第六章 仲間
猿が情報を、仕入れてきました、たぬきたちの、居場所が、どうやら、わかったそうです、そして、森にある、やつらの家にやって来ました。
猿「ここです、ちょっと待っていてください」
そう言うと猿は、雉と、犬に指示を、出しました、二人に手を、組ませて、その上に、飛び乗ると、さらに、屋根に飛び乗りました、音も立てずに、そして、屋根裏から家に入り、様子を、伺いました、やがて、食事になり、その食事に、気づかれないように、痺れ薬を、落としました、すると、たぬきや、きつね、いたちが痺れて動けなくなりました、それを、見て、猿は、降りて来て、家の戸を、開けました。
猿「こいつらを、さっさと、ふんじばるんだ」
みんなで、たぬき、きつね、いたちを、縄で縛りました。
そして。
猿「どうやら、あったようですね」
桃太郎の鎧や、刀が見つかりました、たぬきたちは、役人に、引き渡しました、ただ見つかったのは、それだけでした、もっていた、黍団子やお金は、見つかりませんでした、これもむやみに人を、信じた結果でした、ただ今は、悔やんでも仕方ありません。
猿「いよいよですね、鬼退治」
桃太郎「そうれす、これかられす」
かなり遠回りを、しましたが、これから鬼退治です、犬に船を、出してもらって、鬼ヶ島に乗り込むことになりました、島に着きました、だが、誰もいません。
桃太郎「誰もいないみたいれすね」
猿「そうですね、いませんね」
雉「どうなってるのかしら」
犬「よくわかりませんね」
桃太郎「これは、もしかしたら、村を、襲ってるいるから、いないかもれす」
猿「そうですね、であれば、隠れて、見ていましょう」
雉「帰って来るかもしれませんね」
犬「では、私は、見つからない様に、船を、隠してきます」
桃太郎「頼んだのれす」