ルークルイリス物語

東の女帝編

テアディース教教典 第四章

『正円の大陸には神の力が循環している。聖なる力は人々に特別な力を与えた。聖なる力は外敵から大陸を守った。聖なる力は大陸に絶えることのない豊作を約束した。神は時として天空から聖峰に下り、座して大陸の発展を見守っている。晴天に数多の白線が伸びる。これは神が座した証。山麓に鳴り響く咆哮。これは神の怒りの証。灼熱の山頂。これは神の許しの証。渓谷に流れる流星。これは神の力の根源。忘れることなかれ。神は座して人々を見ている。』