第32話 魔のダンジョンと生を喰うもの
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重い空気が広がる39階層――――――――
静かに、そして本気の迷いない覚悟で、
"喰われない資格"を持ったぽぽぽ隊
ヒトデ、剣、猫、カッターぽぽを無惨に消し去り、現実を侵食する、生喰い
2つの力が対立していることで、特別な空気が生まれていた
少し経ったあと、大ぽぽが声をかけた
大「.........お前
....僕らの覚悟....喰えるもんなら喰ってみろ!」
高らかな問い掛けと共に、戦闘が開始した
一気に生喰いが突っ込んでくる!
だが、前よりは遅い。
恐らく、大ぽぽたちポポポ隊が迷いなき覚悟を持ってしまった影響で、"喰える存在"という物が居なくなっていることが原因だ
狙い通りという顔で、ボスが言った
ボス「やっぱりな!スピードが落ちてる!
お前、覚悟を宿した力達には、弱体化するんだろ?
つまりそれは、僕たちがお前を恐れているのではなく、"お前が僕たち"を恐れているんだ!」
少し耳障りだったかのように、生喰いが口からエネルギー波を放った。
凄まじい威力ということは変わりないが、やはり精度が落ちている。
焦っているのだ。
大「よし!攻撃できるものは最前の注意をはらいながら、各個に攻撃開始!」
するとぽぽぽ隊はすぐに攻撃態勢になり、それぞれを技をぶっぱなした
ヒーロー、小「超 天使のささやき!」
大、ダーク「真 アルティメットカノン!」
ムチ「僕たちも!」
スナイパー「おりやあああああ!!!」
大半の攻撃は避けられてしまったが、追尾弾であるアルティメットカノンだけは、生喰いの背後から直撃した
攻撃が少なからず効いているようだ
声にならない声で、生喰いが呻き声をあげた
生喰い「.....ッッ....ゥゥ...!」
大「よし!聞いてる!効いてるぞ!」
だが、流石に生喰いもやられっぱなしでは無い。
すぐに体勢を立て直し、追尾弾で全員を狙ってきた
全員避けるのに精一杯。
生喰い本体を攻撃する余裕はなかった
生喰いが旧盗賊メンバーたちの方へ向き、特定で狙おうとした....その瞬間
生喰いの背後から、思いっきりパンチが入れられた
こうげきしたのは....
小③「ったく、僕たちを忘れないでよ!」
小④「僕たちも覚悟が決まった!全力で行くぜおらあああああああああ!!」
小⑤「僕たち3人で可能な限り時間稼ぎをする!そのうちに、みんなの、"覚悟と想い"が詰まった弾を作れ!
そうすれば、必ず勝てる!さあ、早く!」
そう、先程小ぽぽが生成した分身たち。
生み出した4体中1体は消されてしまったものの、3体は健在。
こいつらが時間稼ぎをしている間に、生喰いに極めて有効な"覚悟と想い"を溜めるという作戦だ!
大「わかった!3人とも、無理するなよ!」
小④「わかってらあああああ!」
分身小ぽぽたちと生喰いが、激しいバトルを繰り広げている間に.....
全員が集合、力を溜め始めていた
ボス「よしみんな!大ぽぽに、覚悟が宿った"想いと力"を送るんだ!」
ダーク「よっしゃ.....!」
小「僕らの想い...!!
大ぽぽ...頼んだよ!」
続々と力が集まってくる
その力に込められた想いと覚悟を、大ぽぽは感じ取っていた
大「(強く、そして想いが詰まった力.....
皆同じ気持ちだ......
よし.....ぜったいに....あいつを....!!)
みんな!もっと頼む!
想いと力を.....!」
その頃、分身たちの時間稼ぎも、そろそろ限界を迎えようとしていた
やはりこの3人の覚悟が決まったとしても、所詮分身
本物と同等程度の想いは宿らない
小③「クソ....!やはり、僕らに干渉する、"時空の力".......でも、ここで倒れる訳には行かない......!2人とも!もう少しだ!」
小④「ら、ラジャー!」
そう言って、小④が気功波をはなつが.....
軽々と吸収されてしまった
小④「だ、だめだ....この程度の攻撃じゃ........はっ!」
声を上げたその瞬間、瞬時に近づいてきた生喰いによって、小④は粉々に粉砕されてしまった
小③「④!そ、そんな......これじゃもたな.....い.....!?!?....あ!」
小③が声を上げた先には......
大「ヨシ...!!みんなの想い、受けとった!
僕がお前を.....いや!
全員でお前を、"消滅"させる!」
そう、今既に、大ぽぽがみんなから、想いと力を受け取り終わっていた。
発射体制に移行!
だが、当然生喰いが避けないはずがなく、すぐに動き出した....が......
背後から必死の飛びつき!
小④⑤「させて溜まるかよ!!
さあ!大ぽぽ!今だ!×2」
大ぽぽは感謝を伝え、本気の.....いや、全員の想いを宿した一撃を放った!
「いけえええ!!」
「おらあ!!」
「やれる!」
「4人を取り戻す!」 「っしゃいけえええええ!!!」
「帰って皆でプリンを食べるんだ!!」
色々な想いが重なり.....
その一撃が、今。生喰いに
"伝わった"。
次章 第5章
決戦!破壊神編!
〜後章〜
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