第十七話ソウルエッジエキスプレス
2005年 ユウナの後くらいに 作者が 見た 夢を 忠実に再現しています。
従って あまり十七話では 脚色は
ありません。
しかし脚色を補い余ってあまりあるパワーと
不思議な内容が、ガンガン飛び出して来ます。
隆一の親戚の家に 亡くなったはずの
母親の父おじいさん 母親の母おばあさんや
イサムおじさん が 登場したり、
ベタだけど お位牌から 幽霊が出てきたり、 本来なら、この生なる世界で
名を残すはずの人々が
志し半ばで亡くなったために
辿り着く
虚無にも近い世界!
そして、隆一の
憧れの人物の再開! この物語にも
やはり現れるのか? 奇跡のヒロイン!
脚色が ほとんどない十七話は、本当に作者いわく
めちゃくちゃ長い夢を見たと
家族にも話していたようだ!
隆一の親戚の家のひとつに、岡山県笠岡市西大島というところがあり、そこは、小川や
段々畑もあり、海にも近いし、昔ながらの家も多いし
御嶽山という大きな山の近くに、母方の親戚の家は
あるのだった!
もちろん笠岡駅から 外れている所だし、 コンビニもなく
ジャスコみたいな大型スーパーなんてあるわけない!
宮崎アニメのような 長閑で懐かしさが
漂う風景が広がっていた。200X年9月
隆一と母は、細い道を
たどって
親戚の家に行った。
せっかく来たのに
今は、ご主人のイサムおっちゃんを亡くし
奥様である美代子おばちゃんが
いるはずだが
今は
家を出ているようだった。
「なんかキナ臭くない?」
って
隆一は、母に尋ねたら、「そういえば、なんだか寒気を感じるわ」
と母は、返答した!
母は、一人で
台所の方へ行った!
隆一は、家の中で
うろうろしていた。
この家に飾ってある 般若の面やら能面が なぜか
こちらを凝視しているように感じた。
隆一が仏壇の前を通ると、 後ろから
なんだか 不気味な気配を感じた。
振り返ると、約10年前に、亡くなったはずの
イサムおっちゃんが 青白い幽霊の姿で
立っていた!
隆一は、驚きと恐怖のあまり
呆気に取られている!
おっちゃんが、隆一の前を通り過ぎる寸前にこう言った!
「お前に言っておくが、今から
死んだはずの大島の おばあちゃんと
おじいちゃんが
若干 若返って生き返るぞ! ふふふ…。」
そう言って お位牌の中に 消えて行った!
隆一は、夢みたいに信じられない出来事また、幽霊を見た事で、とても強い負のオーラを感じて
このまま、大島(親戚)の家にいては、 悪い事が起こると、 隆一 自身 の霊感で見抜き
すぐ台所の母に
鴨方の我が家に帰るよう 慌てながら言った!
「お母さん!
さっき イサムおっちゃんの幽霊見たし、 それに、この家の(おばあちゃんと
おじいちゃん が
10歳以上 若返って この家に来るんだって!
「何 変な事
言ってんのよ!
ゲームや漫画や変な映画の見過ぎじゃないの?」
と母は、まるで信じてない様子だ!
ピンポーン!
しばらくして、玄関からブザーが鳴った!
なんと
そこには、80歳くらいで亡くなったはずの おじいちゃんとおばあちゃん(母の母親と父親) が70歳くらいの姿で立っているではないか?
隆一は、恐怖で 足がすくみ、言葉も出ない!
当然 母も驚いていたが、何かにとり憑かれたように、おじいちゃんと
おばあちゃんを、もてなした!
「お母さん お父さん お久しぶりね」
そう言いながら、死んでいるはずの、
大島の
おじいちゃん
おばあちゃんを台所へ
もてなした!
隆一も一緒に台所へ 行こうとしたが、
変なバリアが張られてて押し返された!
隆一は、耳を澄まして、彼らの話を
聞こうと試みた!
「治美(母の名)久しぶりだなあ。
あれから辛かった事も たくさん あったろう?
久しぶりに、ワシラに何でも相談してみなさい!」
と おじいちゃんは、言う!
「治美 今日
私達が ここで会えたのは、偶然じゃなくて必然じゃよ。」
と
おばあちゃんの声が聞こえる!
隆一は、そのまま
恐怖でガタガタ震えまくっていた!
すると
仏壇のお位牌の一つが
ガタガタ動き出して、
そこからギュ~っと 音と共に
落ち武者の格好した 青白い霊が出てきた!
「わはははは!
今、 死界から
2名程、
この家に逃げてきた奴がおるじゃろう? 我は、そやつらを始末しに来た!
しかし、その死者を 見た者も生かして
おくわけには いかぬ!
貴様も ここで死ぬが良い!」
と落ち武者は、腰から刀を抜いて、
「えい~っ!」
いきなり
隆一の背中を斬りつけてきた!
とっさにかわしたつもりでも剣先が隆一の背中を かすめる!
「痛~っ」
隆一は、突然のアクシデントにカチーンと来て、苦肉の策だが、
落ち武者幽霊に向かって、右ストレートに左フック
そしてローキックとK1選手並みのコンビネーションを
叩きこんだら、
なんと
落ち武者は、ダウンしていた。
「 は 反撃?
我に?貴様 もう許さん。」
と言い 落ち武者は、再び立ち上がってきたので、
隆一は、伝家の宝刀バックスピンキックを 落ち武者の
腹部に、 当て奴を2m近く吹き飛ばした!
その間に、隆一は、台所の入り口の方に行って
「お母さん 化け物が襲ってくるから、早く逃げてよ。」
と大声で叫んだ。
バリアに遮断され台所へ入れない
隆一は、悔しくて
地団駄を踏んだ。
隆一は、母と
共に
この家を、脱出したくてもできないんでひとりで 落ち武者がダウンしている間に、この家を飛び出した!
「お母さん
見殺しにして、ごめんよ~」
隆一は、 母を見殺しにするつもりはないが 共倒れしたくないでも 母を助けたかった!
複雑な 気持ち
しかし 悔しくてやりきれないし
涙も出ないくらい悲しい気持ちで
大島から笠岡市へ続く国道へ
ダッシュで帰ろうとすると
なんと親戚の家の大島から
南の景色が深い闇に 包まれて
前へ進めないではないか!
他のルートの道を
通ろうとしても
大島の家の前まで
不思議と戻される!
残るルートは、大島から御嶽山へ登るルート
車一台通るのが
やっと というくらいの細い道しかない! 隆一は、ポケットから携帯電話を取り出し、
友人などに連絡するが、皆
出てくれない!
「そんなぁ
誰にも電話が こんなときに限って
つながらない。
どうなっとんなあ
この世界は??
早く帰りたい!」
隆一は、途方に暮れて細い御嶽山への道を歩いていたら、
一台のバスが
南から
こっちへ向かっているではないか?」
隆一は、バスに向かって
「止まれ~!」
と 藁をも掴む心境で叫んだ!
するとバスは、ゆっくり止まり
中から 青白い顔した白い髪を生やし
戦争中の軍隊のような運転手が出てきた!
「あなた!このバスは、まだ この世に 未練が あって死にたくないのに
死んだ魂の者が集まるバスですよ!
だから、あなたは乗る資格はない!」
「でも、僕は今 変な霊現象に 合ってるし、行く所が ないんです。乗せてください。」
「仕方ない!
特別に このバスに乗るのを許そう」
「ありがとうございます。行き先は、どこなんですか?」
「本来なら、これから生きて活躍しないと いけない者達が 住む世界
別の角度から言うと、空襲や特攻隊として若くして
死んだ者達や
志し半ばで
死んだ魂が 行き着く所
ソウルエッジエキスプレスという世界だ!それでも、このバスに乗り込む勇気はあるのかね?」
と運転手が怪訝な表情で隆一を見つめたが
隆一は ためらうことなく
「運転手さん
バスを出発するの ちょっと待ってください。」
そう言って、バスに乗る前に
このように信じられない出来事を警察に 伝えるため
携帯から
笠岡警察署へ電話を入れた!
「はい
こちら笠岡警察署ですが」
「やった もしもし~」と言ってガッツポーズをとり
隆一は、
今までに起きた
不思議な現象を
大まかに話した。
すると警察は、こう 答えた!
「今、 笠岡西大島に震度8の地震が起きて、西大島あたりが 闇の霧に包まれてるし
笠岡付近でも
亡くなったはずの
人が歩いていたりとか こっちでも変な現象が続出してるんだよ。」
「はぁ
そうなんですね。
実は、僕の目の前にも変なバスが止まってるんです。
僕 そのバスに乗りますよ。」
「おい 君~
怪しげなバスに乗るのは
やめたまえ~
今 自衛隊を
西大島に送りこむから そこで待ってなさい!」
と警察は、大声で
電話越しで叫んだ。
「もういいです。
僕は、ソウルエッジエキスプレスって世界へ行ってきます。」
そう言って
電話を切ってバスへ乗った。
乗客達は、みんな顔が分からないように するためか
大きな黒いローブで 身を包んでいた!
そのまま
バスは、上空を走り抜け
御嶽山の頂上付近まで来た!
そこには、
紫色の大きな穴が あるでは ないかーっ?
そこへ隆一達は、入って行った!
ワープした世界は、ゴツゴツした岩や 砂道が続き
家はぼろいし、レンガ造りの単純な造りの一階建ての家が多い!
バスの来客の一人の話によると
この国は、
戦争も死も老化もない
世界だと言った!
平和だが
どことなく不気味な気配が感じられる世界だ。
隆一は、歩いている人に、「こんにちは」
と挨拶を かけながら 情報集めをしていった!
情報を集めていくうちに
どうやら、ここでは 空襲や震災で
若くして亡くなった人が
多いという事に気づいた!
しばらく歩いてみると、学校らしき建物が見えたので
近くに行ってみた!
「おーい君
うちの生徒にならんかね? 勉強も教えるし 友達も出きるよ。」
とメガネスーツ姿の細身の中年男性が 隆一に声をかけた!
隆一は、理由もわからず、この学校の生徒になった!
学校の大きさは、
全国平均より小さいし、教室も木造りで、まるで昭和30年代の 小学校みたいな感じだ。
授業中
生徒達は、怖いくらい真面目に聞いているが
みんな表情が固く
喜怒哀楽が
ほとんど欠けているようだ!
生徒達に限らず、この世界の人々全てが…。
そして昼休み
机に向かって生徒達は、食べ物の名前を出しつつ、祈りを捧げると、みんな
自分が食べたい食事が机の上から
急に出てくる!
隆一も生徒の真似して
カレー
と祈ったら、マジで カレーが出てきて
びっくり!
そして午後の授業も終わり、隆一は 一人 の学生に質問した!「なぁ~ この世界は、ボクシングや剣道みたいな部活はないの?」
「ここでは、戦いとか暴力のない世界だよ。 君は
本当に 死人なの? へんな事 聞いたりして?」
って言い返せされたので
隆一は、返す言葉もなく無言で
その場から離れた!
この世界に住む人々の話は、単調で悪口もなく、勉強には まぁまぁなる話ばかりかな?
隆一の生きている21世紀に比べて
ノリ悪いし
お笑いも無いので、 「平和だけど つまんない」と
ぼやいた!
隆一は、次の日の授業が終わって
一人の生徒に質問した!
「なぁなぁ この世界で一番 強い男って誰?」
「あぁ アゼムフグラムだよ…
彼は かつてK1チャンピオンだったそうじゃないか?
今や哲学の先生として僕達に、人生哲学を教えてくれてるよ。ただ彼は、講演中に かかと落とし や 後ろ回し蹴り とか 披露してくれるから 楽しいよ。」
(へぇ~ アゼムフグラムが この世界にいるんだ 会って見てぇ)と内心 思う隆一!
「じゃあ もう一つ質問するけど
この国で一番
歌の上手なのは誰?」
「えっとね 本田美香って人さ!
めちゃ歌声 素敵やわ」
「どこに住んでるの 本田さん?」
「ここから北へ進んだ所
この世界には珍しい お屋敷に住んでるよ!」
隆一は、毎日のように学校で野宿していたら
どこからともなく
聞き覚えがある
声がしてきた!
「隆一君ね!
大きくなったのね!」
その声の方を振り向くと、幼稚園の時の先生である
塚村先生が後ろに立っていた!
ハワイ柄のTシャツと花柄のスカートを 着ていた!
彼女は、1999年バイク事故で48歳で この世を去ったはず!
しかし明らかに
30代前半の姿で
隆一の前に
立っている!
隆一は、塚村先生に 今までに起きた
様々な事を
話したが
無表情なので、自分で どう会話のキャッチボールをしていいのか 困った!
数時間後
「隆一君
お腹空いたでしょう? さあ 台所に行き祈りましょう。」
「待って あなたは 祈らないで!
私が ご馳走を出してあげる」
そう言って、先生が祈ると
スパゲティにピザに鳥肉 ケーキ
フルーツポンチが
出てきた!
そして
その夜は、先生と共に 腹いっぱい食べた!
先生の家は、この世界には珍しくログハウス二階建てだ。
「隆一君 これからはウチで寝泊まりしたら?
あっ でも あくまでも先生と生徒の関係は、守ってもらうよ」
「はぁい」
(内心やましい事を考えていた隆一で あったが、洞察力のある先生に見透かされていたようだ。) 「先生は、二階で寝るけど、隆一は、一階の小部屋で寝るといいわ」
「うん」
と隆一は、頷いた! 何日か寝泊まりして、この世界について徐々に慣れてきた隆一
ふと 散歩がてら
隆一は、この世界の 大森林を歩いていると、何やら
華やかな気を感じたので
直感で、そのオーラが 漂う所へ向かった!
なんと!
この世界で初めて
岡山駅いや大阪市んん?やっぱり東京にいるような
20歳前後のギャルが いるではないか?
VUITTONのバッグ
エルメスの靴
にCECIL McBEEの赤い派手なシャツの下に黒いキャミソール ルーズソックス
ピアスまでしていて、
オレンジ色の髪 顔は、A○Bの板野似かな?
もしかして
この人も死なずして、この世に来た人かな?
そう隆一は、直感で感じて声をかけて見た!
「あの~ あなた 一度 何かの病で 亡くなられましたか?
もしくは、誰かに殺されたのですか?」
と 思い切り失礼な質問をした!
案の定
ギャルは、びっくりして
「実は、アタシね、渋谷のクラブで踊ってたら、ライフル持った男に狙われて
撃たれたの!
しかも心臓に モロに入った!
彼は、アタシの元彼だったからね…
その後
傷口が痛み苦しんでいたら、突然、死んだハズのオヤジが 現れて お前は、オレと一緒に来い!
新しい世界へ行こう」って 言ってきたんで 「やだ」
って言い返したら、「お前、傷が深いから
このまま病院で治療を受けても
植物人間になるぞ」
と言われ、オヤジと共に 変なバスに
乗せられる予定だった。
しかし アタシは、苦しくて 死にそうだったんで
オヤジは、手からオーラを放って
くれ、アタシの傷口に
気を送り続けた!
そしたら、オヤジの エネルギーが切れて、
オヤジの霊体は、消えちゃた! まぁ
アタシは、一気に 傷口が塞がり元気になったんよね!」
まだ、ギャルが何か話したそうな顔で
こっちを見ているので、「まだ、何か
言いたそうだね!
良かったら もっと詳しく話しを聞こうじゃないか!」
と感慨深くギャルに 聞いた!
「オヤジが消える時、アタシは、オヤジのバカー!
アタシのために霊体まで無くすなんて」
アタシは、そう言って生きたままの状態で このバスに乗ったのよ…」
「なるほど~
お父さんは、君の命を自分の霊力と
引き換えに助けたんだね…
自分の霊体さえ消えるのを覚悟の上でやるなんて
すげえよ…
それで僕の質問なんだけど、ここの世界の人々って年をとらないの?」
「えぇ 年は とらず 死者達は、自分の想像上での年で 生き続けられるみたいね
ただ、アタシ達みたいに、生きたまま ここへ連れて来られた人間は、年をとるよ! 痛みだって
人間界の十分の1の痛みは、感じるよ。」
「へぇ~」
「そして、生きたままの人間がいたら、この世界の裏に住む エビルキラーという 魔物に消滅させられるのよ!
エビルキラーは、一年に一度
この世界に来て
生きたまま
ここへ来た人間を探しては、殺していくのよ!
アタシも二年
ここに住んでるけど 10名以上の人達が 殺されたのを 目撃したよ。
アタシも殺されそうになったけどね!
友人が身代わりになり
助かったのよ…」
「どうしよう!
僕は、この世界に来てから
嫌な予感がしていたんだが
その化け物の事だったんだね」
「それよりアタシ達 生きたまま
この世界へ
これたのも何かの縁ね… 仲良くしようね!また、この世界の人々に 生きたまま この世界へ
連れて来られたとか 言っちゃダメよ…
エビルキラーが来た時、
餌食にされちゃうからね」
「わかった」
隆一は、深く頷いた!
「ところで君の名前は、何て言うの?」
「アタシは水野サクラ!
ここへ来たのは二年前
18歳の時よ!
今は9月
去年の今頃、エビルキラーが、この世界の生きたままの人間を襲った頃よ!」
「わぁ~
シャレになんないよ 何やそれ~ この世界に来たばっかなのによ~」
「それよか
アタシと あなたで 脱出方法を考えようよ!
そんでさ、アタシ達 無事に、この世界を抜け 地上へ戻れたら、お付き合いしちゃってもいいかも 」
隆一は 思わず 顔を赤らめる
「イャ~ネ~
多分 冗談よー(笑)」サクラは、キャはハハ と 爆笑する!
「サクラちゃん
話し変わるんだけど、アゼムフグラムが空手を辞めて、哲学者となって、講演会を開いているって本当かい?」
隆一は、首を、横に傾けながら サクラに聞いた!
「本当よ! 毎週日曜日に大勢の人達が、彼の講演を聞きに行くのよ!」
「あのさぁ
アゼムって
今 この世界で仮に誰かと戦ってみたら 勝てる奴はいないくらい強いのかな?」
「彼は、死後 この世界でトレーニングを密かに続けているそうよ
しかも この世界の北に未開の森という所で
エビルキラーが落としたのか
忘れたのか わからんけど 中国拳術と魔法の書という本を拾ったらしく、アゼムは、中国武術と魔法を融合させながら、
新しい技を開発しているそうよ。
しかし 戦いのない この平和な地に おいて そんな神技を身につけても無意味なのにね。」
「でも面白そうだよなあ。
サクラちゃん 明日
日曜日 アゼムを見に行こうよ!」
「OK!」
とサクラは指を丸めた!
その晩は、アゼムに 会えるという不安と期待で
胸が高まりなかなか 寝付けなかった。
寝不足のまま
次の日
「起きて!隆一君
外で、 あなたの友達が来てるわよ!」
隆一は、塚村先生に 起こされて、急いで支度して外に出た!
「ゴメン寝過ごしちゃった!」
と隆一は、髪の毛を いじくりながら
サクラに言った!
「ん~も~ だらしないんだからぁ
じゃあ アタシについて来てね…。」
隆一は、サクラの後を遅れをとらないように
ついて行く!
塚村先生のログハウスから2キロくらい 北西に進んだ
所にギリシャ風の神殿が あるのに気づいた!
老若男女、多くの人が
アゼムの講演に集まっている。
「そろそろ アゼムが出てくる時間よ!」
「うわぁ
楽しみだわあ」
五分後 アゼムは、神殿の奥から出てきて、拍手で人々によって迎えられた!
講演会の中で、アゼムは、多くの哲学を 人々に教えていた!
「私は常に ネバーギブアップの精神で戦ってきました!
いろんな事を途中
投げ捨て なかったから 今の自分があると思います。 恐れず、動けば変わる 未来は変わる チャレンジは 大切です。 これが私の座右の銘です。」
人々は、講演会終了と共に拍手を送った!
隆一とサクラは、講演会終了後
アゼムに歩み寄った
脚色が無いだけに、 十七話自体は、本当に 中途半端に
終わりました!
よって
当時、夢が あまりに不思議すぎる夢だったし
多くの謎が
証されてないまま
夢が終わってしまい 作者は、 煮え切らなくなり 自分で
夢 は、終わっても 続編 いわば
作者が 夢の謎の解き明かしを
次話しでは、作成してます。
サクラ や アゼム さらに 本田美香
エビルキラー
不思議な世界の今後が 次話し で
証されるでしょう! 作者本人にも
煮え切らない
脚色や 小細工もない 中途半端な夢を
盛り上げ 面白くアドリブで作成する
スピリチュアルパワーが 宿ったんでしょう。
次話期待です。
純粋な夢が 十七話なら 十八話は、作者の潜在能力からの物語となってます!
どちらが面白いかは、十七 十八話読んで見てのお楽しみ。