第12話 炎の出発
無数の炎の玉が降り、街だけでなくコロシアマも燃える。
「逃げろー!!」
観客と奉無零達は逃げ、パニックになった。この騒ぎで奉無零の管理ができなくなり、彼女達は自由になった。
「ここは危険だ!! 早く逃げるぞ!!」
ドラゴンの牙琥珀を手に入れた友司は仲間達に近づく。
「心得た!! 主!!」
コブラミア達も逃げ、コロシアマから出た。
「わー!!」
炎の玉が当たって燃え、燃え広がる炎で人々は焼死している。
「今までの恨み!!」
奉無零達は自由になり、大騒ぎになっているので恨みを晴らすように暴れ、略奪をして逃げている。
管理者達が鎮圧しようとしても炎の玉のせいで混乱しており、アマゾポリスは地獄になった。
「空子達と合流するぞ!!」
「心得た!!」
コブラミアは友司に従い、理梅と小稲荷、筋肉ジャガーは成り行きでついていく。
奉無零達は無関係な者達も攻撃しており、友司達に襲いかかる。
「殺しても構わない!! 進めー!!」
少年は奉無零達を殴りとばした。緊急事態なので邪魔をする者を殺して進むしかない。
「ぶっとばすの大好き!!」
筋肉ジャガーは笑いながら奉無零達を殴り、蹴りとばしている。同じ奉無零でも容赦がなく友司達の味方になっていた。
「友司のために!!」
理梅は戦闘ができない小稲荷を守り、手に赤い風車を出現させた。風車は回転ノコギリのように回転し、敵を切っていく。
「主の邪魔をするな!!」
コブラミアは二本の腕を出し、四本の腕を伸ばして邪魔をする者達をどかす。
友司達は降ってくる炎の玉をかわしながら敵を突破しており、戦闘部隊のような動きでまとまっている。
移動しながら仲間達を捜していると同じように進んでいる者達がいた。十次郎は金棒で殴りとばし、空子は剣で斬り、黄美は棍棒で殴っていた。
三人は後宮刑務所を出て、邪魔をする者達を突破しながら友司達を捜していた。
「空子!!」
「友司!!」
合流して皆は喜んだ。
「後宮刑務所のミミカサンドラさんの予言通り、街に災いが訪れました!!」
空子と十次郎には伝えており、黄美は友司にも伝えた。
「どうすれば、この災いはなくなるんだ!?」
荒唐無稽でも起きていることなので少年は信じている。
「ミミカサンドラさんの予言では白の神殿を攻略すればアマゾポリスを救うことができるそうです」
「白の神殿がある遺跡なら案内できるよ」
護衛などでいったことがある筋肉ジャガーは白の神殿がある遺跡までの道を知っていた。
「よし!! このままいこう!!」
友司達では、この騒ぎを止めることはできないので白の神殿を攻略して元から断つことにした。
炎の玉と奉無零達の略奪で準備をすることができないので今のアイテムと装備で出発する。
「わしは足手まといになるからいかん。理梅。がんばるんじゃぞ」
「はい」
小稲荷はいかず避難し、理梅がついていく。逃げ足が速い彼女は避難所までいくことができる。
「いくぞ!!」
炎の玉は街に降っており、街から出れば安全なので友司達は移動しようとした。しかし砂嵐が起きて進めなくなった。
「いかせないぞ!!」
「警備員尾砂!!」
砂嵐が警備員尾砂だったので少年は驚いた。彼もアマゾポリスにきていて、友司達を見つけたので妨害した。
博物館のことで友司を恨んでおり、彼の邪魔をすることしか考えていない。
「邪魔だ。焼炎弾!!」
邪魔をしているので容赦せず手の平から炎の玉を放った。
「ぶおおおおおお!!」
ドラゴンの牙琥珀大会で強くなったので砂嵐は凄まじい爆発で燃えながら散った。
「出発だ!!」
友司達は地獄のような街から出ようと降ってくる炎の玉をかわし、邪魔な敵をけちらして突き進む。
この状況で白の神殿がある遺跡へ向かうのは友司達だけだった。七人は燃えて壊れる街から離れていった。
今回の固定メンバーです。
「美女能力者のお腹にある別空間で特訓をして強くなった中途半端な能力者」と「名門貴族の男の娘の残酷オスガキ無双」も連載中です。




