第25話 水を操るもの
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前回のあらすじ
26階層にて、蒼雷を操る強敵・蒼雷武人と激突したぽぽぽ隊。
雷場展開という厄介な能力に苦戦しながらも、仲間同士の連携によってこれを撃破する。
戦いを経て、確実に実力を伸ばしていくぽぽぽ隊。
案内人の言葉通り、ダンジョンはここからが本番となる。
そして彼らは、さらに奥深く.....
新たな脅威が待つ階層へと進んでいくのだった。
第25話 水を操る者
27階層から29階層までは、驚くほど順調だった。
魔法生物の群れ、硬質な甲殻を持つ水棲魔獣、罠だらけの通路――
どれも苦戦はあったが、ぽぽぽ隊の連携の前ではそこまで大きな障害にはならなかった。
そして。
案内人「はい!30階層到達〜!
ここからは“中間到達点”みたいなものだから、気を引き締めてね!」
ボス「........来たか」
空気が、はっきりと変わった。
30階層は、広大な地下湖だった。
足元には浅く水が張られ、天井からは雫が落ち続けている。
メガネ「湿度、魔力濃度ともに上昇しています。
ここ、かなり嫌な予感がしますね」
その瞬間!
湖の中央が、大きくうねった!
小「え、ちょ……水が動いてるんだけど!?」
水が集まり、形を成していく。
人型でも獣型でもない、“何か”。
ダーク「......そうか!水そのものが魔物化してるんだ!」
次の瞬間、水の塊が一気に分裂し、刃のような水流が放たれた!
ボス「全員下がれ!」
ボスの展開したバリアが、水刃を受け止める。
だが、衝撃は重い。
ボス「くっ……圧がヤバい!」
スナイパー「後方から援護する!」
放たれた弾丸が水の魔物を貫く......が、すぐに再生する。
スナイパー「ああクソ!物理が効きにくい!」
魔法使い「じゃあこっち!」
氷結展開・フリーズライン!」
水面が一気に凍結し、動きが鈍る。
その隙を、小ぽぽが逃さない。
小「よっしゃ、足止め完了!」
分身した小ぽぽたちが一斉に跳びかかる。
ムチ「まとめて絡め取ってやるよォ!」
ムチが伸び、水の魔物を拘束する。
だが......
水の魔物は、形を崩し、拘束をすり抜けた。
ダーク「......厄介だな......
なら、分解してやる!」
ダークが手を掲げ、黒い魔力を細かく展開する。
ダーク「シャドウ・ダースパース!」
水の魔物が霧状に分解され、一瞬動きを失う。
大「今だ!」
大ぽぽが前に出る!
だが、構えた技はいつものものではなかった。
大「オミガ・ブルースパイラル!」
渦を巻くエネルギーが、霧状の水魔を一気に飲み込む。
ヒーロー「追撃行くぞ!」
ヒーローぽぽが跳躍し、光をまとった一撃を叩き込む。
ヒーロー「ハリット・ブレイカー!」
光が弾け、水の魔物は形を保てなくなる。
最後に....
メガネ「解析完了!
今なら、完全消滅させられます!」
ボス「任せろ!」
ボスが力を込め、バリアを収束させる。
ボス「圧縮・バリアバースト!」
爆発的な衝撃が走り、水の魔物は完全に霧散した。
静寂。
案内人「撃破!
さすが30階層、いい戦いだったね〜!」
小「いや〜、水ってこんな強いんだね……」
ダーク「属性そのものが敵だと、やっぱ厄介だな......」
メガネ「ですが、確実に対応できています。
このままなら、さらに上も!」
大ぽぽは、水面を見つめながら、静かに呟いた。
大「....なんだろう.....ダンジョンも、世界も....
だんだん動き始めてる気がするな....」
.......その言葉の意味を、
まだ誰も深く考えてはいなかった。
その後、31、2、3、4改装はそれぞれ、土、光、闇、氷属性のボスだった
苦戦を強いられはしたが、なんとか撃破していき......
ついにぽぽぽ隊は35階層に到着したのだった.....!
次回
第26話 筋肉
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