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神も悪魔も関係ない! ここは..... ――ぽぽ人"達"の闘う世界―   作者: いぽぽ
第4章 魔の洞穴と生を喰う者 編

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第22話 無双

読みに来ていただきありがとうございます!本編へどうぞ!

前回のあらすじ

ぽぽぽ隊はダンジョン2階層で、まさかの「40階層クラス」の魔神と遭遇!

案内人のお姉さんの機械ミスが原因だったが、強化された魔神は桁違いの強さだった!

そして、なんとか“強化された魔神”を撃破したぽぽぽ隊!

本来なら40階層クラスの強敵を、総力戦でねじ伏せたものの……

まだここは“たったの2階層”。

この先はしばらく弱い魔物が続くとはいえ、ダンジョンはまだ始まったばかり。

思わぬ強敵の乱入で幕を開けた攻略は、果たしてどんな波乱を見せるのか──!


第22話 無双



ぽぽぽ隊は、魔神との激闘を終え、息を整えながら3階層へ降りていった。

さっきの魔神は40階層のモンスターらしいと案内人が言っていたが、その言葉通り——3階層の魔物は拍子抜けするほど弱かった。


小ぽぽが軽く手を振るだけでスライムの群れが蒸発し、ダークぽぽの影弾が壁まで貫通して敵ごと粉砕した。

メガネは落ち着いた声で言う。

メガネ「皆、反応速度が落ちてるね.....。この階層は訓練にもならない....」

大ぽぽ「だよねぇ……さっきの魔神が強すぎただけで、ここは完全に休憩階だね」

ヒーローぽぽは肩を回しながら言った。

ヒーロー「なんか、力余ってるんだけど!?もうちょい戦わせろよぉ!」

ボスぽぽが笑った。

ボス「まあまあ。どうせまた強いの出てくるだろ。とっとと進むぜ」


——そして、ぽぽぽ隊は4階層、5階層とテンポ良く突破していく。


出てくる魔物は、亀のようなモンスター、風船みたいな飛行敵、よく分からない輪っかのやつ……

全部、一撃。

ムチぽぽが叫ぶ。

ムチ「弱い弱い弱い弱い!!物足りねえ!」

スナイパーぽぽも余裕の表情で構えたまま。

スナイパー「この距離で当たらん敵はいないなあ。まあ、当たっても弱いけど.....」

案内人の声がスピーカー越しに響いた。

案内人「順調だね〜!10階層あたりから少し強くなるから、油断しないでね〜!」


ぽぽぽ隊はそのまま、あっという間に10階層へ。

ここでようやく、敵の強さが“普通”になった。

とはいえ、ぽぽぽ隊の戦力から見ればまだまだ余裕である。

巨大な石ゴーレムが立ちはだかるが——

大ぽぽ「オミガスラッシュ!」

バキン!!

石ゴーレムは粉々。

続いて奥から鋼鉄の魔鳥が突っ込んでくるが、

小ぽぽ「小ぽぽ回転斬り!」

小ぽぽが回転してぶっ飛ばす。

さらに毒霧を撒く森の魔物が現れた瞬間、

ダークぽぽ「影貫通!」

影の槍が森ごと貫き、敵は消滅。

メガネ「分析完了!10階層の敵はすべてパターンが単純です!皆の敵ではありませんね〜!」

ヒーローぽぽが言う。

ヒーロー「僕、まだ汗1滴もかいてないんだけど!? 次行こう次!」

ぽぽぽ隊は気合十分のまま、さらに奥へ。

12階層、13階層、14階層……

徐々に敵が“ちょっとだけ強くなる”が、それでもぽぽぽ隊は余裕だった。

ボス「おい、ちょっとは手応えほしいんだけどよぉ!」

ダーク「まあ……でも油断は禁物だよ。奥に進むほど変なギミックが増えるはず」

そして15階層。


ここで初めて、ちょっと“強そう”な敵が出た。

巨大な獅子のような魔物、体中に炎をまとっている。


旧盗賊団の連中がざわつく。

剣ぽぽ「お、おい……今までのよりは強そうだな!」

カッター「やっと本番か!行くぞ!」

しかしその瞬間、大ぽぽが手をあげて制した。

大ぽぽ「いや、ここは——」


スッ。


大ぽぽの姿が消えた。

次の一瞬、獅子の魔物の頭が宙に舞っていた。

全員「えぇぇぇぇぇぇ!!?」

メガネ「お見事!」

ヒーロー「え、今何した!? 何したのお前!?」

大ぽぽ「普通に斬っただけ……」

ダーク「大ぽぽくん、力が上がってから近接戦がえげつないんだよ……」

ボス「……いや、お前強ぇわやっぱ」

しかしその余裕ムードは、17階層で変わった。

——ゴゴゴゴゴゴゴゴ……!

通路全体が揺れ、黒い霧が発生し始める。

大ぽぽが険しい顔をした。

大ぽぽ「この霧……嫌な感じがする」

ダーク「うん、これは普通の魔物じゃない。呪い系の可能性もある」

メガネが分析機を展開した。

メガネ「有害エネルギー反応を検知しました!皆、霧は吸わないように注意!」

ヒーロー「ギミックか……!これはさすがに面倒だな」

この17階層は、霧が体力を奪う状態異常フロア。

ぽぽぽ隊は早足で突破し、18階層へ。

すると——

案内人「あ、ごめーん!その霧、実は“17階と18階の間”に出るはずのやつだったの!配置バグで少しズレてた!」

大ぽぽ「またバグかい……」

ボス「このダンジョン、ほんと大丈夫か?」

しかしここからが本番だった。

19階層に降りると、空気が一変。

炎の神殿のような階層が広がっていた。

ムチ「お、なんか強そうな気配……!」

カッター「こういう場所は絶対強敵が出るって決まってる!」

そして奥に現れたのは——

巨大な炎蛇を纏う武人型モンスター。

初期4人が同時に構えた。

大ぽぽ「こいつは……確か......」

小ぽぽ「強敵だったような……!」

ダーク「みんな、油断しないで!」

ヒーロー「よし!やっと燃えてきた!」

だが、ぽぽぽ隊はここで止まらない。

ヒーローぽぽの先制攻撃が炸裂!

ヒーロー「ヒーローインパクト!!」

炎蛇を吹き飛ばし、大ぽぽが追撃!

大ぽぽ「オミガブレイク!!」

ブシュゥゥゥン!!

敵は床に沈み、19階層を突破した。

そして20階層——

案内人「はーい!ここまで到達おめでとう!ここからは“前半戦終了”って扱いだよ!」

全員「しゃあああああああ!!」

ぽぽぽ隊は、ついに20階層へ辿り着いたのだった。


————

次回 第23話「動き出すもの」


最後まで読んでいただきありがとうございます!次回もお楽しみに!



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