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クール女子と一匹狼男子

一匹狼と勉強

【ユウ視点】







「うぅ……全く、これっぽっちも、ミジンコほども分かんない…」



どうもこんにちは、ユウです。

只今、明日のテストに向けて勉強なうです。

ですが、…全く分かりません。



「数学とかワケわからん……(エックス)ってなんだ。なぜXなんだ。どうしてそんなにXにこだわるんだ。」


朝9時から始めて早3時間…

みんな大好き昼ご飯の時間です。




「おなかすいた…。」


そろそろご飯作ろう…、そう思って立ち上がった瞬間、


「腹へった。ハンバーグ作れ。」


と言いながらシズクが、乱入してきた。


「いや、なんでうちに来たし。ファミレスにでも行けよぼっち。」


シズクは何でことあるごとにうちに来るかな……


「なんで材料あンのに行かなきゃいけねえンだよ。」


…………………え?

何で材料あるのにうちに来たの!!?

わざわざ買ってきてくれたんだうれしい!…ってなると思ったの!?

材料買うならファミレスに食いに行けや!!!



「どこから突っ込めばいいのかわかんない…。けど、とりあえず、」


作ろうか……。

私はすべてを諦め、そう呟いた。






-------------そんなこんなでハンバーグかんせー

おいそこ過程が適当とか言うな。大人の事情に首突っ込んだって良いことないぞ。




「さすがユウ、今日のも美味い。」


「それはどうも。・・・で、マジで何しに来たの」


流石私、ハンバーグ美味いな。やっぱり料理って愛情じゃないね、そんなんで料理できるかっての。

そんな思考を頭の片隅で考えつつ、私はシズクに尋ねた。




「勉強に苦しんでるお前を見に「帰れ」・・・・・嘘だよ、手伝いに来た。」

・・・・・なんだ、本気で言って損したじゃないか。


「ぜひ頼む。正直投げ出そうとしていたからな。」

「胸を張りながら言うな」

胸を張れるレベルでお手上げってことだよ・・・。と言えるはずもなく、

私は黙ってハンバーグを完食した。






-----------------後片付けも終わりいよいよ勉強。うん、勉強の響きで萎えた。



勉強道具をリビングに持っていき、テーブルの上に広げる。

シズクがいつもより1.2倍くらいキリッとした顔で、

「どこが分からない?」

と聞いてきた。



お前が教えられるのかよwwwと思ったみなさん、実はコイツ、


超 頭 良 い ん で す !!!!!!



授業は聞いてるのかさだかではないがテストでは毎回学年10位以内に入っているし、成績表はほぼ5だしの普通に頭良い奴なんですほんとしn・・・おっと本音が。

不良で一匹狼で頭良いとかあれですか、少女マンガですか??

恋愛モノに多いあれですか!!? ※その通りです。

まったくこれだからスペック高いイケメンは・・バシィ!!!

いきなり頭に強い衝撃が走る。・・と同時に、聞いているのか、とシズクの声がした。



「お前・・イケメンだろ!!」

「何言ってんだお前。」

叩かれた頭をさすりつつ、すべての妬みをシズクにぶつけた。

シズクがなにか可哀想なものを見る目で私を見たのには気づかないフリをしておこう。



「どこが・・って全部わかんないよ。だって嫌いだもん。」

「小学生か」

すごーい、ノート開いたのに1問も解いてないぞ私!

こんだけ分からなかったら、やることは1つ!!!



「シズク、カラオケ行こう!」

「お前ほんとケンカ売ってんのか!」

「だって朝からやってるのに全然解けないし・・・気分転換に!ね!!」

普段めったに出さない私の全力がいま、発揮されるとは・・・!!


「おまっ・・・・はぁっ・・・・・・」

何か言いかけたシズクだが、少し間を置き、すべてを諦めた顔でため息をついた。

幸せ逃げるぞ。


「2時間だけだからな。」

そう言いながら、シズクは玄関のほうに向かって歩き出した。

続けて、

「帰ってきたら、お前がどんだけ嫌がっても離さねえから。」

と言った。

それに対し私は、

「望むところだ。」

と返事をした。




というか、なんだかんだ言いつつシズクって・・・



「イケメン・・だよな」


私の独り言は、外から聞こえる「早くしやがれ」という声にかき消された。


















久しぶりに書いたので文章がガタガタで申し訳ないです。

でも書くの楽しかった・・・!!!

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