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04 謎の乱入者
「そこでなんだが、ナナツちゃんにパーティーに入ってもらってパーティー自体の戦力を補強する。
そして、全員のレベルとギルドランクをあげる。そうすれば自ずと入ってくる情報の質も上がる。このルートが1番の近道だと思うぞ。」
確かに、今の状況を考えるとそれが一番に思える。現に俺とリンはレベル35で足踏み状態だしナナツさんはヒーラーとしてのスキルは高いがレベルは27なのだそうだ。ならば一緒に行動してレベルをあげた方が良いだろう
「ナナツさんどうでしょう僕らのパーティーにきませんか?」
ナナツさんは少し困った顔で、
「でも、お2人より10近くレベルの低い私では足でまといにならないでしょうか?それに目も見えませんし」
そんな遠慮がちなナナツさんの手を取りリンが前のめりになりながら
「いいんだよ、アキはお節介焼きだし私もナナツちゃんのこと助けたいし、それにちょうどヒーラーに抜けられて困ってたし!」
「は、はいわたしでよければ」
どうやら、リンの強引さに負けたらしい
「それじゃあ決まりですね1度ギルドに戻ってパーティー申請しに行きま…」
その時ガタンッ、
閉じていた『アラカルト』の扉が乱暴に開けられた。
「ちょっと待ってくれ!!」
俺達の視線の先にはなんとも暑苦しそうな男が立っていた。




