表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/54

第二十四話 未来から来た恋人

2011年 隆一は、路上ライブにて、 不思議な魅力を感じる 15歳年下の 女性と会う!

これは、夢日記ファンタジーではなく

前半は、ほとんど実話に基づいた話と なって後半は、

うまく作り話として ある程度 脚色しました!

全く 冴えない 薫が、隆一との

出会いにより

覚醒していく あたりは コミカルに描いてます!

そして圧巻のラストへ

2011年11月最終日曜日、

お笑い集団による、 毎月恒例の路上ライブが開かれていて、隆一も参加していた!

その日は、いつも以上に、 隆一のパフォーマンスが笑えずに、

隆一は、もう 笑えないなら

携帯小説を宣伝してやろう と思って、 たびたび、紙芝居ネタの 後半部分に、 携帯小説を書いている事を、進めた!


いつものように、お笑いライブが終わった時、見に来てくださっているお客様に 話しかけている

パフォーマー が

ほとんどなんで、自分も

誰かに 流れ的に話しかけたいと思っていた!

なんと その日は、 ソウルバンパイヤの側近 たかし が来ていた!

隆一が、たかしが ソウルバンパイヤの側近と 気づいたのは、彼と 会うと毎回 後から

夢か現実か わからない出来事や トラブルが 起こるので

2010年6月に

たかしと会った次の日に事故したことから、

彼が ソウルバンパイヤの側近 だと決定づけられた!


案の定 事故以来 彼からは、誘いの連絡も 来なくなり、


隆一が なんで、誘って来なくなったん?と 言ったら

「君からは、もはや 吸収するものが 無くなった!

君の果てしない

潜在能力を 食い尽くし、もう、君からは 得れるものがないからね!」

と 言われた!


この吸収するという表現には、

隆一から 何かを学べるという意味ではなく、

吸収=潜在能力を吸い取り 彼が 彼らしくなくなるようにして 逆に たかしには 常に 幸運が舞い込むように なっていたようだ!


たかしは、この後 久しぶりに 話しでもするか?と聞いてきたが、隆一は、その日 お笑い仲間に新規入会した 方々を、歓迎する歓迎会に参加するから無理だと言った!


「ふふふ…」

そう、たかしは言い残し

去って行った!


隆一は、他に誰か 話しかけたいと思っていたら、

見た事あるような

ないような

年齢的に 隆一よりは、若い女性が

後ろに 回り込み、背中の お笑い仲間の写真ポスターを、はがして

隆一に、 「ポスター背中に 貼られてましたよ(笑)」

と 言った!


「あ っ!ありがとうございます!」

隆一は、思わず、恥ずかしくて 頭に手をやって その女性を 見つめる。


決して美人ではないが、太め でもあり、 なんだか 不思議な気を感じていた隆一!

「あの~ 今日 オレのパフォーマンス見てくださり、ありがとうございました!」

と 隆一は、何かを、その女性から感じていたが、 気にせず、普通に ありきたりのない言葉で、その女性に 話しかけた!

すると、

「あなたのパフォーマンス すごい 面白かったですよ。

実は、私の中では、あなが一番笑えてました!」


隆一は、この日 渾身のネタを披露したのに、ウケなかったはずなのに、この女性には、高く評価されているではないか! なんか嬉しくなって このまま、この女性と 会えなくなるのは寂しいし、

つい 軽い口調で彼女に質問した!


「あの~

岡山には よく来られるんですか?」


「私は、友達もほとんどいないし、彼氏もいないし、よく一人で アニメイトとか 行くため 岡山の このあたり ぶらぶらしてますよ!」


アニメ好きだと聞いて、隆一も、アニメ好きなんで

その女性に

幾つか アニメとかの話をして

盛り上がったんで

アドレス教えてください。と言った!

すると


「彼氏もいないし あなたの事 すごいタイプだからね!」

嬉しそうに彼女の方から

携帯を 取り出して、アドレスを教えてもらっていた最中、

お笑い仲間の

テッドさんが、なにやら気づいたらしく 「おーい! そろそろ片付けするよ」

と隆一に 話しかけた。

隆一は、アドレスをゲットして、「また 連絡するよ!」

と その女性には言って、お笑い仲間の元に戻って、誰かの車に便乗して、

ファミレスに行く事になった!

ハンドピース松田と ニャンテッドにゃん と一緒に行動する事になり、

隆一が 携帯小説ばかり宣伝していたから おそらく不思議に思っていたのだろう! 「携帯小説を見てないけど 間違いなく 隆一は、お笑い芸人として 素晴らしいポテンシャルを感じるよ」と ニャンテッドにゃんは、言った!

「携帯小説のレベルが7なら お笑い芸人としてのレベルは、30だからな」

と松田は言った!

「ハンドピース松田と にゃん が言うんだから 間違いねえぜ!」

と にゃんは言った!

「そうなんだね…」 誉められてはいるが 隆一的には、携帯小説も評価してほしかったらしく

しぶしぶ うなづいた!

そんな時

一通のメールが届いた!


(あなたは、私にとって 最高にタイプです。だから 私と付き合ってください。)とメールが来た!


あまり 素敵だとは言えないし、むしろ不細工ではある方だが、隆一は、その女性から 何かしら、不思議なパワーを感じていたから、軽いノリではなく、 (僕で良ければ)と、メールしたら、(嬉しい! さっそく 初デートしない?)とメールが 届いて、

歓迎会に 行ってる途中だから、

彼女には、(歓迎会があるから、今日は 会えないけど 近いうちに 会おう)とメールして

歓迎会を楽しんだ。

ファミレスで 芸人ならではの トークや カラオケでの

ものまねを交えた歌の数々には、やはり笑えた!


歓迎会が終わり、 彼女にメールした (歓迎会 楽しかったよ!)

すぐにメールは返ってきて(楽しめて良かったね… 何歳そして いつ休み?)

と返事が あったんで(34歳で 土日休みだよ!)とメールしたら

(ウチは18だよ! そんなに年いってんだ(笑) でも恋には年齢なんて関係ないもん ウチも土日休みだよ!来週は初デートしようね)

と メールが来た


次の日からは、普通に仕事して 昼休憩の時にメールしたら

彼女も昼休憩だった! (午後からも 頑張ってね。 明日も 昼休憩の時にメールしていい?)と返事が来たんで、この子メールまめだし、本当に まだデートはしてないが、

好感触

ここまで来て、土日に やっぱり あなたとは 付き合えませんとか

なんだか うざくなったんでメール辞めるわ

とか、今までの

悲しいパターンには 当てはまらない

確信が もててきた!

その当時

広島で 以前 すごい隆一と交流が あった、方から

(やはり あなたの事が忘れられませんし 良かったら

真剣に 結婚前提で 付き合ってください)と メールが

来た時

本来なら すごい嬉しくて

隆一は、すぐ 広島の才色兼備な方と

真剣交際するはずだし

むしろ、今までの交流からして

名タッグパートナーとしての予感もあった!

さらに、お互いの良い所 悪い所を知っている分

以前より 素晴らしい関係に なれる事は間違いないだろうと


でも、隆一は、広島の方の 答は保留にした!

素直になれないのもあるが、

デートもしてないのに 告白してきた18歳の女性!

18歳とか19歳は、隆一が 近年

夢が叶う宝の地図にも描いていたように 一番、隆一が理想としていた年齢だし、 このまま18歳の方には、素性も わからないから付き合えないとも言えたが、 理想としていた年齢だし、惜しい気持ちだが、広島の素敵な女性の気持ちを、受け入れることが出来ず、 18歳の方と

週末会う約束をする!

18歳の方の名前は、薫!

隆一は、12月最初の土曜日、朝10時半に 岡山の駅前噴水のとこで、薫を待つ!


薫は、赤いカーディガンに 紫色のセーターに 黒いズボンと アディダスの靴を履いて、

恥ずかしそうにしながら、隆一の前に

現れた。

「あの~ よろ~よろ~しくね。隆一!」

薫は、声を緊張で 震わせながら隆一に挨拶をする!

「そんなに おどおどしなくて いいよ! オレは、そんなに威圧的な人間じゃないから!」


「ありがとう。 ウチすごい人見知りなんだけど なんかメールでも ウチの事受け入れてくれて ありがとう。」


隆一は、薫と

岡山のレトロなカフェ

ケンプラスワンに薫と共に行った!

「ウチ こういう個性的なカフェ、 元彼には一回も連れて行ってもらってないんよ!すごい嬉しいなあ」

薫と 楽しく会話が続き 薫も無類の お笑い好きだと聞いて、 そして、 k-popや 嵐 AKB48だけでなく 懐かしい曲も好きだとか

年齢差を感じない! なんだか不思議な

気分になる隆一!


カフェを出て、

最近出来た

アリオ倉敷やアウトレットモールへ薫と行く!

本当に、 たくさんのお客様で

ごった返していた

隆一は、

薫に インパクトを残したいから

思い切って

手を 強引に つないだら 薫も応じてくれた。

雑貨屋や洋服の店を見て回った!

隆一にしても薫にしても初めて

この大型ショッピングモールへ行ったんで

二人は

本当に、目を輝かせながら

いろんなとこを

興味深く見て回った!

隆一は、

内心 薫を 抱きたいと思っていた!


薫と 倉敷の夜景スポット足高山公園にて ハグしたいと思って、

足高山公園へ行くのはいいが、何台か車が 駐車して あったから、

ハグしたり するのを辞めて、 足高山公園からの 倉敷市街の景色を 薫に 見せた!

「わぁ~ すっごい こういうとこも知ってんだあ! 絶対 もてるやろ~」

と 感動する薫!


隆一は、なかなかのムードを作ったので、何かしら

薫は、1RKOできる=一回目のデートで B以上できると確信持っていた!

足高山公園から場所を変えて

夜の早島公園へ行った!

車が 他に止まってないから、

早島公園にて、「甘えていい?」

と 薫に聞いたら、

「ウチ 甘えられるの すごい好きなんよ!遠慮せずに甘えて」

と言ってきたので

ハグしたあと

その勢いで、本当にKOしてしまった! 薫は、「見た目

絶対 甘えたりしそうに ないし 普通のデートで 終わるんかなあ?と思っていたら 甘えてくれて めっちゃ嬉しい!

うちの してほしかった事してくれたから」と

お互い 本当に 幸せな 時間を過ごして

帰り道、「ウチは、父親は本当の父親だけど 母親は、義理の母親 そして ウチは合併症という障害があり それでもウチを受け入れてくれる?」


隆一は、何かしら 今まで 恋愛格闘家のように

いろんな女性と 試合ならぬデートした事があるが、 不思議な事に、障害有りな方が 多かった…。

だからといって、

隆一にしても、初対面から こんなに打ち解けて 笑いあえる しかも年齢的に 隆一にとって 理想としていた年齢なんで

拒否る事なく受け入れた!


「ありがとう。ウチ こんなに 笑えたのは初めて!前の彼氏といると 喧嘩ばかりで甘えようとしたら

気持ち悪いから甘えるなとか 言われてたんよ!」


隆一は、薫を無事に送り

次の日も

お互い休みなんで、 また遊ぶ事にする。 内心、隆一は、会っていきなり意気投合したが、仕事の疲れもあるから ゆっくりしたいが、次の日は、 午後から 待ち合わせして

カラオケボックスへ 行った!

不思議な事に、年齢差があり

普通なら

ジェネレーションギャップを感じても

おかしくないはずなのに、

隆一の歌う アニソンや

懐メロ

洋楽 ほとんど

薫は、知っていたようで

「どしたん? なんでウチの好きな歌ばかり歌ってくれてるん? あれ ウチの好きな 九十年代とか洋楽とか 話したかな?」

全く 薫から ちょっと古い曲や 懐メロやアニソンについては 話してないが、

運命的な出会いをしただけに、

ジェネレーションギャップになるのではなく、むしろ

薫に 笑顔を 与えていた!

なんで年齢差があるはず なのに違和感を感じないんだろうね

と お互い

ちょい ちょい そんな話題も出ていた!

しかし 幸せな時間は、束の間、

恐ろしい出来事が、待ち受けていた!


自分の携帯が

17時過ぎた頃から、何回も 鳴っていた!

ふと 携帯見てみると 衝撃が走った!


知らないアドレスと、電話番号が、隆一の携帯に たくさん履歴が残っているではないか?


「あのさぁ 薫

誰なの? 知らない番号や メールの中に 娘の正体が ばれるから 早く娘を返しなさい とか、メールにも出れないとか 君は何してんねん

とか、 警察に通報するので あなたの家の住所と自宅の電話番号を 教えろ! か メール来てんだけど

正体がばれるとか、 警察に通報するとか 薫の親は 何考えてるんだよ? すげーオレ 冷や冷やしてんだけど」

「ごめん ウチ 門限が 実は 17時 もしくは18時なんよ~ でも 親は 門限20時って 言ってたのに 何 今更 変更しよんよー

義理の母親に

ウチの事 気にもかけてくれない父親め… 楽しい時間を ぶち壊しにしてくれてからに~」


その時、隆一は 薫から初回デートの時 合併症という障害があるとは聞いていたが、 正体がばれるとか 門限があるとか 聞いて驚いた!

なおかつ、住所とか 教えなさい と 聞いた時

隆一は 心の中で、こう疑問を抱いていた(数年前 大阪のとあるサイトで 出会った方が 愛の天使と名乗る奴に洗脳され、急に 態度が 急変し お互い 喧嘩になり

住所 教えて プレゼント渡すから と言われて 裁判所からの訴訟書が 届いた あの日を 思い出していた)

そして 薫を 無事に家に

帰したが、

何やら 隆一は 後味悪い気持ちで

次の日

仕事に行くが

案の定

ミス連発した!


でも 薫は、隆一に ラブラブメールを送り 本当に愛してるから

早く 義理の親や門限も言い出す親から

自由にしてほしい

一緒に 隆一と 暮らしたいとメールしてきた!


そして その週末も 会って

最終的に 「甘えたいの」

と言うリクエストに 答えて

誰も来ない

児島の海が見える辺鄙な場所で

お互い 長い時間キスしたり

抱き合ったりした!

本当に 薫は、隆一を愛してるという表現をたくさんした!

同棲したいとか

頻繁に繰り返した。

隆一は、毎回 同じズタボロな服

いまどき珍しい

家政婦みたいな

額を 大きく出して真っ黒な痛んだ髪

ボロボロの肌

の薫を見て

オレが薫に

出来る事は、同棲だ!そして、薫から なにか とてつもない潜在能力を感じる… 根拠は、ないが オレが 薫を イメチェンしたら、ダイヤの原石から 本物のダイヤになれるんではないだろうか?

オレが薫を幸せにするんだ!

オレは、今 抱きつかれたりされても

若干 期待に 応えられず 拒絶反応してしまう…

ならば 薫を ピカピカに磨けば

お互い 素晴らしい関係になれるし

オレの いろんな女性と 遊びたい 病的な行動も阻止できる

と隆一は、考えていた!

年齢差15あるけど、

街歩いても

いろんな店入っても 隆一と薫は、どう見ても 同級生くらいにしか 見られなかった!

年末

同棲を実現しようと アパートを調べている隆一!

早く薫を自由にしたい…

仕事で めげそうなくらい 厳しい時も薫を思い出して、同棲を イメージして

仕事を頑張れていた!

だが

またしても

悪夢は

蘇った。

年末

あと 3日間 仕事行けば 年末年始の休みに入る はずだったが 年末年始休暇の3日前の夜、満身創痍な 隆一に、

さらに トラウマとなるべく 薫からメールが 来た(年賀状渡したいから 住所教えて) すぐさま 住所教えるのは、断った! 未成年であり

レイブしたと親から 訴えられる イメージを 想像してしまったからだ!

しばらくして(一緒に暮らしたいから どんな家か知りたいって親が言うから住所 教えて)

なんか 数年前

親がプレゼントしたいものがあるから住所 教えてとか言われて 訴訟書だったという 笑えないオチを

思い出して

薫に ぶちキレメールしまくった!

そして 隆一は、今まで 満身創痍になりながら

医者からも

危険だから

辞めた方が いいと言われながら

今の八時間労働プラス 残業の嵐みたいな 仕事を こなしていた隆一!

「もう 薫も 何もかも知らない! 仕事行かない! 」

と 夜 満身創痍になりながら眠れないから 何度つぶやいたことか!

翌朝

本当に 顔面蒼白に なり

足元も おぼつかず 考え方も

悪辣な感じになり 家では、きちがいみたいに 怒鳴りまくりストレスが 一気に爆発している隆一!


医者から すでに

ドクターストップかけられているのに

頑張ったため

限界を超えていたのだろう。

仕事を

退職して しばらくして

全時間でなく アルバイト程度の仕事を すると 家族と話し合った隆一!

薫の事など 忘れようとさえ考えていた! なぜなら アパート借りるためには、敷金 礼金 また光熱費が かかり、ギリギリいっぱいの生活しか出来ないと、マンション アパート巡りして

理解出来たからだ!

冷たくしていても、ともこから(たとえ 一緒に 暮らせなくても いつか 一緒に 暮らしたいから 世界一愛してるから 離れないで)

とか しきりにメールが来て

隆一は、薫に 隆一の母に 対面させて


母の目で 薫が どんな人間か 怪しい人間か イオンショッピングモールで合わせようと試みるが、薫は、拒んできた!


恥ずかしいからなんかではなく

直感的が鋭い母に

何か 悟られる と 感じた雰囲気だった!

年末年始と、薫と

何回か 会って

薫とは 一緒に今は 暮らせないが、イメチェンして 鞘に収めた刀の抜き方

だけでなく

名刀にして

自慢の彼女にしてやろうと

隆一は、薫改造計画を実行に 移すために、

隆一自身が

メイクアップして

薫とデートしたり

カツラやコスプレ専門店に 連れて行って 隆一自身が 女装カツラかぶったりしたり BBクリームとか 美容部門で人気なファンデーションを隆一自身が つけてきて薫を 驚かせた!

たいがいの女性なら どん引きするはずだが

「かっこいいわ!隆一! 女になっても ウチより完成度高いね。 イメチェンしたら ウチ可愛くなるかな?」

「あたりめえよ!

見違えるくらい変わるよ」

「イメチェンについて 年末から 聞いてたけど 最初は ウチがイメチェンしても 今と変わらんか マイナスしか ならんと思っていたけど 隆一の変身ぷりに 感服いたしたぞ! ウチをイメチェンさせてよ!」


隆一の白熱の コスプレだの女性だのメイクアップ技術だの 目の当たりにしてきた

薫は、生まれて初めてのイメチェンを

する事を決めた!


根拠は ないが隆一には、薫は、イメチェンしたら

とんでもないくらい パワーアップするとしか 考えられなかった!

2012年

年明けから

薫は、薫の勤務先働いた給料の10%は、自由に使えていたから 全て隆一との デートは、割り勘だが

これからは 全て

隆一の おごりとなった!

よって、経済的負担は 半端ないものを

余儀なくされ

本来なら、門限だの 障害有りだの

トラウマを引き出してきたなど

薫に 嫌気がさして

浮気別れとか する男が 大半の はずだが、隆一は、薫改造計画を 成功させれば 薫を、もっともっと愛せると 自信を持っていた! 運命の方であると 隆一自身

確信していた!

昨年の あいらさんという 結局 友達止まりの方にも運命を 感じていたが、

薫にも運命を感じて、

おすすめのサロンに 薫を連れて行って

カットカラーを

オーダーした

ゲームやアニメのヒロインの写真を店員に渡して

髪を 赤っぽいブラウンにするように

髪の長さを 不揃いにするという

普通の人では

考えられないような 斬新というか アニメオタクチックな

アイデアで 薫改造計画 第一歩を踏み出した。

隆一は、カットカラーが 終わるまでの一時間半の間中、期待と不安で 本当に

ソワソワしていた!

そして 一時間半後…


な なんと 薫は、期待 期待 期待 期待以上に、 いいや 本当に、アニメやゲームのキャラが変身したかのように 素晴らしい変身っぷり!

思わず じっと見つめる隆一!

恥ずかしそうに目をそらす 薫!

まさか 薫改造計画第一歩が

こんなにも成功するとは! 薫自身も

今までで一番嬉しいプレゼントだわ

心から 喜んでいた!

そして、また児島あたりの辺鄙なとこでラブラブしていたら 17時過ぎていた! 薫の親から 薫に電話があり、

門限忘れたんかい? 正体ばれて発作起こしておるまいな?

と 親の 怒鳴り声が 聞こえた!

正体?

なんだか意味深だが そのことを聞く前に 薫が 親の悪口言ったり

「はぁあ~ 隆一と 一緒に 暮らしたいのに 門限とか 最悪~ もう 死にたいわ」

と 泣き出した。


隆一も 薫の変身っぷりに驚いていたし、 ラブラブする時、さらに

遠慮せずに甘えるようになっていた!


だが、不思議な事に、薫は、 なんか 髪型イメチェンしたら すごい 自信ついたわ

もっと変身できるかな?

と 隆一に 何回か問うてきたので、

隆一は、薫改造計画第一二章を実行に移した。

次のデートで

超おしゃれな店で新品のCECIL McBEEのジャケットや自分の女装用の服と BBクリームをプレゼントしたら

その次のデートでは、CECIL McBEEのジャケットやBBクリームを 使いこなし

肌が ピカピカ輝いていたし、 一気に

トレンディに なったかな? とは思えたが よく見ると まだ なんか足りたい。

でも、ここまで素敵に 変身してきた

彼女を自慢したくなり 隆一は、お笑い仲間や 他の方らにも薫を紹介した!

友達とか 人脈など自信ないと言ってた薫の内面に変化が起きたのだ。

薫は、 信じていた友達や元彼には

ことごとく 裏切られた過去があるから 誰も 必要ない と言ってたが、次々、 メル友紹介してよ

とか 隆一に言ってきたし、隆一が参加する路上ライブにも

堂々と参加するくらい積極的に なっていた!

外見の変化で

こうも変わるものだ!

今まで 隆一は、100% 薫を彼女として 尽くしたいとか思ってはいなかったが 隆一は、誰よりも彼女を幸せにしたい

彼女を喜ばせたい!

彼女が少しでも自信つけて 笑顔になるには どうしたらいいかを

自分の事より

彼女優先で考えるように なっていた!

しかし 彼女に心底惚れた事を親に告げたら、

隆一の親は


プリクラ見る限り 別格の美を 手に入れたね

でも ここまでパワーアップしたら

彼女は、隆ちゃんでは 物足りなくなり 離れていきそうで怖いなあ。


とは 言われたが、 ラブラブ 甘えるのも甘えられるのも

お互い 相当

幸せを感じてきて、 幸せの絶頂に なりつつあり

さらに

薫改造計画第三章として

ついに 薫に RayBeemsの 黒く 新品で ギャルが着るような服もプレゼントして、 つけまつげも 装着させたら


またまた ぶったまげる隆一…

「 な なに~ か 変わりすぎ~ 後は、オレの元でキックボクシングを学び、 眉毛を いじくれば めっちゃ完璧になるぞよ~」


薫は、大満足な様子!

もう 半端じゃないくらい 長時間ラブラブした!

隆一は、安堵感と満足度で いっぱいだった!


「やっと やっと 運命の恋愛GPに 現れた 救世主を見つけ出した。」


しかし 悲劇は

唐突に 起こるものだ!

格闘技のリングに 魔物が 住んでいるとは いうが 恋愛GPのリングにも 魔物が 住んでいる

どちらも 一瞬の隙で だめになる~てこと うまいこと言う~ まいっちゃうなぁ~(泣)


隆一は、たくさんのメル友紹介したなかで

以前 隆一と お付き合いしていた

美香って 28歳の負のエナジーに

包まれている女を薫に 紹介した!


隆一自身、美香と初めて出会った三年前 美香の 翻弄っぷり 裏切っては、隙をついて 戻ってきたり、

また、常に 夜しか 会おうとせず

幽霊の気しか感じなかったので スピリチュアルカウンセラーに

美香の写真を見せたら、 隆一に 取り憑いている生き霊

か どうかは 知らないが 負のエナジーを感じる と言われた!

さらに 隆一自身

美香こそ

ソウルバンパイヤ帝王健太郎の 側近であり、 たかしも 健太郎の側近だと

金色の聖霊に注意を 受けていた!


それだけ 怪しい人間というか ソウルバンパイヤ帝王の側近美香を

間接的でも、薫と連絡とれるようにしたのが

運命の歯車を狂わせたのだ!


薫改造計画第三章により 相当の自信と実力を つけた薫から

(浮気 二股 やり逃げ男め! まだ そんなことばかりしてるのか(怒)

と メールが来た

今まで 薫が全てと 思ったから

出会った当初は、薫について 疑問を持っていたが、覚醒してパワーアップした薫になってから

浮気など さらさ 思った事はない


隆一は、過去の話だと薫に 告げたが

信じられんと言った

次の日

薫が(あなたよりウチを愛してくれる人見つけた! ウチの門限ありに あなたは参っとるだろ!?)

とメールが あった!

確かに 参っているが なんだか

薫が 何者かに

操られているように 隆一を

翻弄する


薫と水曜日か木曜日に 会う約束していたが、水曜日は、隆一の仕事の面接で

会えなかった

木曜日は、お笑いのネット番組で

会えなかった!


会えなかった 会えなかった 会えなかった YES 君に~♪って 歌ってる場合ではない! 月曜日 火曜日と 薫らしくないメールが 送られてきて 水曜日 木曜日 いずれにしても 会ってラブラブすれば

間違いなく

何か 寒気に似た 感じを払拭できる

絶対 会いたかった。

なのに 会えない

苦しい 辛い

腹いせに

風俗 めっちゃいきたかった!

おそらく風俗でも

行ってれば

隆一の怒りや不快感は、解消されてるはずだが

そんな時に限って

親から連絡があり

今日は、ご馳走あるから

早く帰ってきてと!


不安 そして怒りの気持ちを風俗とかで 拭い去れないまま 家に帰る隆一!

さらに、家で 食事中

薫の 態度が急変したことについて親に話していたら

「あんた まだ気づかないのか? 美香って いつか あんたの夢で 神の使いに 警告された ソウルバンパイヤ帝王の側近でしょ もう あんたら 破滅しかないね」

母の 最もだが

嫌みたらしい発言そして 自分が 犯した ミス ワンミスに 苛立ち かなりキレた隆一!

そして 薫に

「てめえ 最近 許せん 優しさを仇で返しやがって しばき倒したい」

と メールしたら

薫からも キレたメールが 来た!


でも 翌日 隆一は 謝りメールして

土曜日に 会う事にした!

金曜日には、隆一自身ボロボロで、


温泉施設で 体を癒やして おかないと

薫に 笑顔で 迎えられないと思い

温泉施設で ゆっくりしていた!

かなり回復して

翌日、 朝10時に目が覚めた

(おい… 今 目が覚めた だと ウチの事 嫌いだから わざと ゆっくり寝てただろ?)

と これまた、隆一を刺激する

心理をよーく突いたメール!

つい 隆一は、木曜日夜にキレたメールしたのは 薫が オレの事 どう思ってるか 心理テストだった

だが 薫は オレの 不安定な気持ちに 怒りで 対応したから

薫は オレを愛してない と 悔しまぎれに 言った!

「 はぁ? 心理テスト? 心理テストって ウチの一番 嫌いな事だよ? 何で あんた 知ってるん?喧嘩売ってるん?」

まさか まさか またも 薫の 薫らしくない 応答 でも

なんとか やり過ごし 昼13時半から会う事に、

薫が住んでいる 岡山まで行く途中 いきなり 薫から電話があり「やっぱり 今日 会えん じゃあね!」期待さしといて会えないとは…

もう しょうがないんで 岡山で 隆一に

とって 思い出深い お見合いパーティーに、 連絡して

そちらで、薫の 奇妙な態度を忘れさせてくれる方に出会いたいと願っていた!

幾分 時間があり

ログハウスのカフェで

のんびりしていたら ( おっさんのような年上には 興味ねぇ ウチには婚約者いるし 別れよう)と メールが来て

次に、( あんたの お笑い全然面白くない)

と なんだか 隆一が 一番 気にするような 心理をズバリついてくるメールで 内心 めっちゃめっちゃキレた隆一!

「本気で 愛した薫が まるで 美香のような 翻弄っぷり

死にたいわ!」

と つぶやく隆一!


夕方17時くらいに 薫から電話があり 隆一は…既に

あんなに魅力的にパワーアップさせて

どんなに仕事で満身創痍でも 薫を優先させてきたことを

怒鳴りながら言った!

「そんなに怒らんでも ええやねん!ウチは、隆一の お笑い 面白いし 婚約者なんか おらんよ! さっきまで 元彼と会ってたんよ! 全て元彼の言うがままにしていた」

「 だからといってひどいじゃないか!

オレより元彼と会っていたなんて」


「声が うるさいよ! あっ ウチの父親 に、あんたと交際してることがバレたから もう 別れよう」

なんて 身勝手な 別れ方なんだ!

しかし一時間後

「やっぱり 寂しい 別れたくない

明日 朝から会える?」


隆一は、日曜日

朝から、薫と会う事になった!

いつもよりなぜか、 美しく

まるで消える前のろうそくみたいな

たたずまいな薫!

薫を 連れて

有名なカフェへ連れて行った!


そこで、薫は、真剣な顔で 語りだした! 「もしかしたら最後かもしれない。もしかしたら、語ってはいけないのかもしれない!でも 本気で愛してるから 話しておきたいんよ!」


「何 なに~? さっきまでユニークなトークしてたのに急に 真顔になっちゃって せっかくオレ達仲直りしたんだからさ」

「隆一が、信じる 信じないは、自由さ でも 最愛のパートナーなら 信じて?って無理かな?」

「薫を最愛のパートナーと認めてるから話してよ!」


薫から なんだか

チクタク チクタクと 時計の音が 聞こえる チクタク チクタク…

不気味に 聞こえる時計の音…


その音色に合わせて 薫は意味深に語りだした!

「実は…ウチの母親は義理と言ったが

父親も義理の父親なんよ!

ウチは、幼児期に、 公園で高熱を出して 置き手紙が添えられ 捨てられていた。 置き手紙には…(私達は、この子の本当の両親です!誰かが この手紙を見ている時には…

私達は、生きてはいないでしょう。

この子を 過去に送ったのは…

世界が 地震や疫病で溢れかえって

人間の姿をした ソウルバンパイヤや堕天使族が 支配する世の中になっています! 堕天使族は、パンドラ王国を設立したようです!

さらに 富士山が噴火しました!

大震災の魔の手

いつの日か

堕天使族や ソウルバンパイヤを倒す 救世主となって この子は、世界を救うでしょう。 出来れば 私達 時空移動出来る民が この子と 過去へタイムスリップしたいのですが、堕天使族に 捕まり 明日 処刑されます!

私達の最後の力で この子を 過去へ送ります!大切に 育ててください)と 置き手紙には 書かれていた!

その手紙を読んだ

2人 そう、

ウチの義理の父親と義理の母親なんよ! そしてウチは

義理の両親に 育てられたが、義理の両親のどちらも

ウチを理解してくれず

ウチは 動物と会話していた!

当然 誰も友達が 出来ず

おかしな子

障害があると見なされて、

特殊な学校へ行く事になった!

特殊な学校でも笑顔などできなかった! ウチは 笑顔がない 人間てうか

笑う事を知らなかった!

だから、ウチは、石を投げつけられたり よく いじめられていた!

ウチは、夜17時を 過ぎると

疲れが出た時には

発作が 起きる事があり、

なぜかしら 将来の 地球や 堕天使族について語りだした!


そんな事言うから

障害があると見なされ 高校の時も

特殊な学校へ行ったんよ!

門限ありにした理由は、発作の可能性があるから

さらに

服とかオシャレが

あなたと会うまでできなかったのは、

ウチを育てた恩を働いて返してほしいから

ウチが いくら働いても

親が ウチに給料を

使わせてくれない理由だよ!

ウチは、時空を超えた未来人…

隆一…

あなたがウチを覚醒させてくれた

ウチが なぜ この時代に いるのか

覚醒させてくれた!

いつの日か

平和な世界を共に生きようではないか!」


ここで この夢は、薫が 消えて 終わるというオチかな?と夢の中で 隆一は

つぶやいたが

その続きが あった 二人は、誰もいない 山へ

タイムスリップしていた…

標高が 高い?

どこなんだ

この山は…

「ここは、まだ

地震により

ガタガタになってない

岡山市近くの隠れ山…

人間は、この山には 来れない!

なぜなら

時空移動人種しか入れない

バリアが 張られてるからね。

こうして

二人は、今までで

一番 愛し合った!

「もう 離れたりしないから… 寂しい思いはさせないから」

「オレも 薫を 疑って悪かった!

本当に 世界一大好き」

「かわいいなあ。ウチめちゃ嬉しいなあ これからもウチの最愛のパートナーで いてね!」

二人は…再び時空移動…

宇宙…

「あれは、惑星ジュピター

宇宙まで 隆一とデートできるなんて

嬉しい」

薫は、大粒の涙を流した。

「地球の未来を知る鏡が、惑星ジュピターにある… 行こう

隆一!」

「惑星ジュピター? そういえば、オレんちの 天才犬が亡くなった時に 見た夢を 思い出した。

惑星ジュピター そして 宇宙犬キャッシー=愛の天使により殺害= 惑星ジュピターに 嫌な予感が…行くな 薫! 」

時 既に 遅く

宇宙空間をワープ移動して、薫と隆一は、惑星ジュピターへ 到着していた!

荒廃した 世界

デコボコの大地

ぴゅ~ ぴゅ~

凍てつく風が吹いている!

変わり果てた大地! 「どうしたんだろう? 未来を移す鏡や 惑星ジュピターの住人は…」

薫は…辺りを怪訝な表情で 見渡した。

すると、

「かーっかっか!美香は ソウルバンパイヤの一族 だが美香の彼氏であったオレは堕天使族の者だ! ここで あったら百年目 シャラ~ップ 」

堕天使族の美香の彼氏だった人から

まばゆい光が

「隆一… 今言うけど ウチを 影で操って ウチがウチらしくないメールとか 電話していたのは 元彼ではなく 彼の 命令だったの ごめんなさい。 ウチらの仲を 壊すために 奴は…

奴は… あなたの心理をつくようなメールとか していた 」

まぶしくて見えない! さらに

凍てつく風が

暴風に変わり

竜巻に なり

薫は…竜巻に さらわれていく。

よく 朝

隆一は…家のベッドに居た…

な なんだ 夢か?

とりあえず 薫にメールしよう。

すると 薫から先にメールが

「当分連絡できません 携帯を没収しました!」


なんでや~ 二人 夢の中では わかり合えたのに…

つづく

時空移動する人種 という 今までにない キャラクターを出して 一話 一話が 全く 違う話のように思えて実は 繋がっているというのを強調してみました!

ソウルバンパイヤ

堕天使一族

惑星ジュピターと

既存の 地名や敵が、出ていますが

ソウルバンパイヤ帝王の側近

たかし と 美香

を 登場させました! 意図的ではなく

本当に 未来から来た薫には この 二人が 少し 現実世界でも 関わっていた。

美香は、幽霊超人として 主人公の足を幾度も 引っ張ってきて 今回

時空移動人種 薫まで操ったという

悔しさは事実です

それを文章で 訴えたい。

そんな願いや気持ちをぶつけて 夢日記とは 違うでしょ?という 雰囲気な 作品に なりましたが

実話を基に作成しました!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ