ラストアドベンチャー第九章 決戦の間
ついに サライトマンとの 決着を迎えた! レックス達!
最強の敵に いかにして 挑むのか はたまた全員 無事か!?
何かが 起きる
ワクワクする決着戦のはじまり はじまり~
レックス達は、幻光虫が 飛び交う
暗闇の幻想的な
通路を 走り抜けて なにやら 行き止まりが…。
「おっと! 行き止まりかよ! ちぇっ
どうなってやがる 」レックスは 苦虫をつぶしたような表情で仲間達に話しかけた!
「よく 見ろよ。レックス! 何やら看板に文字が書いてあるぞ」アランは、指差したら
「○△◇?」 ミレーヌ わかんな~い
とミレーヌは、眉間にしわをよせた!「オレは、わかるぜ 海賊の血が さわぐぜ そいつは なあ!古代エジプト人が 書いた文字だぜ。 いわば象形文字みたいなやつかな!」ジャックは、どや顔で さらに そのエジプト人が書いた文字を 読み始めた!(三種の聖なるアイテムを この湖にかざせ… そうすればいにしえの 道は開かれる)
レックス達は 先の戦いで デビラーを 倒した時に 手に入れた 天使の指輪とか 他のアイテムを 看板横の小さな湖に かざした…
すると 辺りは光で包まれ
行き止まりだった道が開かれ
レックス達は…
その道を 歩き出した。
崖のような
荒廃とした
岩山 だった。
崖っぷちの 玉座 の周りに いきなり 青い光が 差し込んできた!
「フフフ」
薄気味悪い笑い声とともに、地面から
全身 青い衣装で 青い体
髪の毛が 長くて 幻想的な はね具合に 乱れた 髪の毛を風になびかせながら
青い瞳の 魔女サライトマンが 現れた!
「ついに 現れたな!魔女サライトマン! 覚悟は いいか!」
レックスは 剣を抜いて構えた。
「貴様の 悪事 行く先 行く先の国々で 聞いたぞ。 成敗してくれる」アランも構えた。
「マーサや デビラーに 操られて 邪心に 目覚めたみたいね? あなたは 本当に魔女?もしや人間 では…」ミレーヌが サライトマンに問いかけたら サライトマンは、顔が ひきつった! 「操られたにせよ!悪は悪! こらしめないと いけねえなあ」ジャックは、シャドウボクシングを 始めた!
「よく来た!と歓迎したいと思ったが…ミレーヌあたりが いらん事言ったので 褒美に 私の 歌を聴きなさい。 タイムトゥサドンデスを歌いますね… フフフ」
「褒美? 歓迎に歌?はっ? 意味わからんし」
ミレーヌは、魔女に 首を傾げた!
魔女は、大きく深呼吸した…
あたりは、次々と
花が 咲き始めた!
荒廃とした景色に 色とりどりの花が…サライトマンの深呼吸と ともに 咲き始めている。
スイセンや ラベンダーや セージやローズマリーや アマリリスと…
「めちゃ綺麗~」ミレーヌは 感動している。
「おいおいミレーヌ!うっとりしてる場合じゃないぞ。サライトマンのやつ 何か企んでないか!?」
アランは、構えたままで ミレーヌに言った。
美しく 紫や 黄色 白 花々が 咲き始め
とくに 紫
ラベンダーの匂いが あたりを たちこめ レックス達は、構えが ほどけてきた。
「なんだ? なんだ?オレ めっちゃ リラックスしてきたぞ」レックスは ふらふらしている。
「睡魔プラス リラックス感? なんか 調子狂うなあ」アランは、まぶたをこする。
さらに スイセンの花粉が
黄色 や 白 に なって レックス達を
包み込む。
四人の勇者達は、
急に 視点が 虚ろに なり 混乱しているようだ。
「キサマが…サライトマンだな! くらえ~っ」
レックスは ジャックに剣を 振りかざした。
「ぐっ! レックス… オレ様は ジャックだぜ。 てめえ やりやがったな!」
ジャックは、強烈なボディブローを レックスに ぶちかまし レックスは、地面に 倒れる。
ミレーヌと アランは、拳と蹴りで 格闘して かなり お互い
傷だらけのようだ…。
「い いかん! サライトマンの幻術に
オレ達 かかっちまったようだ。 みんなーっ やめるんだぁあーっ!」
レックスが 上空に 稲妻を 起こし
微電流を剣に 集め 仲間達に 電流魔法で正気に戻していった!
「キャーっ!あたしら 傷だらけじゃん って~よ~!」
ミレーヌは 足や肩を 押さえながら立ち上がった!
アランや ジャック達も、 くらつきながら 立ち上がった!
「やるじゃねえかよ」ジャックは 不適な笑みを浮かべた!
「オレ達を 操った賠償は 高いぞ
くらえ~っ! スパイラルハート」と言って レックスが体を 宙返り前転しながら サライトマンに突撃!
「フフフ」
サライトマンは
余裕で かわした… つもりたが
かわした所へフェイントして
レックスは サライトマンに攻撃を 入れたので サライトマンの顔に 大きな傷を入れた。
「ぬおぉ 許さん」
サライトマンは、手を 10m前方のレックスに 向かって 怪物みたいに 伸ばしてレックスを 長く伸びた手で 蛇のように 縛り上げ レックスを失神させた一撃で レックスを失神させるとは、さすが 魔女と 思わせる攻撃だった。
しかし ジャックは、ナイフを 素早く投げ込み サライトマンの腹部を かすめた! さらに追撃! 火縄銃で サライトマンの心臓に 向かって
銃を 撃った ジャック! サライトマンの心臓を貫く寸前に 「カウンタージェイド」と サライトマンは叫んだら 玉が 跳ね返り ジャックを襲った!
ジャックは、吹っ飛んだ。
次に アランが手裏剣や くない で 果敢に攻めるが 紙一重で サライトマンに かわされる。
「まさか五星の秘具を 装備した オレより スピードで 上回っているとは…しかし オレは 負けん。スピードには スピードで」
アランは、超スピードで サライトマンを 囲む。
すると アランの残像が サライトマンを たくさん包む。
「バカな? 私が アランの スピードに ついて いけれないわ」 パコン!
いつの間にか
アランの フライングハイキックが サライトマンの後頭部を
とらえていた!
サライトマンは、 一瞬 意識が 飛んだ。 何やら
懐かしい時代が
サライトマンを
包む。
未来か!?
地球か!? ジパング?不思議な 道を
おかしな 乗り物で 走っている
サライトマン
海辺のロードだとか ツーリングだとか もうろうとした 意識の中で
そんな 声が 響き出した。
( ここは? 私は サライトマンではなく… はっ いけない 私は 伝説の救世主であり この物語の作者を 助けだし…
か~っかっかっかっ! 翼の生えた
生物が サライトマンに 現れる!
そなたは 誰だ? この世界 最強の魔女サライトマンとは 私だ! 私に 勝てるとでも?
か~っかっかっかっ ワレは、堕天使○○○ そなたは 魔女ではないな! 普通に 人間だろう?
見てみろ?その格好! そして 今は199X年 日本!
か~っかっかっかっ 笑い声が 消えた
えっ? 私の 魔力は? 私は 肌の色が人間みたいになってる? 私は 何なの? ツーリングだとかバイクだとか… 何かしら? 誰か 教えて ねぇ ねぇ ねぇ… 誰か 教えてーっ いゃぁ~っ )
魔女サライトマンは、意識朦朧とした
ほんの数秒の間に 見ては いけない 何か 魔女サライトマンの過去を見てしまった。「あぁああああぁ~っ!」
うめきながら
サライトマンは、意識を 取り戻した!
「おいおい!
まともに オレの蹴りが 入ったはずなのに 立っていやがる。 さすがは フィジカルも 強いな」
アランは、再び スピードで サライトマンを 撹乱しようとした時
「フリーザード」
と言って、凍気の魔法で アランを 追い込む。
アランは、一気に凍りついた。
「いい気にならないでよね サライトマン! まだ あたしが 戦えるのだよ!」
ミレーヌが
ハリケーンのように タックルを 仕掛けるが サライトマンが タックルに 合わせて 魔法意外にも 膝蹴りカウンター という 打撃を
ミレーヌに ヒットさせて ミレーヌも
ダウンした!
「サライトマン… 打撃カウンターという奇策まで 見せたわね やるじゃねえかよ」ミレーヌは
地面に 這いつくばいながら 言った!
「オレも あきらめんぞ! オメガジエンド」アランは スピアで E N Dと 空中に 書いて 飛び回り
その 文字みたいなやつかな?闘気オーラをぶつけるという必殺技を サライトマンに 見舞った!
サライトマンは、ガードを 固めたんで 威力が 半減してしまったようだ!
「少しは やるわね!でも まだまだ フフフ ハハハハ キャハハハハハ」
急に サライトマンの口調や 表情が おかしくなった!
サライトマンから 七つの光? チャクラが輝き出した。赤=臀部第1チャクラムから頭第7チャクラム紫まで 解放して
光で あたりが
七色に 輝き出した。
「な なんなんよ! まぶしいってもんじゃないわよ
も~ 見てらんねえよ」
ミレーヌ達は まぶしい七色の 光が 過ぎ去った頃 サライトマンを 見たら
なんと
全長20mは あるような ブルードラゴンに 変身していた。
「 サライトマン… 奴には まだ こんな 奥の手が あっただなんて… 勝てるのか」アランは 恐怖で足が竦んだ。
「フフフ…恐怖せよ…火と雷の合体魔法 フレアサイクロン!」 サライトマンの竜と化した魔法に
仲間達 全員が
ガードは しているが多少なりとも
ダメージを 受けてしまったようだ。
「甘いです!トリプルフレアラー!」
と サライトマンは、四人に 火炎魂の三連弾を
ぶつけるという荒技に出た。
「サラのやつ ドラゴンの化身なのか? やたら 強い」アランは、足を ガクガクさせながら
立ち上がった!
「確かに強いね… でも みんなに聞くけど、この勝負あたしたちの勝ちだよ」
と ミレーヌは 腕を押さえながら言った! 「なに 希望的観念に ひたりやがる オレたちゃ ボロボロ どうやって 勝つんだ?」ジャックは、 言った!
「ねぇ 恐竜が地上に住んでいた時 なぜ恐竜が滅んだか分かる?」とミレーヌが言った!
「食糧不足じゃないの?」
「いいや 凍え死ぬくらいの寒さが 原因って いう説もあるね」「じゃあ オレたちゃどうすりゃあ いいつーの」
「アランにレックス! あなた達は 冷気の魔法が 使えるわね… 思いっきり全魔力を使ってサライトマンの化けているドラゴンに 向かって魔法を ぶつけてほしいの! あたしは やつの苦しんでいる所へ コンビネーション攻撃するから さらに ジャック あなたは銃では なく 全力で ナイフを ドラゴンに投げるのだよ きっと勝機は掴めるわ。」
「何を あなた達 ぶつぶつ 語ってるんでしょうか? まさか この世界 最強の姿の私に 勝てるという夢物語は、語ってないわよね?」
と 言いながら 炎のブレスで サライトマンは 容赦ない攻撃をしてくる!
それを かわしながらレックスは言った! 「キサマの弱点を露呈させてやるぜ オレ達の盤石なチームワークによってな」
アランとレックスは冷気魔法を サライトマンドラゴンに向かって投げつけた。
「ぎゃあぁああ やめろ~」サライトマンは 叫んだ。
そこへ ミレーヌが 入ってきて
ハイキックコンビネーションで サライトマンドラゴンを 狙い撃ち。続けて ジャックが「 奥義 ロケットソード~っ」と 言い ロケットみたいに ナイフごと サライトマンに 突っ込んだ!
サライトマンは、ドラゴンから 人間の姿に なり
腹部を 貫かれても 執念で ジャックを 頭突きで ふりほどいて 「こしゃくな人間ども◇▽○」
またも サライトマンは 意味不明な 言葉を言いながら 意識が別世界へ…
( 私は、誰?
んん? また 翼の生えた 生き物 あなたは?
わたしか!? わたしは 天界の ラブリエル…
そなたは 操られているに すぎない…
目を 覚ましなさい サライトマン…
こしゃくな は~っ! ふむふむ 手を 怪物みたいに 伸ばす技は お見事 しかし 私は あなたに 言います。 あなたは?
ラブリエルは、消えた。
なぜ…
んん? どこ?
ソウルエッジエキスプレス…
本来 死ぬはずじゃなかった 人間が 志し 半ば で 亡くなった時に 行きつく世界… この地には
たまに 生きた まま たどりつく 者も いると言う…
その魂を 喰らう化け物 エビルキラー… あなたは エビルキラー…だね 私の家来に ならないか?
はぁ オレは 化け物 あんたは 人間? エビルキラー…の残像は 消えた…
そういえば 私は、青い体が なくなり 人間みたいになってる! なぜ…
あっ また
時代を 駆け巡る… 中国? どこ?
ヤンとか リーとか チェンミン が 登場してる
家族愛をテーマにした世界か!?
家族ねぇ 私にも 家族
そう 愛する旦那さんが いたような 記憶があるわ。
また 景色が 変わった! 美術館かな? 絵の中の 人間が 動いている
ひげの おじさんが 何者かに 操られている。
あっ 白天童子…
メルヘンの館へ ようこそ サライトマン様だって
私 歓迎されてるのかな…
んん? ここは 宇宙ね。 第七チャクラムが 解放してゆく
紫の宇宙エネルギーと 一体化して
ここが どこなのか サーチできたわ
21世紀 惑星ジュピター
宇宙犬キャッシーだと…
すごいね… 私の言葉 ぜんぶ わかるんだ つまりは 人間の言葉が わかるんだねキャッシー?
沈黙かな 無視かな? 人間の言葉が わかると バレたら 早乙女家には いられないだって? 早乙女 早乙女さん? あっ 思い出しそう
あっ あっ… 記憶が…」
「ぎゃあぁああ」
またも サライトマンは 崖っぷちで 記憶を数秒 失っていた。 「おい!サライトマン あきらめな。 命は助けてやる。
もう 人間を この世界を 支配しようとか考えないでくれ
なっ!」
レックスが 手を差し伸べた。
「 ありがとうございます。皆様
私の記憶が 戻りそうです あと少し お待ちください」
サライトマンは、穏やかな 口調になった。肌の色が 青から 人間みたいになってる!
「サライトマン あんた やっぱり に ん げ…」そう レックスが聴いたとたん
「目障りなんだよ… 僕の 前から 消えてろ…」
いきなり フード男… レックス達を助けた アゼ○みたいな
男が 現れて
槍を サライトマンに 投げつけた!
それと 同時に
フード男は、風のように 消え去った!
「待って フード男…!」と ミレーヌは言ったが
フード男の 姿はない! 見えるのは
槍に 貫かれた
サライトマンが
崖から 落ちていく 凄惨な シーンだった。
「サラ~っ」
レックスは サライトマンを 助けようとするが 間に合わない! サライトマンは
もう 標高1000mは ある 崖から
落ちているだろう!
レックスは、肩を落とした「ちくしょー ちくしょー! オレはサライトマンを救えなかった」
「レックス! しっかりしろ… もし あのまま サライトマンが フード男に とどめをさされていかなったら
オレ達の油断を 誘って 狡猾に 攻撃してくる 可能性も あったぜ」アランは、レックスの背中を さすった!
「魔女サライトマン… 最後は 微妙だったし 謎だったが
まあ 倒したんだし よしとしようぜ
さあ 国へ 帰ろう」と ジャックは 言った!
魔女サライトマンが 崖から 落ちて 命を 落としたのかどうかは わからないが
魔物の 気 が
消えて
廃墟だった 国々が 上空より 現れた
七色の 光によって 浄化 回復している姿を 目の当たりにしている レックス達… ミレーヌやアラン勇気ある四人は
七つのチャクラが 解放され
オーラバリアにより 傷が 全快復して
3日間眠りについた。
「はぁ~あ よく 寝た… ありゃりゃりゃ? ここは どこやん? あっ ここは」 復旧したザイールに たどりついているではないか?
石造りの 街並みが 美しく復旧されて
店も リニューアルオープンしていた。
「あたし達 夢を見ていたのかしら?」
ミレーヌ達は 挙動不審に なった!
すると 兵隊達の生き残り?が やってきて「大理石のザイール城へ おかえりなさい。皆様!
宴会が 始まります。」レックス達は、サライトマンとの 闘いから 奇跡が 起きまくっているので
半分 夢うつつで
懐かしのザイール城宴会場へ 歩いて行った!
城の門を 兵隊が 開けた時
あまりにも 見事に 復旧されたザイール城を見て涙する勇者達だった!
魔女サライトマンが 過去の 記憶を
たどっていく話を
少し挟みこみ ました。堕天使や 天界のラブリエル
白天童子 宇宙犬キャッシー
ソウルエッジエキスプレス… と ラストアドベンチャー以前の 話に 登場した
キャラクターが続々 登場します。
そういった 不思議な要素を 盛り込みました。