番外編 漆黒の夜鳴きそば
朱鷺世の中心地 戦塾の場末にある聖堂。
夜で薄暗く、不気味な聖堂から若いシスターが出てきた。
背中に届くほどの長い銀髪で頭に黒いコウモリの羽があり、可愛らしい犬歯がある。ノースリーブのスリットがある修道服姿で玉腕と美脚が見えている。
首に銀のロザリオをかけ、谷間に挟んでおり、ゴスロリの黒いブーツを履いていた。背徳的だが、気品がある美貌だった。
彼女の名前はシスタードラキューラ。女吸血鬼でシスターのフリをして、聖堂に住んでおり彼女しかいない。
吸血鬼の弱点がなく、明るい時も働くことができる。
「お腹すいた」
聖堂の庭にテーブルと椅子があり彼女は白いドンブリと箸を出して、テーブルに置き、席についた。
ドンブリは空で料理を作る感じではない。ドンブリが少し揺れると周りが動いた。
夜の闇が細長い形になり、星空は液体になってドンブリに入っていった。細長い闇と星空の液体でいっぱいになり、空の月が黒い液体に映ると黄色い円形の塊ができて浮かんだ。
「自然食品の夜鳴きそば完成」
ドラキューラは喜び、箸を持った。闇が黒い麺で星空が黒く輝くスープ、月が具のラーメンができた。
「いただきます」
箸で細長い闇を持ってすする。
「おいしい」
湯気がなくて冷たいように見える黒いラーメンは温かい。闇の黒い麺はイカスミのような味で生臭さがなく、イカのうまみがある。
麺を食べるのをやめ、ドンブリを傾けてスープを飲む。星空の黒いスープは濃厚なしょうゆスープで星のように輝いているのは背脂だった。
黄色い円形の塊は極厚のチャーシューと煮卵のような具で血を吸う犬歯でかみちぎって食べた。
麺をすすって、スープを飲み、円形を半月にし、三日月にしていき、彼女の犬歯は黒くなった。
麺と具がなくなり、スープを残さず飲む。
「ごちそうさまでした」
完食し、満足したドラキューラは白いハンカチを出して黒くなった口と犬歯を拭き、きれいにした。
「さあ夜の仕事だ」
ハンカチをしまって席を立った。
あの黒いラーメンは同じ味がするだけで、味がある空気のようなものであり、腹が膨れて血や肉にならない。
彼女は血とこのような食事をして生活している。
夜にラーメンを作る話です。
「美女能力者のお腹にある別空間で特訓をして強くなった中途半端な能力者」と「名門貴族の男の娘の残酷オスガキ無双」も連載中です。




