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お節介冒険者くんと盲目ヒーラーちゃん  作者: 羽生羅 レンゲル
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08 寄りたい所って?

そういう訳で、加工屋に来たわけだが、一体何をするんだ?


「お、ナナツちゃんじゃないか」


「おじさん、いつもの下さい」


「ちょうど溜まってきたとこだったから良かったよ。おい!あれ持ってこい」


「へーい」


そうして少し若めの職人が持ってきたのは3つの大きな麻袋だった。


「ナナツさん、何が入ってるんですか?」


「これは加工の時に出る廃材です。今日のは木と石と金属ですね。」


そんな話をしていると親方が、


「今日はどうする、うちの工房使っていくかい?」


工房を使う?ナナツさんが?どういうことだ?


「今日は風がないので外で作ります。工房の裏借りてもいいですか」


「あいよ!好きに使いな」


「それじゃ2人ともいきましょうか」


工房裏の空き地に来たのだが……何をするんだ?


「あの、ナナツさん何をするのかそろそろ教えてください。」


「あっ、説明が遅くなってごめんなさい。今から作るのは魔法触媒です。まずは…」


と少し考えつつも淡々と作業を始めていく、


「ベンさん申し訳ないのですが魔法で少し手伝ってもらってもいいですか?」


「構わないが俺が使える魔法は火、水、土属性だけだぞ?」


「大丈夫です。この木の半分くらいを灰にして欲しいんです」


「おう、わかった『フレア』」


そう唱えると10秒程で木材は灰になった。


「それじゃあ私も『クラッシュ』」


ナナツさんの魔法で材料が次々と賽の目状に圧縮されていった。およそ5分後、麻袋のあった場所には木、石、灰、金属の4種類キューブが3つずつ出来ていた。


「同じ素材だと同じ空間に繋がるんです。これで4部屋分は使えますね。」


その話を聞いてこれまでの旅の概念が崩れそうだった。

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