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神も悪魔も関係ない! 〜ぽぽ人達の闘う世界〜   作者: いぽぽ
第4章 魔の洞穴と生を喰う者 編

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第28話 禁断の操り魔術

読みに来ていただきありがとうございます!

本編へどうぞ!

前回のあらすじ

筋肉ぽぽ人との激闘を制し、ぽぽぽ隊は第35階層を突破。

爆発に巻き込まれながらも全員が生還し、次なる階層――36階層へと進む。

そこで彼らの前に現れたのは、かつての因縁の存在・カリーンだった。

初期メンバーだけが知るその姿に動揺しつつも、ぽぽぽ隊は37階層へ突入。

待ち受けていたカリーンは圧倒的な実力を見せつけ、

ヒーローぽぽと小ぽぽを一瞬で戦闘不能に追い込む。

総力戦で応戦するぽぽぽ隊だったが、

あらゆる攻撃を結界で防ぎ切ったカリーンは、

不気味な笑みとともに新たな魔術を完成させる。

「悪いが……お前たちには、仲間と闘ってもらう」

その言葉とともに、戦場の空気は一変。

倒れた仲間たちを巡り、

ぽぽぽ隊最大の試練が、今まさに始まろうとしていた――。


居曽花.....模浮自巻画.....菜....意



第28話 禁断の操り魔術



「……仲間と、闘ってもらう」


カリーンの言葉が、37階層に重く響いた。

次の瞬間。


倒れていたはずの小ぽぽとヒーローぽぽの身体が、不自然に震え始めた。


小「……っ」


ヒーロー「……」


ゆっくりと、二人が立ち上がる。

だが、その目には――


光がなかった。


ダーク「……おい、まさか……」


メガネ「魔力反応異常!

小ぽぽさんとヒーローぽぽさんの魔力が……カリーンのものと同調しています!」


ボス「洗脳だと!?」


カリーンは腕を組み、楽しそうに笑った。


カリーン「安心しろ。完全な洗脳じゃない。

だが……私の命令には、逆らえない」


小ぽぽが、ぎこちなく拳を握る。

ヒーローもまた、無言で前に出た。


大「……やめろ、小!ヒーロー!」


返事はない。

次の瞬間――

二人が、同時に地面を蹴った。


ヒーロー「――ヒーローマントショック」


小「……分身」


無機質な声。

ヒーローの突進と、小ぽぽの分身ラッシュが同時に襲いかかる!


ダーク「チッ……来るぞ!!」


ボス「防御!!」


ギィン!!


バリアと拳が激突し、凄まじい衝撃が階層を揺らす。


スナイパー「冗談だろ……

いつも一緒に戦ってたのに、こんな形で……!」


ムチ「本気で戦えないっていうのが、一番キツいな!」


分身した小ぽぽたちが、ムチとカッターに襲いかかる。


カッター「くそっ!動きがいつもより正確だ!」


メガネ「感情制御が切られています!

純粋な戦闘効率だけで動いている……!」


ヒーローが跳躍し、大ぽぽに向かって一直

線。


大「……来い、ヒーロー!」


真正面から拳を受け止める。

ドンッ!!

床が砕け、衝撃波が走る。


ヒーロー「……」


大「…なかなか強いパンチじゃない?.....でも――!」

ぐっと力を込め、押し返す。


大「それでも、負けるわけにはいかない」


その様子を見て、カリーンは愉快そうに肩を揺らした。


カリーン「いい顔だな。

仲間を傷つけずに勝てると思うか?」


ダーク「……性格悪すぎだろ、お前」


カリーン「褒め言葉だ」


その瞬間、指を鳴らす。

小ぽぽの分身たちが、一斉に自爆寸前の魔力反応を見せた。


メガネ「まずい!

あれ、強制過剰出力です!」


ムチ「小!!正気に戻れ!!」


ムチが叫ぶが、小ぽぽは反応しない。


ヒトデ「そうだ!聖属性なら術を解除できるんじゃ!?」


そう思うと、ヒトデは歯を食いしばり、聖属性の魔力を練り上げる。


ヒトデ「小ぽぽ……ごめん!!」

放たれた聖光が、小ぽぽ本体を包み込む。


小「……っ!?

……あれ……?」

一瞬、意識が戻る。


だが――

カリーン「甘いな」


空間が歪み、再び操りの魔力が流れ込む。


ヒーロー「……大ぽ…ぽ…」


大ぽぽの名を、かすかに呼びながら、ヒーローの拳が振り下ろされる。


大「……!」


その拳を、真正面から受け止めた。


大「……必ず取り戻す!

絶対に......絶対に!」


静かに、しかし確かな声で。


ボス「聞こえたか、カリーンとやら」


ボスが前に出る。


ボス「お前のお遊びは、ここまでだ!」


全員の視線が、カリーンに集まる。

カリーンは、ゆっくりと笑った。


カリーン「いいだろう。

なら次は……完全に絶望を見せてやる」


階層の空気が、さらに重く沈む。

操られた仲間。

圧倒的な敵。

そして、逃げ場のない戦場。

ぽぽぽ隊は、

最悪の局面で、なお前に進むことを選んだ。

――戦いは、ここからが本番だ



次回 絆

最後まで読んでいただきありがとうごさまいました!

次回もお楽しみに!

よければ感想やブックマーク、お願い致します!執筆の励みにります!





ていうかダンジョン編いつまでやんねん!!!

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