水神后・アンフィトリテとVS無限神羅万象天罰
拝啓 お父さん、お母さん
優月です。水属性の精霊王こと水神后・アンフィトリテとの戦いはすごく楽しいです!!ですが、このままやられっぱないだと気が済まないので、やり返そうと思います!
私は新たな技を使うために魔力解放をする。
そして、アイテムボックスから雷鳴剣を取り出す
「…っ!(フローラの瞳が黄金に輝いている、海底遺跡全体が、悲鳴を上げるような凄まじいプレッシャーだ。彼女の結界によってマシになってるが、精霊王が感じるプレッシャーは尋常ではないよな)」
「──っ!?(この娘、何をした?この気迫、プレッシャーは一体……)」
『…(主の魔力解放により、この海底遺跡の地面にヒビが入った。……侮れんな)』
新しい必殺技で倒したいところだけど、この雷鳴剣でもダメージが通るのか試したい!!
私は雷鳴剣を構え、風属性魔法の疾風神速で加速し、アンフィトリテに攻撃を仕掛ける
「くっ…!」
「ダメージ通った!!」
「調子に乗るな、人の子よ!!沈みなさい、矮小なる者、深海葬送!」
「ギ○スラッ○ュ!!」
アンフィトリテの攻撃を雷鳴剣で押し切る。
「何故、私の攻撃が効かない?!…こうなったら……私の最終奥義を喰らえ、終焉の波涛!」
海底遺跡の全海水を一箇所に凝縮し津波として放出、まるで世界が水に飲み込まれるような、圧倒的な質量の暴力の魔法だ
「水属性魔法発動!絶体全滅氷刃!!」
私はマ○ャド○スを唱え、終焉の波涛を凍らせた。私の魔力∞だからこその成せる技だ。
「そんなはずは、っ?!」
「…アンフィトリテ、この一撃を受けてみろ。無属性と光属性の混合魔法、無限神羅万象天罰!!」
私は雷鳴剣を地面に突き刺した。
この魔法の効果はその対象のあらゆる防御魔法・無効化能力を無視して、直接その存在の核を叩く魔法だ。そしてその見た目は紫の雷ではなく、すべてを飲み込む白銀の光の爆発である。
「「…!!」」
無限神羅万象天罰はアンフィトリテに轟音と共に直撃した。
─轟音が消え、静寂が訪れた。アンフィトリテは戦意を喪失し、膝をついて私を見上げていた
「……、人の子よ、その力はどこで手に入れた?」
「どこって……神さまたちからの贈り物ですけど」
「………なるほどな。それでそれほどの力を持ち、精霊王である私をも凌駕するのか。腑に落ちた。人の子よ、名前を教えてくれ」
「……フローラ=サージェントです」
「フローラ=サージェント、どうか私と契約してくれないだろうか?」
「え”っ”?!」
「「は?!」」
私と従魔たちの驚いた声が重なる
『精霊王アンフィトリテ、待ちなさい。主様と契約するとはどういうことです?!』
「私の攻撃を容易く躱し、精霊王である私を跪かせた人間は初めてなのだ。古の番人、リトスよ。貴様もこの者と契約しているのだろう?それならば問題ないはずだ」
『精霊王が人と契約するなんて、今まで無かったでしょう?!あなたは、それでも良いのですか?!』
「私が良いと言っている。古の番人に言われる筋合いは無いはずだが」
『水属性の精霊王は人間嫌いと聞いていましたが?』
「その通りだ。だが、この者は違った。私のプレッシャーに恐れることなく、逆に私にプレッシャーをかけ、恐れさせた。精霊王より強く、古の番人よりも強い人間に契約を申し入れることは至極当然のことだと思うが?」
『…………』
「フローラ=サージェント、もう一度問う。私と契約して欲しい」
「いや、その……これ以上従魔は増やせないと言いますか…厳しいと言うか…」
「私だと、役不足か?」
「そんなことは無いです!!私には…アティがいるので」
「属性が被ると?…もし契約してくれるなら、命令通りに動くのだがそれでもしてくれないのか?」
「命令通り…?」
「契約者がこの場所を守れと命令すれば、私は喜んで引き受けよう」
「……」
なるほど。その手もありなのか。
『姫君、精霊王と契約することは悪くない話しだ。しかし、本当に契約してしまうのか?』
アストラル、どうしてそんなことを聞くの?
『ここで姫君が精霊王と契約をすれば、公爵はどう感じるだろうな。……また置いて行かれたと思うかもしれんぞ』
確かに、それはありえなくない話かも…。でもここで断ったら逆鱗に触れかねないよ?
『……最終判断は姫君に任せる』
「…では契約をしましょう、アンフィトリテ」
「契約してくれるのか!嬉しい限りだ。……フローラ=サージェントの魔法で私と契約してくれ」
「私の魔法で、ですか?」
「あぁ。其方の魔力に満たされてみたいのだ」
「……では僭越ながら。我の願いに応え、共に行こう。──無限の聖域!」
手を差し出すと、足元から黄金の光が広がり、海底の闇を塗り替えていく。無属性の膨大な魔力が聖域となり、アンフィトリテの全身を優しく包み込んだ。
「──これが、其方の魔力…、今この時よりこの水神后・アンフィトリテは契約者フローラ=サージェントを主と認め、忠誠をここに誓わん」
「……契約しちゃった」
「驚くのも無理はない。主は精霊王と契約してしまったのだからな」
「レヴィも驚いてる?」
「当たり前だ。お主は古の番人だけでなく、精霊王まで従魔にしてしまうのだから」
「……フローラは、凄いな」
はっ!ジークベルト様の劣等感を察知!
「ジーク様、私の契約は成り行きだからね?!ジーク様こそ凄いんだから!自信持って!!」
「………君にはお見通しだな。ありがとう、フローラ。これからも隣で守らせてくれないだろうか?」
「ジーク様以外居ないよ。私はジーク様のこと、愛してるから」
「…!!」
「若造の頬が赤くなったな。……主は無自覚すぎるな」
「え?何が?」
「……主の婚約者がこんな風になったのは今言った主の言葉の破壊力があったからこそだろう?」
「言葉の破壊力?アンフィトリテはそう感じたの?」
「いや、私は分からん。だが、今の流れを見るにそう捉えるのが妥当だと思うが」
「えー……?」
「それはそうと、主。私の名を付けて欲しい。アンフィトリテではなく、別の名を付けてくれ」
「…………テティは?」
「…テティ、いい響きだ。主、今後はテティと呼んでくれ」
「じゃあテティ、私からの命令ね。アティが海底遺跡を離れるから、この場所を守って欲しい。それと、私がテティを呼んだら私の側に姿を現して」
「……主の命令、しかと受けた。主の声を聞き逃さないようにする」
「ねえ、アストラル。最後の古の番人、クロノスはどこにいるか知らないの?」
「……クロノスの気配はここでは感じ取れない。姫君、地上に戻らないか?」
「それもそうだね。テティ、後のことはよろしk」
テティは私の言葉を遮る
「クロノス?あのクロノスか?」
「え、知ってるの?」
「古の番人であり精霊王よりも強いクロノスのことなら、精霊王である私もよく知る者だ。リトスも知っているのではないのか?」
『…クロノスは古の番人の中で最強ですから。僕たちが束になっても勝てません。主様はそのクロノスを従魔に出来るのですか?』
「戦ってみないと分からないよ。でも従魔にしないと邪神を倒せないし、私に任せて!」
「なんとも頼もしい主だな、リトス」
『そうですね…』
「ねぇ、テティ。クロノスのこと知っているなら教えて?」
「私で良ければクロノスのことを話そう」
次回!精霊王テティが語る古の番人、クロノスの強さ
最強なんて聞いたら戦いがいがあるよね!!
『姫君は本当に頼もしいな。怖くないのか?』
怖くないよ!強い相手と戦えるなんてRPGの醍醐味だよ!!
『アストラル、主は初めからこうだと言っておるだろう』
『お嬢はこの世界を唯一救える鍵であり戦闘狂ですよ。また一人被害者が増えるだけです』
被害者ってなに…?
『主は何も気にする事はない。そのままの主で居ればいい』




