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第三十四話 9割型人類滅亡へのカウントダウン

サッカー大好き少年 あきらの見た街道テレビに 三体の 悪魔が ブラウン管に登場して 人間の間引きを 発表する!

これは 地球人滅亡を 描いた 作品なのか? もしくは 少年あきら だけに

そんなにダークでは ない話なのかは 蓋をあけてみなけりゃわからない。

地上は、203x年、度重なる テロや自然災害や 苦い

ニュースが 毎日のように 飛び交う世の中に なっていた。


2020年頃からタチの悪い感染症が広がった。

その翌年から 感染症は次々と変異を繰り返した。


変異を繰り返した感染症に かかったものは 狂人となり人が人を突然襲う世界になって行った。


2020年代後半からは 感染したものを隔離するだけじゃ終わらない世界になっていった。


感染したら 抹殺することが義務付けられた。


そんな世界なので 身近な人が 急に感染した時が一番辛いのだ。


2020年代後半から

ウイルスの変異種による狂人が 現れたことにより

町にも自由に 出歩けない世界となって行った。


かつてない「食糧危機」の時代になり

食糧を奪い合う世界にも 突入した。


闇の組織らが武器を装備し 弱き者らから

射殺などしてでも食糧を ぶんどるような世界になった。



生き残るためには強くならないといけない世界に変わった。


だが 人間が人間を襲う世界を 人間外の生物は 許しがたく思ったのか 人間外生物による

地上世界の粛清計画が始まるのであった


プロローグ


本編突入


悪魔サターン達は、聖書によると

大混乱する世の末に 地上で 暴れまくる 事になると予言されていた。


地上には 異形の生物が天上界から 多数放たれた。


巨大な イナゴなどの昆虫が 多数出現したり

宇宙人らしきものが

あらゆる国を破壊する行動に出た。

海には凶悪な海獣、山には 人食い狼なども多数出現する世界となったのだ。


宇宙人による 出現や被害も 起こる世界。


だが宇宙人は 破壊活動さえするが 姿をすぐに消すとか人間に乗り移ることが多かった。

なので

宇宙人の 破壊活動は

そこまで 酷くなかった。


問題は 悪魔サターンらの使いが現れた時が 厄介なのであった。



その予言通り2030年代の某年に地球人達は、残りの命が 少ないサターン達の間引きに 直接 あわされるように なっていた。


人間外生物が地上に介入しだしたので チンパンなど 恐ろしい武器やウイルスの粉を持った組織らも

さすがに大人しくなった。


いかなる人種も 人間外生物には 敵わないと 世はあきらめのモードになった。


しかし どんな苦境に立たされても 希望を持ち続けた知恵と逞しさに恵まれた

あきらという10歳の少女がいた。


父は あきらが物心つく前に ウイルス感染で死去し

母は あきらが まだ2歳の時に 宇宙人の突発的な 侵略により レーザーで胸を貫かれ死亡。


あきらは孤児院で暮らしていた。


しかし あちこちで地震が起きて 多くの仲間が行方不明になった。


しかし若干10歳だが

尋常じゃない逞しさと運で なんとか 生き延びたようだ。


もちろん生きるために時には盗みも働かざるおえなかったが。




2030年某年某月某日

人々が テレビを つけたら、急に画面が 切り替わり

「フハハハ!」

と 笑い声が聞こえてきた。


魔物が三体

テレビのブラウン管に でかでかと映り こう言った。

「俺達は、まもなく 神の裁きを うけて地上に いられなくなる。だが、その前に お前ら人間を 1日に 千人づつ 間引いてやる。


間引かれるリストは、毎日 朝10時から夕方17時までに

とあるチャンネルで

その日 間引きに 合うリスト千人を挙げてある。

注意を払いつつ

テレビの とあるチャンネルを つけとけよ。 逃がさんぞ。」

と 言って 三体の悪魔は ブラウン管から消えた!



次の日から 悪魔の間引きが

実際に 行われ 悪魔が上空から 人間に向かって 炎を吐いて 攻撃したり、目からビームをだしたりして 間引きリストに 挙げられている人々は どんどん殺されていくようだ。


どういうわけか宇宙人らが襲撃しない場所を狙って サターンの使いは人々 を 間引いて行った。



とあるテレビの番組で その様子は くわしく描かれていた。


実に 生々しい放送なので、そのチャンネルを つけた途端に 思わず 失神してしまう人々もたくさんいた。


政府は あろうかとか かつての敵(チンパンらと手を組んで)軍隊を出動させて 悪魔たちに向かって

毒ガスや ライフル 手榴弾 で 攻撃したが、 ちっとも 効果なしという 感じだ。

そして 何日も

そんな 惨たらしい光景が 続いた。


ある日

あきらは、悪魔達が 言っていた、 とあるチャンネルにスイッチを 入れたら、あきらが 今日 悪魔に 間引かれるリストに

挙がっていた。


どっから悪魔が 自分を襲いに くるのかと 怯えて 家から逃げて 岡山の方へ あきらは 向かった!


そして岡山について しばらくして

双眼鏡で 後ろを

覗いたら

一匹の 魔物が こっちに 向かって 飛んで来ているのが

見えた。


あきらは、怖くなり、

その場から 少しでも遠くへ 行こうと思い走った。


少し走っていたら

老人に「止まれ… 光のエネルギー溢れる 少女よ」

と言われて あきらは、いやいやながら

立ち止まった。


「そんなに 血相変えて どうしたんじゃ?」


「テレビ見なかったの? ウチは 今日 魔物に 命を 間引かれるリストに 挙がっていたから怖くて 逃げている とこなんだよ」


「ワシに 良い考えがある。 ワシの家の前の 公園まで一緒に来なさい。


ワシが 魔法を かけて そなたを 魔物から 見つからないようにしてやるぞよ」


老人は、浮浪者みたいに 汚い格好して しかも 酔っぱらっていて いまいち信用ならないが 明は

藁をも つかむつもりで 老人の言う 公園まで歩いた。

三分歩いたら もう 公園まで たどり着いていたが

スベリ台や ブランコ 砂場と いった

いたって普通の公園だった。


「スカルストール!」


と 老人は、あきらに 向かって 呪文を唱えた。

しかし あきらには、何の変化も 見られなかった。


「おじいさん!

なんも おきないじゃないかよ」


「すまん すまんのう」

そう言ってる間に

魔物が あきら達のそばまで 追いついてきた。


「おじいさん あんた酔ってるだけじゃねえかい? 魔物が 来てしもうたやないけ?」

魔物は 少しずつ あきらの所まで無表情で近づいてくる。


老人は

「とんだ茶番劇を やっちまったのお〜

ほんに すまんのう」と 言いつつ

また 酒を飲みだした。



あきらは 老人に 茶番劇付き合わされただけでなく 魔物に 殺される ということを間近に迫られ 心臓が 飛び出しそうになり

身体は ぶるぶる震えていた。


魔物は、 とうとう目の前まで

来たかと思っていたら、

予想外な言葉を

言ってきた。



「スカルス様 お久しぶりです。

今度 いつ 魔界へ戻られるんですか?」

殺されるどころか

魔物から スカルス様って言われた こじきのお爺さん。



「おい!お前 間引きリストをアップするべきテレビ番組

に この あきらって子の名前を書いただろ?

馬鹿者め! あきおの間違いじゃなあ 。

悪魔の中でも お主らは 位も高いのは間違いおってからに」


老人は 悪魔に向かって怒鳴った。


「申し訳ございません。スカルス様、そして あきら様

私、間引きリスト 隣町に住んでいる10歳の少年あきお を抹殺すべきでしたのに 間違えて 少女 あきらを 抹殺してしまうとこでした。


「えっ?何が何だかウチには全く わかんないや どうなってるの?」


「あきらよ! そなたは 地上を生き残る 選ばれしものというのを先ほどの魔法で判明したぞ。


知恵、体力、運の良さ、ルックス、優しさ、行動力、あらゆるステータスが 普通の人間を凌駕しているのお。

とにかく まばゆいばかりのオーラがすごいんじゃよ!

ワシが天上で暮らしていた頃の仲間に近いエネルギーを感じておる。


だが お主は まだ 本当の意味で この世界の終わりに生き残る力を得てない。」


「えっ?やっぱりどゆうこと?」


「ワシのような老いぼれ悪魔の血を 飲めば 光のオーラが包み込み 来るべき ハルマゲドン(地球での 人類などの一掃させる天上界の 魔法を 防げる」



「ワシを 殺せ ???」


「スカルス様…… このもののために命を今 落とされると申すのですか?」


「いずれ天上界からワシらも消されるんじゃ おそかれ早かれ 」


「私が間引きリストを 間違えてしまったばかりに まだ単なる人間の

あきら様を 助けることになってしまうなんて」

悪魔は 後悔している


「間違いは誰にもあるよ まあ そのおかげで エラバレシあきら とワシが出会えたのも縁じゃ。 気にするな。

ダテンマよ!

早く ワシを そなたの拳で貫け!」


ダテンマは ぷるぷる震えながら拳に力を入れている。


「ダテンマよ!何を躊躇しておる。

この あきらなら 堕天したワシらの代わりに 新しい世で人々を 導いてくれようぞ。早くワシを貫け」


すいませんスカルス様


ダテンマの拳が スカルス(こじきの爺さんの姿をした悪魔)の心臓を貫いた。




「これで いいんじゃ……さあ ワシの エネルギー玉を 受け取れ あきらよ」


そこから出た 血が 球状になり あきらの体内に 入った。


「悪魔なのに 人間に 最後は力を貸してしまうなんて

……悪魔なのに ワシ 悪魔に なりきれなんだな……

ぐはっ」


スカルスは 朽ちた


涙を流しながら ダテンマは あきらに 言った。

「そなたは 魔では なく光を灯せ

我らも元は 天使だった。


堕天したんだ。


我らが行えなかった光を 後の世に頼む。


この先 悪魔のワレが 天使らに滅ぼされことは必須だが……

もし生まれ変わるなら

今度は 再び天使として 人々の光となる存在になりたい」



そう言ってダテンマは あきらに希望を託し 涙を流し飛び去って行った。


(悪魔なのに ウチに未来を たくすだなんて へんな展開だった……でも ハルマゲドン「地上人9割滅亡する出来事」の後に生き残れる人間に なっただなんて

なんか嬉しい ひやっほーー)


あきらは 新しい世の希望を肌で感じとり 喜びのポーズをとった

若干10歳の少女あきら

だがハルマゲドン後は きっと今回の悪魔でも人を 助けたのを目の当たりにしたので 人々を助ける存在に成長するだろう。

新しい世の導き人となるであろう。


劇終

物語は、サクサクと進み 作者の考えとしては

昔 某出版社へ 投稿した 奇跡夢物語

という

夢だけに あいまいな描写が 目立つ が

サクサクした

夢日記みたいな

短編集の くくりで 小説を描いていた。 そんな 作者の 昔ながらの作品を 連想させる 感じで 描きました。

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