3.いつものメンバー
今回は友達が出てきますよ。
校門を入って,生徒会から一枚の紙を貰う。クラスがどこかが分かる紙だ。
「私1-2だ!こ〜たは?」
「俺も1-2だぞ」
「やったぁ!こ〜たと同じクラス!」
美紅がピョンピョン跳ねて喜んでいる。
「とりあえずクラスに行くか。」
「うん!」
と言っていると…
「康太!俺も1-2だぞ!」
「博か。おはよ」
こいつは東博。背は俺よりも少しデカく,茶髪のソフトモヒカンだ。
博とは小,中,高と同じで親友だ。
「おはよ博。また同じクラスだね〜」
「おはよ美紅。2年連続だな」
俺らはこの3人で行動が多く,クラスでもいつもこの3人で何かをやってきた。
多分これからもそうだろう。
「んじゃ行くか。」
「うん!」「おう!」
クラスに入ってしばらく話して居たらチャイムが鳴った。
「お〜いお前ら〜。席に着け〜」
担任らしき女の人が入ってきた。
「これから1-2の担任になる佐野明美だ。なにかあったら気軽に
相談に来てくれてかまわんからな。これから1年間よろしく」
黒髪のポニーテールで胸は美紅ぐらいあるだろう。普通に美人だ。
「今から入学式だ。体育館に向かうように」
と一言残して佐野先生は体育館へと向かって行った。
「可愛くね?」「クールな人だね〜」
周りがそう噂しながら体育館に向かうので,俺らも向かう。
「担任なんかクールな人だね」
美紅が康太に対して言うと
「俺ああいう人が好みかも」
と博がニヤニヤとしている。
「まぁ1年間担任する訳だし仲良くはしといた方が良いだろうな」
そんな事を言いつつ,体育館で入学式をしてクラスに戻り
明日からの日程などを連絡されてこの日の学校は終わった。
「こ〜たはこの後どうするの?」
美紅は俺の席に来て聞いてきた。
「近くの知り合いが居るスーパーにバイトの面接行くわ」
「バイトかぁ。私もそこで働こうかな。」
「良かったら俺もそこ紹介してよ」
と博も来た。
「お前達も来るなら店長に言っとくがどーする?」
「「勿論行く!!」」
「OK。言っとくわ。んじゃ俺はそろそろ行くわ」
俺は手さげを持ってクラスを出る。
「バイバ〜イ」
3人はそう言いそれぞれ行く所に行った。
読んでいただきありがとうございました!誤字,脱字,訂正して欲しい部分などあれば気軽に
ご報告お願い致します。