61/150
物語5
二人が出会ってから長い月日が経ちました。
互いにひとりぼっちだった二人は、いつしか多くの仲間、友人に恵まれ、楽しい日々を過ごしました。
しかし、未だに赤毛の人間の偶に見せる哀しげな目は晴れる事はありません。
そんなあり日、カナオニに赤毛の人間は、自分に剣の稽古をつけるよう頼みました。
カナオニは人間に理由を聞く事をせず、頼みを聞いてやった。
稽古を受けて、最初は剣もまともに持てなかった赤毛の人間は、次第に剣の腕を上げて行った。
それとと同時に、人間の表情も徐々に自信が満ちていった様に、カナオニの目には映りました。




