第九章 鬼との戦い
狂鬼は、空中に、飛び上がったと思えば、急に急降下したり、一瞬しゃがんで、突き上げる様な攻撃を、したり、両手を、突き込む様な強烈な攻撃を、出します、中でも空中での多彩な蹴り技は、どれもかなり威力がありそうです、その凄まじい動きは、桃太郎も、中々対応が出来ません、力では、桃太郎が勝る様ですが、そして、桃太郎の強烈な刀の攻撃は、手にある手甲で、全て防がれてしまいます。
桃太郎「うりゃーれす」
「キーン」、「キーン」、「キーン」
狂鬼「クックッ、ぬるいわ」
猿「くそ、おれが」
「ばし」
猿「オーオ」
狂鬼「効かぬは、うぬには、わしを、止めるのは無理だ」
雉は、矢を、放ちます。
「シュ、シュ、シュ」
狂鬼「効かぬは」
「バシ、バシ、バシ」
手刀で、叩き、落とされます。
くそ、次の銃の玉込めるすきがない、まきびしは、だめだ、味方に影響が出そうだ、では、頭を、クナイで、狙うか、んん、簡単にかわされそうだ。
まずい、矢が、無くなりかけている。
くそ、手の痺れが、止まらねえ、だが、負けるわけには、いかねえ。
桃太郎「なんとか、なんとか、この動きが、止められないれすか」
今はみんな、なんとか、しのいでいますが、このままでは、いずれ、この動きについていけなくなり、みんな殺されてしまいます、桃太郎は考えます、何か良い考えが無いかと。
桃太郎「何か、何か無いれすか、何か」