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 ここでは、制作の裏話や本編に収まりきらなかったエピソードの概要、裏設定などを記載していきます。

(小説形式では、ありません!)

ネタバレになる情報も多々ありますので、本編未読の方はご注意ください。


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◆デスゲーム後の時系列◆

現実世界(リアル)に戻ってくる(冬)───追悼式───進級・就職など(春)───忘年会(約一年後の冬)

『ちょっと分かりづらいかな?』と思ったので、補足しました。

来年の抱負を語る場面で、自分は少しこんがらがってしまったので。

(大学三年生になった時の抱負を語ればいいのか?でも、今ラミエル三年生だよな……あれ?みたいな(笑))


◆ラミエル(高宮静香)と徳正(氷川結月)のその後◆

→エピローグ時点で二人はもう同棲を開始しており、ラミエルは徳正の下で働いています。というのも、徳正が『就職しちゃったら、一緒に過ごす時間が減っちゃう!』と駄々を捏ねたため。もちろん、感情論だけで真面目なラミエルが納得する訳もなく……話し合いを重ねた結果、税理士などの資格を取り、徳正のサポートをする形に収まりました。

 それは偏にアプリの売り上げや貯金がたんまりあったからです。ここまで大きい数字を出されると、ラミエルも納得せざるを得なかったんですよね。別に『どうしても働きたい!』『この職業につくのが夢だった!』という訳でもないため。

 ただ、家族からは『せっかく、大学まで出してやったのに!』とかなり叱られました。でも、徳正の収入を聞き、引き下がったという経緯があります。


◆『虐殺の紅月』に入った理由やキッカケ◆


・無名

※この方のみ、『虐殺の紅月』を発足した理由やキッカケを記載

→単純に気に入ったやつを傍に置きたかったから。昔から好きなものへの執着が酷く、リアルでも自分の周りを好きなもので固めている。当初、ゲームではそんな事しようと思ってなかったが、気に入ったやつを複数見つけ、『自分の手元に置いておくにはどうすればいいか』→『そうだ、ギルドかパーティーを作ろう』ということになった。


・徳正

→無名とは元々知り合いで、単純に『面白そうだな〜』と思って加入。あと、パーティーのノルマや厳しい縛りがなく、基本自由だったため。


・ヴィエラ

→パーティーそのものというより、無名に興味があり、加入。

(『あら、いい男。ちょっと話してみたいわね』程度の軽いノリ)

当初はそこまで長居するつもりなどなかったが、思いのほか居心地が良く、ズルズルと期間を伸ばしているうちにすっかり気に入ってしまった。


・ラルカ

→勧誘された時、無名に『いい着ぐるみだな』と言われたから。ついでにクマのことも『チャーミングでいいんじゃないか?』と褒められ、すっかり無名のことを気に入った。

(=クマ好きに悪いやつは居ない理論)


・アラクネ

→勧誘された時、無名に『武器の整備やアイテムの制作をやってくれたら、代わりに指定された素材を採取してくる』と提案されたため。自分であちこち足を運ぶのは面倒臭いし、非戦闘要員なので『これはいい条件かも』と判断した。パーティーメンバーの人数が少なかったのも、決め手の一つ。


・シムナ

→シンプルに決闘で負けて、半ば無理やりパーティーへ加入させられた。


・ラミエル

→リーダーに強い勧誘を受け、『お前の力が必要だ』と言われたため。『こんな私でもお役に立てるなら……』といった感じ。


◆リアムのゲーム内アバターについて◆

→実は二つ存在しています。狩人(ハンター)の方はデスゲームに備えて、作成したアバター。本来の目的は内側(プレイヤー内部)から、ゲーム攻略に向けて誘導や助言などを行い、デスゲームを盛り上げることでした。有名なギルドである『紅蓮の夜叉』に所属したのも、そのためです。でも、人選ミスとでも言うべきか見ての通りあまり役に立っていません(笑)

 ちなみに短期間でレベル上げ&武器の強化を行うため、かなりズル(ハッキング系のチートの使用)をしています。

 もう一つのアバターは普通にレベルを上げて、普通に強化したものです。一応、職業は錬金術師。ただ、よく調合する素材を間違えて爆発を起こしています。


◆初期段階では、リアムをラスボスにする予定だった◆

→魔王を極限まで追い詰めたシーン、覚えていますか?あそこでリアムが登場し、『やっぱり、この程度のAIじゃ、君達に歯が立たないよね』と言って、魔王と融合(ハッキングなどを用いて)。様々なバフも仲間に掛けてもらい、ラミエル以外殺害→オーバーラインしたラミエルによって、みんな復活→今回だけPKを許すというお達しが、無名から出る→リアムを撃破という流れになる筈でした。

 ただ、この展開にしてしまうと、いがみ合いエンド以外有り得ないためボツに。

(変にいい人方向へ持っていこうとすると、それはそれで不自然だし)


◆初期段階では、ラルカを女の子にする予定だった◆

→わりと後半になるまで(それこそ、神龍(シェンロン)戦で顔を出すまで)、女の子で行こうか男の子で行こうか結構悩んでいました。ただ、『女の子』という体でこれまでの物語を振り返った時、『うん、さすがに無理あるな』『もし、女の子のままで行くならガールズタグいるわ』となり、男の子へ変更。現在の形に落ち着きました。


◆初期段階では、無名をFROのゲーム関係者にする予定だった◆

→『FROの被害状況を確認出来る立場だったから(ネット名と実名の資料を見れる)』という設定がなければ、リアルにて皆を即座に発見・招集出来た理由に説明がつかないと思ったため。

 ただ、そうなると魔王のステータスやダンジョンのモンスター(未到達階層)を知らないとおかしくなるため、ボツに。

最初から全部知っている体で進めると、面白さが半減するし、だからといって黙秘するのは無名らしくない。自分がゲームの関係者だということは伏せるにしても、攻略に必要な情報は渡すだろうから。

また、リアルに戻った後の無名が責任を追求されるのは分かりきっているし、『あまり不幸になってほしくないな』と思いまして。


◆『虐殺の紅月』の初期設定について◆

→当初はゲームのバグやチートを利用して、PKしまくる害悪集団にする予定でした。ただ、それはさすがにイメージ悪すぎるし、ラミエルやアラクネなどの真面目キャラからかけ離れすぎてしまうためボツになりました。


◆本作のもう一つの世界線について◆

→所謂、ゲームキャラで異世界転移しちゃったよ!という展開に持っていく構想もありました。ただ、その場合物語の着地点がなく、直ぐにネタ切れになってしまうためボツに。でも、もし機会があれば書いてみたいですね!


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 一先ず、これで裏話などは以上になります。

また何か思い出したら、その都度追記していきますので時々覗いて頂けますと幸いです。

それでは、本当に最後の最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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