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亡き愛犬を想う

 あらすじにも書きましたが、小説ではないです。自分の気持ちをまとめるために書きました。それでも読んでくださる心優しい人に感謝致します。

 あまり読み返していないので、誤字脱字があるかもしれません。すみません。


 先日、愛犬が旅立ってしまった。

 人間の年齢に換算したら90歳以上なのだから大往生だ。

 よく頑張ってくれたと思う。


 だが、悲しいものは悲しい。

 寂しいものは寂しい。

 大声で叫べるなら「悲しいよー!!」と叫びたい。

 喉が枯れるまで叫びたい。


 喉が弱々なのでしないけど。

 理性ある人のふりをしているのでしないけど。


 これを書いている時点で、愛犬が旅立ってからまだ一週間経っていないが、ずっと前のような気がするし、ついさっきのような気がする。


 当日は泣きすぎて眠れなかった。

 いや、毎日泣いている。

 明日も明後日も泣くだろう。


 ふとした瞬間に涙が出てくる。

 今だって泣いている。

 泣きながらタイピングしてるのって、傍から見たらさぞかし気持ち悪いのだろう。

 しかし、誰もいないので存分に泣きながらタイピングしてやる。


 明日も会えると思ってた。

 その先もずっと会えると思ってた。

 そんなはずないのにね。


 11月末に愛犬の具合が悪くなった。

 ご飯もほとんど食べなくなってしまい、獣医さんから年を越えられないかもと言われた。

 だけど、年を越して2月の半ばまで生きた。

 偉いよ。

 凄いよ。

 よく頑張ったよ。


 最後までご飯を欲しがっていたし、獣医さんにこの数値でどうして食べる気力があるのか分からないと11月末時点で言われてたね。

 今思えばドッグフードを変えても気にせず食べていたね。

 少しも警戒せずにね。

 私達を信用してくれているのか、ただ食いしん坊なのか分からないけどね。


 でも、最後は体重が半分になっちゃったね。

 言っておくけど、標準体重だからね。

 おデブじゃないから。

 標準の体重だから。


 その標準体重から体重が半分以下になっちゃって、最期はガリガリになっちゃったね。

 中型犬なのに小型犬用のオムツ(マナーウェアと言うらしい。商品名かな?)だったもんね。

 ダブルコートの長毛種だからガリガリ感が隠されていたけど、横になっているのを見ると膨らみがなくてペッタンコになってたね。


 さいごのさいごで床擦れになっちゃったね。

 痛かったよね。

 ごめんね。


 今は痛くないかな。

 ついつい、元気でやっているだろうかと思っちゃうんだ。

 うん、元気に駆け回ってるかな。

 そうだといいな。


 とても後悔しているのは、写真や動画をあまり撮らなかった事かな。

 カメラが嫌いらしく、いつもそっぽを向いたり逃げたりしていたね。

 私もカメラが嫌いだから似ているね。

 最初から嫌いだったもんね。

 なんでだろ?


 だけど、後ろ姿でも遠くからでも撮っておけばよかったと思っている。

 ストレスになるといけないからと写真はあまり撮らなかったのを後悔している。

 豆粒大でも、ぶれて何が何だか分からなくても撮っておけばよかった。


 後はデータはこまめにバックアップ取らないといけないね。

 過去の自分を殴りたい。

 このめんどくさがりがー!!とね。

 何回データなくしてるのよ。

 ただでさえ少ない愛犬の写真がもっと少なくなっちゃったでしょーが!


 なんだか愚痴っぽくなってしまった。


 骨になっちゃたのを見た時、本当に死んじゃったんだなと思った。

 それまでは、もしかしたら動き出すんじゃないかとか思っていたんだ。

 子どもじゃあるまいし、何を夢見ているだろうね。

 何度揺すっても抱きしめても起きなかったのにね。


 だけど、期待しちゃうでしょ?

 だって眠っているだけにしか見えなかったんだもの。

 ドッキリなんじゃないかと思ったよ。

 犬なのにドッキリ知ってるの?って一瞬思ったよ。


 馬鹿だよね。

 この手で心臓が動かなくなるのを確認したのにね。

 様子がおかしいから心臓部分に手を当てて確認したら動いていたから安心したら、そのうち動かなくなっちゃってさ、嘘でしょ?って何度も思ったよ。

 嘘のままでよかったのにさ、こんなに酷い本当ってある?

 嘘だよ!生きてるよ!って言ってくれればよかったのに。

 今からでもいいから嘘だよって言って出てきてくれないかな?

 怒らないから出ておいでよ。


 会いたいよ。

 もう一度抱きしめて、写真と動画を撮って、遊んで、ご飯食べて、○しっこと○んこを片付けて、眠って、また起きて……ってしたいよ。

 日常を過ごしたいよ。


 私は人生の半分以上愛犬と過ごしてきた。

 だけど、一年もしないうちに半分以上でなくなってしまう。

 こんなにも月日が経つのが怖いと思う日が来るなんて驚くしかない。


 なるべく長生きして、素晴らしい犬がいたのだと伝えていこうかな。

 あの人また言ってるよって言われちゃうかもね。

 いいんだ、別に変な人だと思われたって。

 素晴らしい犬がいたのは本当なんだから。




 皆さんが少しでも長く、大切な人や生き物達と一緒に過ごせますように。




 最期まで読んでくださり感謝致します。ありがとうございます。一人でも多くの人に愛犬の事を知って欲しかったので嬉しいです。

 また想いを書くかもしれませんので、その時もお付き合い頂けましたら幸いでございます。

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