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2.新しい始まり

幼馴染が出てきます

今回は説明が多いかな?

「いってきま〜す」


鍵を閉めて俺らは自宅を出た。今から花の高校生。青春しまくってやると心に誓った。

そのとき



「こ〜ちゃん高校で変な女に好意を寄せちゃダメよ?分かってる?私は今年から大学だけど

こ〜ちゃんが雌豚に好意を寄せていたとしたら…私…許さないよ?」

と俺の両肩を持ちながらニッコリと言ってきた。




そう。姉の紗耶香はヤンデレだ。間違いなく。小学生の時からその片鱗はあったのだ。

同級生の女の子と仲良くして居ると,帰り道にその子を呼び出して脅迫したり

部活のマネージャーに水を貰って飲んで家に帰ると「あら〜。雌豚を汚い汁を飲んだらダメよ〜」

と永遠キスさせらてた思い出がある。これ以外も色々あるよ…


「分かってるよ。ただ最低限のクラス会話はするからね」

そう言うと


「最低限ね。それ以上はダメよ?」


と言われて唇をこっちに持ってきた。


「ちゅ」


「それじゃ大学はこっちだから。愛しの弟と高校行けないのは寂しいけど仕方がない…

 帰ったらこ〜ちゃん成分をしっかり吸収してやるんだから!」

と言い残し中型のバイクを乗って行った…


はぁ。この先が思いやられるよ…と思いながら俺も学校へ向かって行く。


学校に向かって居ると,後ろから目隠しをされた。

「だ〜れだ?」


「美紅だろ。分かってるぞ」


「ちぇ〜。面白くないなぁ〜」


こいつは俺の幼馴染の柳井美紅。赤茶のショートボブ。胸は沙耶ねぇよりも大きく

は無いが,十分でかい。昔から明るい性格をしていて誰からも愛される奴だ。


「おはよ!こーた!いつもより顔怖いよ?ま,いつもだけどね〜」

と笑いながら俺のほっぺたを突いてくる。


「うっせ!止めろ美紅」

と俺は美紅の指を曲がらない方向に軽く曲げる。


「いたぃいたぃ!」

と騒ぐ美紅。


俺は元々顔付きが怖く周りから「何しても無表情だし怖いよね」

「あの子不気味だよね。怖いし」と誰からも怖がられる。

そのせいもありマジで友達が出来なかった。そんな怖い人では無いのに…

そう俺は心に思ってる事を表に出す事が苦手なのだ。(特に女子の前では)

いつも人に見られてる前では基本無表情。唯一心が落ち着くのが家ぐらいなのだ。


「高校に入るんだしもう少し笑顔に行こうね!」


「したくても無理なもんは無理だ。俺はこのままだろうな」


美紅は幼稚園。小,中,高と同じ学校なのだ。なので親同士も仲が良く,たまに

2家族で旅行に行く時もあった。


あ,言うのを忘れていたが俺の両親は海外で仕事中だ。

父親は世界的に有名な建築士で世界中を飛び回っている。

母親はコーディネーターとしてヨーロッパで仕事をしている。

仕送りは毎月日本の平均年収ぐらい入って来るからしっかり貯金している。


「なにぼ〜っとしてんのよ」

と顔も近づけて来た。


「ぼ〜っとしてたわ」

俺はそう言いながら歩く。


「あ!着いたよ!ここが私達の高校かぁ」


私立 大黒院高等学校

黒院高と良く呼ばれるこの高校が俺らの入る高校だ。偏差値は少し高い方かな?

まぁ平均よりちょい上。家からは10分程度って所で俺は選んだのだ。

美紅もそうらしい。


「んじゃ行こっか!」

「おう」


こう言って俺らは高校生の第一歩を踏んだ。

下手くそながら書かせていただきました。今日はこの辺にしときます。

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