「笑えまいと言った矢先に笑いやがったな!」
アゼムは 上空で
レックスを睨んだ。
「なぜに アゼムが悪に なって オレ達を 襲ってるのか わけわかんねえ だけど オレ達は 絶対 負けない」
「絶対って レックス 何か 策でも あるの まさか また 吹雪系の魔法を 使うの?」ミレーヌは ドラゴン化したサライトマンを倒した あのコンビネーションを また使うのかと思った!
「いいや 違う そんなんじゃあ あいつは 倒せない。みんな!オレに パワーを与えてくれ」
「どうすんの?」
アランは 首を傾げた!
「オレの繰り出す魔法てかパクリ技に みんなは 気を 入れて援助してくれ」
はぁああああ!
レックスは、闘気で上空
アゼム達の方向に
空間の穴を開けた! 「レックス版四次元イリュージョン!」
「うぐっ なにをしたんだ 僕は そして ドラゴは…」
アゼムや ドラゴは…上空の穴に 吸い込まれているが
アゼムやドラゴのフィジカルが 凄まじいから
四次元イリュージョンは…破られそうだ。
「みんなあ まだまだ パワーを オレに 預けてくれよー」
レックスは 叫んだ。
ミレーヌ ジャック アランは
七つのチャクラを解放させ
レックスの頭のツボ百絵に 気 を
送りこんだ。
「宇宙意識に オレは傾き オレの技! 宇宙エネルギーにより 完成! はぁああああ! 究極完全版四次元イリュージョン!」
「うぐぁあああ」
アゼムと ドラゴは… 四次元に 吹き飛ばされた。
「やったなあ レックス…」
「アゼムの裏切りには まいったが レックスやったじゃねえかよ」
「あたし あのアゼムが あんな姿になったなんて ショック」
仲間達は、レックスに 寄りかかった!
「おそらく、アゼムは 生きてはいまい だが 万が一 生きているなら 違う時代へ 飛ばされたはず」
レックスは、仲間だった アゼムを
四次元に飛ばした ことを後悔して
泣き崩れたが
落ち込んではいられない。
もしも あのままアゼムを 止めなかったら 再び 地上は モンスターの支配する世界になっていただろう。レックス アラン ジャック ミレーヌは、最後の 戦いを終えて それぞれの道を 歩んでいた。
ジャックは、
再び 航海を旅して 宝探しの旅に出た。 なにやら
永遠の指輪という
永遠に生きられる 伝説の指輪を 求めて 船長一門と 手を組んで 今日も 海をかけぬける。
「オレ様が 海賊英雄ジャックよ!海に行き 海に死ぬ! オレ様は 美学をつらぬく」と 言いながら
再び シードラゴンと対面してしまう
ジャック…!
一方 アランは、 王国の国ジパングへ 到着していた。
「アランよ!よくぞ戻った。 またまた なぜ?」ロングヘアの70歳くらいの忍者は、アランに言った!
「風の 噂では 黄金の国ジパングでは、 戦国時代に 突入して 忍者が 活躍できると 聞いたので オレも戦で 暴れたいんだ」
「さようか! よし!ジパングでも 暴れ放題 暴れ 忍者の強さを 見せつけようぞ」
その頃、レックスと ミレーヌは、
「ちょっと なんなの こんな 美しい滝を 眺められる テラスや雑貨が 所狭しとならんだ カフェに あたしを 連れ出しといて かしこまって」
「実は さあ オレ…」
テラスには 日光が 降り注ぎ
滝の音が ごうごうと流れている
時々 野鳥のさえずりも 聞こえる
素晴らしい自然のBGMが流れている素敵な場所だ!
「アイスコーヒーお待たせしました」
メイド服の 店員さんが アイスコーヒーを レックスのとこに置いたので レックスの話は 遮られた。
「何 何~っ 気になるレックス」
「ウィンナーコーヒーお待たせしました」
「?」
「えっ?」
「まじっすか!」
なんと またまた違うメイド服の店員さんが ウィンナーコーヒーを 運んで来たんだけど ウィンナーコーヒーに コーヒーに ウィンナーが
入っているではないか~っ
「なんじゃい こりゃあ」レックスは つっこみいれた!
「あぁ~ 萌えちゃん また やっちんちんしたのね~ ちゃんとした ウィンナーコーヒーを 出してあげなきゃね」メイド服の店員さんが ウィンナーコーヒーにウィンナーを入れた 萌えちゃんというメイド服の店員さんに 注意する!
「で レックス… 大事な話って 何~っ」ミレーヌは 興味津々で レックスを眺めた!
「実は オレ ミレーヌの事が…」
「ウィンナーコーヒーお待たせしました」
「?」
「えっ?」「まじっすか!」
またまた 萌えちゃんは コーヒーにウィンナーを 入れて
レックス達の前に 現れた!
「かぶせネタかよ」 ミレーヌは ハリセンで 萌えちゃを はたく 「痛い~っ むう~っ やん やんやん」萌えちゃんは
萌え~な ポーズを とり いきなりウィンナーコーヒーのウィンナーを 触りながら 「今夜 あなたのウィンナーで あ そ ば せ てウフッ」
レックスに ウインクした、 「おうよ!オレのウィンナーは今夜 ウィナーつまり勝利者に なるのじゃあ」て レックスが 立ち上がった!
「 きゃあ 萌え めっちゃ 嬉しい チュ~」
萌えちゃんは 大胆にも レックスの前で キスを した。
思わず 赤面して 大事なとこが もりもっこりしてる レックス!
端から 不快感いっぱいの ミレーヌは
「帰る~っ もうレックスなんて 知らないんだから」
ミレーヌは、怒って 店を 出て行ってしまった。
最終的に ミレーヌに告白するつもりが
空気を 読まない
萌えちゃん に 変態プレーさせられて
そんな きっかけで 後に 萌えちゃと
結婚する事になった レックス!
人生万事塞翁が馬とは まさに この事か!?
ザイールは、ミレーヌが 王女に なり再び 外交貿易のさかんな 国に 変化していった!
四人の英雄達
レックス! ミレーヌ! ジャック!アラン!は 近世まで
銅像として
残っていたそうな。 世界遺産に 登録しても 良かったかもしれない。
この物語は、これで 終わり
竜騎士アゼムはハデスと名前を変え魔界を 設立したそうだが 時は 遥か昔…へ タイムトラベルしているようだ。
この世界は、今後 平安が 続くでしょう。めでたし めでたし
デビラーとの決着や アゼムの裏切りと、 四英雄の その後のストーリーを 描いた シリーズ完結話!
レックスと ミレーヌが 結ばれるはずだったのに 最終的には コメディ路線なオチで 終わりました。 ラストアドベンチャー 長い間 ご愛読 ありがとうございました