第14話 クロマーク社の新人
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友司達が冷たい砂漠に向かっている頃。戦塾にある大企業 クロマーク社では春の新人達が入った後、中年男性が面接を受けている。
白い頭巾をかぶっていて、銀色の覆面を着用しており顔が分からない。たくましくて黒い団員服姿で銀色のブーツを履いていた。団員服の背中に棍棒を入れており、膨らんでいる。
面接担当の男性が座っており、中年男性はデスクの前に立っていた。
「変わった経歴の人だな。名前は」
面接担当の男性は中年男性のデータを見た。
「乱棒だ」
データと同じ自分の名前をいった。彼の名前は乱棒。本名ではない偽名で悪党だ。暴れるのが好きな悪党でチンピラや悪党相手に暴れまわり、周りにも被害を出し、邪魔をする警察団員などもたたきのめしている。
そんな彼は気まぐれでクロマーク社にやってきて面接を受けている。
「残念だが、あなたを雇うのは無理だ」
面接担当の男性はデータを見て、興味がなくなり冷たい態度になった。
「なんだ、この!! いいからおれを雇え!! うろお!!」
背中の棍棒を持って、デスクを叩き割った。就職活動をしたことがない彼は面接を知らないので、このようなことができる。
「なかなか無礼で暴力的。力がすごい。気に入った」
データでは分からない性格と強さを見て、面接担当の男性は興味を持った。
「採用だ。今日から働いてくれ。まずは営業部へ」
「おう」
初めての面接で採用となり、乱棒は喜び、棍棒を背中に戻して営業部へ向かうが、慣れていないので迷いながら進んだ。
◇
面接後、乱棒はなんとか営業部に着いた。黒いサングラスをかけている社員が多く、淡々と仕事をしており、きたばかりの乱棒になにもしない。
「おい!! なにさぼってんだ!! 早く仕事をしろ!!」
仕事をしたことがなくて、なにも分からず固まっている乱棒を中年男性の社員が怒鳴った。
「おれに逆らってみろ!! 上司に報告してクビにしてやるからな!!」
サングラスをかけていない中年男性の社員は乱棒に近づいて圧をかけた。
仕事を教える先輩社員ではなく怒鳴って先輩風を吹かす嫌なやつだった。
「へえ。そう」
むかつく先輩社員を睨む。
「やれるもんならやってみろ!! うろお!!」
乱棒は怒り、背中の棍棒を持って、デスクを叩いて粉々にした。先輩社員は驚いてさがった。
「うらあ!! どりゃあ!!」
棍棒を振りまわし、パソコンなどを破壊していき、破片が飛び散る。他の社員は冷静で避難している。先輩社員は怖くて逃げることができず、壁の方へさがってしまった。
「ちょっと待ってください!! こんな人と知らなくて!!」
弱い相手に強いので乱棒のことを知っていたら、あのような態度はしなかった。メチャクチャにした乱棒は先輩社員に近づく。
「許してー!!」
「このバカ!!」
近くにあったゴミ箱を情けない先輩社員にぶつけるようにかぶせた。ゴミ箱の中身がもれ、気絶して倒れた。
「なかなかやるな。おれ達と仕事をしよう」
サングラスをかけた中年男性の社員が現れて乱棒を褒めて、仕事に誘う。
「おお」
むかつく相手ではないので、ついていく。
「そのゴミを捨てておけ!!」
サングラスをかけた社員の命令で避難していた営業部の社員達は片付けをし、気絶している先輩社員を運び、処分した。彼は蒸発したことになった。
乱棒の名前は乱暴と棍棒と用心棒です。営業部はギルドの受付のようなものです。
「美女能力者のお腹にある別空間で特訓をして強くなった中途半端な能力者」と「名門貴族の男の娘の残酷オスガキ無双」も連載中です。




