表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
うさこと ねここと ときどきカエル  作者: あさきゆめみし
4/5

昨日は 花まつり

朝4時 夜と朝の間



団地の屋上



南の空の片隅から、スッと小さな光りの点が露われる

徐々に高度を上げながら天頂へ そして北の空に吸いこまれる


「あの光りがサッカー場位の大きさだって」

「ISS」


見渡すと30ほどの箱型の建物

手前が、中学校並びに小学校、県立高校と続く

反対側の奥には、ここから見えない幼稚園

団地の真ん中には保育園

ちょっとした人生なら、ここで完結出来そうだ。



ここから見えない世界のあの場所でいくつもの名前のある命の光りが消され、戦没者とカウントされる



何が出来る?

出来る事は、何?



薄桃色の光りが背後から包み込む

朝焼け



何もかも無くしても、朝はまた来る







評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ