第四章 三人組
たぬき「お、おまえさん、見ない顔だな、たぬたぬ」
きつね「これから、どこへ行くんだ、こんこん」
いたち「困ったことがあるなら、言えよ、いちちちちちちちち」
すると桃太郎は言われてたことを、忘れて喋ってしまいます。
桃太郎「実はれすね」
たぬき「ほう、それは大変だ、たぬたぬ」
きつね「おれたちが、力を、貸してやるぜ、こんこん」
いたち「なんでも言ってくれ、いちちちちちちちち」
桃太郎「それは、ありがたいのれす」
そうして、桃太郎の仲間としてたぬきときつねといたちが仲間に加わりました、そして、そうこうやってるうちに、山のふもとに来ていました、手前にだんごが売ってるみたいです、そこで、話を、することにしました。
桃太郎「だんごくらさい」
店の男「いらっしゃい、なんにします」
桃太郎「だんごしかないのに、それはおかしいのではないれすか」
そうだんごは一種類しかありませんでした。
店の男「お客さん、実は、裏メニューの黍団子があります」
桃太郎「ほんとれすか、それを、くらさい」
店の男「少々お値段が高くつきますが、よろしいんで」
桃太郎「よろしいので、くらさい」
店の男「お客さん、そのかっこう、これから、どこかにいくんですかい?」
桃太郎「実はれすね」
なんでも鬼退治をするのですが、食べ物を、持ってなかったみたいです、しかしすでにおともにたぬき、きつね、いたちと言う男たちがいました、きくとボランティアだそうです、感動して、かなり値段を、まけてあげました、鬼がいなくなると、物流が復活して世の中がよくなると思いました。
店の男「がんばって、くらさい」
しらぬまに口調がうってました、そして思いました、やはり夢のお告げどおりだった、かわった男がだんごを、買いにくるから、黍団子を売れと、本当にくるとは、あんなしゃべりかたをする人は初めてでした、夢のお告げを、信じることにしました、しかしお告げでは午前中だったはずですが、午後からとは、何かあったんでしょうか、それと役目を、果たさぬと不幸になると言われてましたが、これで不幸にならずにすみそうです。
店の男は思いました、これで、ゆっくりお茶が、飲める、一安心だ。
そして、黍団子を、手に入れた、桃太郎たちでしたが、鬼ヶ島には、船が無いと、行けないとわかり、今日は野宿することになりました。