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第二十六話 金髪の女零

東京都五反田の風俗店で働いていた

零!

店の売り上げナンバーワンの零が、普通の女の子に戻りたいという気持ち

そして、

友達 はるか や ちはる と女子会する時に、自分は、風俗店で 働いていた事を

勇気出して言おうとするが…

思わぬ展開へ

物語が進む。

また 後半は、アドベンチャー映画みたいな 雰囲気に急展開します。

東京都五反田に20歳の女性 零 という人物がいた。

髪は 金髪レイヤーロングでガングロでピンク系のグロス唇 つけまつげと囲みメイクが華やかだ! D&Gの赤いシャツにロングブーツを履いている

職業は、水商売をしている!

しかし、彼女には、地元 五反田の専門学校に通う 幼なじみが二人いた!

一人は、ちはる!

ショートヘアシャギーの髪型の女の子! 花柄のカットソーにデニムパンツに花柄サンダルで雪のように白い肌で やや猫目だ。

もう一人は、ボーダーのカットソーにミニスカートとBURBERRYのカバンを持参していた!美しいが薄い印象の女の子だ。 名前は、はるか!


今日は、久しぶりに三人で女子会を 雑貨が 所狭しとならんだカフェでしていた!

ソファー席や窓の外の席では、学生や カップルが まったりとトークをしていた! 「ねぇ? 零ちゃん はるか 全員デザートセットでいい?」

と今にも よだれをたらしそうな感じで ちはるが言った!

「OK」

はるか と 零も返事をした。

女子会ならではの 昔話やら恋愛話など、いろいろ話していたら店員が デザートセットを運んできた。

零は、ティラミスに メイプルカフェラテ☆

はるかは、抹茶のムースケーキに、ロイヤルミルクティー

ちはるは、 ザッハトルテに、黒ごまのスムージー

なんだか、甘い物を食べると、会話が非常に弾む! 零は、会話が弾んでいくうちに 自分は、水商売で働いている事を告白しようとしたが、なかなか言うチャンスがなくて困った表情になっていた。

「ねぇ?零ちゃん さっきから 急に こわばった表情になっちゃって 何か 悩み事でもあるの?私達 友達じゃん。」

と ちはるが、零の手を軽く握った!

ちはるの問いに、

零は、自分の心境をごまかすため、一発ギャグを披露してきた。

「こないだねぇ

とんこつラーメンに しょうがが たくさん入ってたんでね

こう言ってやったのさ

しょうがばっかり入って もお~ やになっちゃう でも

しょうがねえかって…ね ふふふ~ 」「すべってるよ~ やだ 零ちゃん!

私の話も聞いてよ。」

と ちはるが しゃしゃりでてきた。

「何なに?」

「こないだね 五反田駅の近くでね

北斗の拳のコスプレした おじさんが一人でショーを やってたのさあ~ それが またうざいんだよね

あのおっさん

私に向かって 「ねぇ~ そこの姉ちゃん 僕の芸見て行ってよ!」 って 近寄って来たので 彼の芸を見たのね。


いきなり私に向かって アータタタタタタタ ホアダーッて言って 最後のホアターッの所で私の乳に向かって指差してきたのね。

頭来て ピンタしたら あまりに 力いっぱいピンタした勢いで おじさん ふらつきながら 後ろに 倒れて なんと

後ろに あった 工場中の穴に、落ちちゃったのね!そしたら おじさんがね」

「 あ~ 結局 わたすは、 穴に おちたわけね これが本当のオチ~」

とか、一人でボケてたのよね キャハ キャハ」

そんな話など 楽しく女子会した後

三人は、五反田のショッピング巡りに出かけた。

そして30分ぐらい歩いて 結構 人通りの少ない所に来てしまったようだ。

何やら悪寒が走る。 しかも、誰かが付けてきている

零は、そんな気を感じていた。

はるかは、「はっ」と言って、後ろを振り向いたら びっくり!

「おーっとオレ達に気づいたようだなぁ お嬢さん達よう。 オレ達は、オサハラというマフィア組織なんだよ。

零… ってそこの女は、オレ達の牛耳る風俗店で働いているんだぜ。零の奴 最近 風俗店を辞めて普通の女の子に戻りたいと ぬかし店を勝手に休み続けてるんで 見つけ次第 袋にしてやろうと思っていたところだ。」

「零ちゃん あなた 今まで 私達に 風俗店で働いていた事を隠していたのね。」

と強気な口調で ちはるが言った!

「でも なんでマフィアの組織が絡んでいる事に気が付かなかったの?」

と はるかも怒り口調!

「みんな ごめんなさい! 今まで このこと隠していて(泣) でも野田店長が まさかマフィアと絡んでいたなんて 私は、全然 知らなかったの

確かに、野田店長には、普通の女の子に戻りたいと 言ったら 急に辞めるな とか毎回言われてたけど こんな 酷い仕打ちに合わされるなんて 予想だにしなかったわ。」

「零は、ウチの店のナンバーワンなんだ 辞められたら ウチの店が 赤字になるんだ」

「でも限界なんです!私は、普通の女の子に 戻ります!」

野田店長の後ろで 葉巻を吸っていたスキンヘッドの大男が「オレは、マフィアのオサ オサハラ様だーっ さぁ 零ちゃんと一緒に 我らの事を知ってしまった お嬢さん方らもオレ達と一緒に来てもらおうか?」

オサハラの号令で

数名のマフィアの部下達がはるかと ちはるを捕まえようとする。

「逃げてー ちはる はるかーっ」

零は、マフィア達に、華麗なキックや 巴投げや

二段蹴りを くらわし その隙に、ちはるとはるかは、逃げて行った!

「零~ 貴様 は ただでは、すまさん。」

零は、マフィア達に 捕まり

五反田の迷路のような 回廊や 同じような道が多い アジトへ連れて行かれた。

不思議な事に

ここで主人公隆一が 登場人物として

加わる事になる。

一方

隆一は、青春18切符を使って 五反田まで来て ぶらぶらしていた。

「やっぱ東京は、訳わかんないなあ。 なんか迷路みたいで迷子になったぜ。」

隆一は、とにかく歩きまくった!

人通りの少ない所で一人のボロボロの服を着た老人がいるではないか!

しかも 隆一を手招きしている!

「なんなんですか?」

「おおぅ 青年よ!この先行き止まりって書いた洞窟は、見えるかな?」

隆一は、老人の指差した方を見たら、この先立ち入り禁止! と書いた 紙が貼ってある洞窟の入り口らしき 物を見つけた。「青年よ!この洞窟の奥に、質屋で売ると一千万円にもなる マジッククリスタルがあるらしい。

どうじゃ? 挑戦しないかや?挑戦料は、特別 おぬしには無料にしてやるぞい」


隆一は、何やらわけわからぬまま承諾して マジッククリスタル探しの洞窟探検に行った!

洞内は、寒いし暗い、冷たい 水がポタポタ落ちてくる。

前が見えにくく、足を何度も滑らす隆一!

「うわぁ くるんじゃなかった!

入り口も出口も わからんし、何も食いもんもねえし」

二時間以上

洞内を歩き回っているが、マジッククリスタルなんて どこにもない!

おかしい。

同じ道を ぐるぐる回っているような気がしてならない!

また足を滑らしそうになった!

下を見ると 骸骨が

幾つも散らばっていた!

「ひぇ~」


隆一は、思わず叫び声を上げた!

しかし、どんなに 辛くても隆一は、負けなかった。 「頑張れオレ!辛いという文字に1を足せば幸せ 辛いと幸せは 紙一重 うまいこという まいっちゃうゴー!」と 言いながら

自分自身を励ましながら ふらふらの状態で ようやく出口らしき階段を見つけた。

しかし 首が長くなる程 長い階段だった。

「この上に出口もしくは マジッククリスタルが ありそうだ。」

そう言いながら、隆一は、最後の力を振り絞って階段を上がって行った!

千里の道も一歩から という 孝子の格言を思い出した。

誰でも 想像した事はできるのだ

ヘンリーフォードの格言も思い出した。 「くそぅ!オレは、絶対に宝を手に入れてみせる」

いろいろな成功イメージを想像しつつ 階段を上って行った!

一方 その頃

零は、マフィア達に連れて行かれ 一本の柱に縄で 縛られ リンチをうけていた。 「貴様は、我々の自慢の お水の女王にして利用しようと言うてるのに 反論ばかりしやがって! 普通の女になりたいとか まだ言うか?」

とオサハラは、怒り口調で 零の顔に拳をぶつける!

すでに零の顔は

腫れ上がって痛々しい!

「くそったれめ!」 と 言い放ってマフィア達は、その場を去って行った!

その頃

隆一は、階段の てっぺんまで着いた!

上に壁があるけど、少し光が差しているようにも見えたんで、押してみた。 なんと、迷路のような機械だらけのアジトへ来てしまったようだ…。

(ここが零が 捕らえられている マフィアのアジトとは 隆一は全く知るよしもなかった)

「あぁ変な所に来ちまったな~マジッククリスタルは どこなんだ?」と言いつつ 壁に もたれながら歩いていると、変な出っ張りを見つけた。

「くそぅ 邪魔だな これ」

と言って、出っ張りを 押した。

するとフロアには、網目状の探知装置が出現し、「ウウ~ン」と 大きな警報が、発動した。

隆一は、ぼけーっとしていると、

「おい 侵入者だ!捕まえろ~」

と ドスの効いた怖い声が 聞こえてきたので 隆一は、逃げた! しばらく走ったら、行き止まり。

ここでも 変な機械が置いてあった。

赤、青、黄とボタンがあった。

どれを押そうか迷っている時に、「いたぞ~ 捕まえろ~」

と10mくらい後方から、強面の兄さん達が追ってきた!

神にも祈る気持ちで、赤いボタンを押したら いきなり洪水なみに水が 流れてきた!

隆一は、出っ張りに捕まって水に流されずにすんだが、強面マフィア達は、洪水に流されて行った! その後 青のボタンを押したら「ウ~ン」という音と共に 隆一は、下の階へ降ろされた!

下の階を見ると、思わず ビックリ!

なんと鉄柱に金髪の美女が、縄で縛られているではないか! しかも傷だらけで


「そこの お嬢さん どしたん?」「見りゃあわかるでしょ 今すぐ縄をほどいて」 隆一は、縄を 後方に見える ハサミみたいな道具で 切る!

ザクザク!

「ありがとう!助かったわ ところで君はなんでここにいるの?君はなにもんなん?」

縄を とくまでの

いきさつを

倉庫の端の死角のような狭いフロアで 零は、話してくれた!

とにかく隆一は、傷だらけで上手く歩けない零の肩を隆一の首に巻き付けて出口が どこなのか急いだ。

ある扉を開けたら、床が急に滑り出した!滑って 滑って いつの間にか 隆一と零は、穴に落ちた!

そこは、金 銀 宝石が たくさんあった。思わず その場に うずくまり 隆一と零は、宝石を拾った。

また、階段が あったので隆一と零は、階段を上って行った。 上まで行くと 開けそうな薄壁が あったので 手で押し開け上の階へ到着した。

しかし、その後、隆一達は、身が竦んでしまった。

なぜなら、マフィア達数名が休んでいる部屋に来てしまったからだ。 しばらくお互い

膠着していたが、我に帰ったマフィアが 「侵入者だ 捕まえろ~」

と 言って銃を向けてきた!

隆一は、ポケットやバッグから

拾った 宝石を投げて応戦した。

そして 相手が

意表をつかれて怯んでいる時に、逃げようとしたが マフィアの銃弾が零の胸あたりに 数発も当たった。

「零さん…」


零は、倒れた!

隆一は、零を守れなかった悔しさと怒りで恐怖症さえなくなっていた。

素手で

マフィア達に 戦いを挑んだ。

多分

隆一は、怒りが頂点に達していたんで

火事場の神業パワーが 出ていたのだろう。

相手の懐に飛び込んで パンチのコンビネーションで

マフィア一人目をKOした。

続いて 二人がかりで マフィアが隆一を攻撃してきたが、隆一は、マフィア達の攻撃を かいくぐり

一人には パンチをボディに連打して

もう一人には 右ストレートに対して

左フックのカウンターで倒した。

残り何人かマフィアがいたが 逃げて行った。

「零さ~ん(泣)」

隆一は、再び

零の亡骸?に向かって叫んだら、なんと零は、生きていた!

銃弾が胸に当たったが、運良く

零は、胸のブラジャーの真ん中に 魔石を入れていたので

助かった。「私も死ぬかと思ったけど、全然平気よ!だから、まずは、出口よ!」「全く…心配させやがって」安堵のため息をつく隆一!「とりあえず…隆一さん!急ごうね。」 出口らしき所を零と一緒に探す隆一!

しばらく歩いていたら 出口らしき とこで上から いきなり四角の壁が 降ってきて隆一達は、閉じ込められた!

縦も横も2mしかない狭い壁に

閉じ込められた!

「ふふふ…

オレは、マフィアのボス オサハラ様だ! 貴様ら生きては帰さぬぞ。その壁の中で窒息死するがいいさ ふふふ…」

と姿は、見えないが オサハラの声が聞こえる!

まさに今の状況は 絶体絶命ていった感じか? いいや 八方塞がりという表現が ふさわしいのかも?

「ねぇ… 私達 このまま ここで死ぬのかしら?」

「アホな事を言わんでくれ 最後まで 勝利をあきらめない者に神様は、微笑んでくれるから 大丈夫だって」

隆一は、格好つけたが、実は 泣きたいのは、隆一の方だった。

「私達 よく考えたら馬があうと 思わない?」


「確かにそうだね!奇跡的に魔石マジッククリスタルを見つけることも出来たし、なんだか 二人 ここにいるだけで 運命的な ものさえ感じる!」

「私ね このアジトで マジッククリスタルを 見つけた場所で 一枚の紙を見つけたんよ」

「何て 紙には書いてたん?」

「実は、このマジッククリスタルは、フランスの美術館から盗み出した物らしいんよ! これを警察に摘発すれば、オサハラは 警察に捕まる事になるでしょうね。 窃盗罪でね」

「でもオレ達 奴らを警察に突き出す前に 死ぬんでは? 実際 息が苦しくなってきているし」

「確かに…しかし私が銃で撃たれた時、マジッククリスタルは、私を守った。なら 今 一度 マジッククリスタルが奇跡を起こすかも?」

「零さん そんな漫画みたいな話あるわけ あるわけ あっ…」零がマジッククリスタルを天にかざすと 天井の壁が 降りてきた!

「嘘やろ?」

天井の壁に 何カ所か 穴があるんで

穴に 隆一と零は、手を食い込ませたら、マジッククリスタルが 輝き出して

天井が元の位置に戻り なおかつ

緑のスイッチが

あったんで

隆一はスイッチを押したら

なんと

梯子が 出現したんで隆一達は、梯子を上って 脱出成功

「やった~ ついに脱出成功!」

「外だあ 外だあ わーい」

二人は子供みたいに喜び 踊る。

アジトを出てから、一目散に 警察に オサハラというマフィアの組織について話した。

「オサハラねぇ~

あいつらは他にも

ロシアから武器の密売も やってたみたいだし 最初からキナ臭かったんよね。」と 中年の太った警官が言った。

そして、警察らに 全ての事情

マジッククリスタルについて話し

オサハラは、マジッククリスタルを美術館から盗み出した罪で 逮捕される事になった。

「ねぇ 隆一 私をオサハラ達から救ってくれたお礼を 五反田の Hな店で お礼したいと思うんだけど」

「まじっすか?」

隆一は、胸がドキドキしていた。

「まじっすよ 今週の土曜日 魔法のマジックパンプキンにて 私の友達も連れて行くから ハーレムを楽しんでね」


そして、土曜日 約束の時間

零に マジックパンプキンに呼び出され

零と その友人の女の子が水着姿で 入ってきた!

「私 ちはるです」 「あたいは、はるかです」

「3対1でも

良いよね~ はるかに ちはる この隆一さんと 遊んじゃおうぜ」

零も下着姿になり、零、はるか、ちはる と三人が横に並び

「三人そろって

3 … 2… 1 で ブラジャー取ろうね~ 」

隆一は、ごくりと 唾を飲み込む

嬉しいけど 緊張して ガタガタ震えている

3…2…1

三人は 声を 張り上げながら


ブラジャーを外そうとして

ブラジャーを外した~っ

ブラジャーを 外した~

か~ら~の~

三人とも ヌーブラだった。

思わず ずっこけてしまった隆一!

でも やっぱり興奮してる

ガタガタ、ガタガタ…

三人が ヌーブラに手をかけ

つ ついに

うぷぷぷ

と思ったら、三人がヌーブラを とったら いきなり 三人の胸元が光り出し

「ヌーブラビーム!」

はっきりと 胸元を拝める事なく まぶしい光線が 隆一を

とらえる

「うわっ まぶしい 見えんやん」

って とこで 目が覚めた!

当時 隆一は、 あと少しで 見えそうなのに見えへん

とか 起きた時に

ぶつぶつ言っていたらしい! 完

主人公は、あくまでも零!

だけど、 謎の老人に導かれて

早乙女隆一まで登場してくるのは、誰も予測出来なかったのではないでしょうか?

魔石マジッククリスタルを巡る

アドベンチャー活劇でしたが、

最後の オチ で

お笑いに なってしまいました! 最後のオチは 本来の夢日記では めちゃくちゃエロいし 最後だけでなく 零と隆一が 狭い空間に閉じ込められた時も えげつないくらい エロい感じですが エロさを 笑いに変えて 爽やかな 感じに脚色しました。

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