第3話 封印化石族
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友司達がアマゾポリスにきた頃。下凱と蛮狩もアマゾポリスにきていて、友司達がいる街ではなく、広大な砂漠にいた。
この砂漠には盗賊になった奉無零達がおり、二人は襲われたので殺している。
「ひい!! お助け!!」
下凱が銅剣で命乞いをした奉無零を斬り殺し、盗賊達は全滅した。たくさんの死体が転がっており、熱い砂で血は蒸発し、焼けている。
「おれ達を襲うとは人間は愚かだな」
多くの人間を楽しんで殺したので下凱は笑っており、銅剣を鞘にいれた。
「あの人間どもより弱い」
友司達にやられた蛮狩はストレスを発散するように盗賊達を殺した。
人間ではないので二人はアマゾポリスの暑さなど平気だった。
「派手にやったな」
若い男性がやってきて、周りの死体を見て笑っている。
短い黒髪に赤いバンダナを巻き、筋骨隆々の体に黒い団員服の上着、黒い毛皮のパンツ、毛皮のブーツを履いていた。
片手にホットドッグを持っており、一口かじった。
「暴胃」
男を見て下凱は笑った。彼は星井家にあった化石の化石族だ。
「人間の食べ物が好きだねえ」
蛮狩はホットドッグを見て呆れた。
「人間はカスだが、人間の料理はうまい」
人間は嫌いだが、料理は好きでホットドッグを見て笑い、完食した。
食べ物を買うために人間を殺して金目の物を奪い、赤いバンダナと団員服の上着も殺して奪ったものだった。
十次郎が捜している連続強盗殺人犯の彼は下凱達がアマゾポリスにいることを知ってやってきて、街でホットドッグを買った。
「このアマゾポリスには化石族が封印されている場所があるらしいぞ」
「封印されているだと!? 本当か!?」
暴胃の話を聞いて下凱達は驚いた。
「ああ。アマゾポリスができる前、ここの遺跡に白の神殿があって、人間どもがそこに化石族を生きたまま封印したという伝説だ」
ホットドッグを買っただけでなく、情報を手に入れていた。
「生きたままとは人間はどこまでひどいことをするんだ!」
蛮狩は人間の所業に怒っていた。
「生きてるかもしれないから助けてやろう」
下凱は蛮狩達と同じように封印されている化石族を助けることにした。
化石族は寿命で死んだら復活させることはできないが、封印状態なら年をとらずに生きているかもしれない。
「白の神殿がどこにあるのか分かるのか?」
周りは砂漠と見分けがつかない遺跡ばかりで下凱と蛮狩では分からない。
「見つけることができない人間と違って、おれには鼻がある。封印されてるやつのにおいで白の神殿を見つけることができる」
暴胃は鼻を自慢した。人間は白の神殿を見つけることができず、見つけても帰ってくる者がいないので伝説になっている。
「じゃあ早く探そう!」
「まだ食い足りないから腹ごしらえをしてからだ」
暴胃は蛮狩を宥めて、緑のステゴサウルスになった。
「いただきます」
ステゴサウルスは盗賊の死体を食べる。
「うまい!」
血走った両目を激しく動かし、鋭い歯で肉と骨をかみつぶしている。なにも残らず、他の死体も食べていく。
「よく食べるなあ」
下凱達は暴胃の食欲に呆れながら、食べ終わるのを待っている。凄まじい勢いとスピードで食べており、そんなに時間はかからず、死体はすべてなくなった。
復活した化石族は封印されている仲間を解放しようとしている。
「美女能力者のお腹にある別空間で特訓をして強くなった中途半端な能力者」と「名門貴族の男の娘の残酷オスガキ無双」も連載中です。




