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カビキラー24個目

超短い文をちまちま書いていこうと思います。

目安は一週間に一回かな?

サブタイトルはあんま関係ない事が多いです。




フンフフンフフーン♪

…ん?そこの君、俺が誰かって?

俺の名は佐藤未来。さとうみらいだ。

なんでそんなに機嫌がいいかって?そりゃぁ決まってるだろう…

今日スーパーでカビキラーが安売りしてたからだ!

いやぁ~安売りって響きからしていいよね!買い置き23個ぐらいあるけど…


まぁそれは置いといて、本当は一週間前に一人暮らしを始めたからだ!

誰もいない部屋で一人でエロアニ…ゲフンゲフン、アニメを見るのはとてもイイ!


それも置いといて、高校生になった俺は家に自分一人という嬉しさで、テンションは絶好超に達していた。

その時だった…。





「あれ…家のドアが開いてる…?スーパー行くとき閉めたはずだけどなぁ…」ガチャ



電気は…付いていない…

鍵を閉め忘れただけのようだ。



「はぁ~良かった!泥棒でも入ったのかと思ったよ…」

『ヘイ!旦那!さっそくあっしをみませんかい?」



………ん?どこからか声が聞こえた気がしたが…気のせいだろう。うん。



『旦那!旦那!聞こえてらっしゃってませんかい?』



おかしい。日本語が…じゃなく!自分以外の声が聞こえるという事だ。

俺はそっと声がした方を見てみた。すると…



『旦那!やっぱりきこえてやがるんじゃないですかい!あっしを見るか聞いてるんですが見ゆるんですかい?見ないんですかい?』



俺はただその光景に愕然とした…

なんと…俺のテレビが喋っていたのだった…



「おい、お前、喋んのかよ」



普通に話かけてみる。

第一印象は大事だからな!



『失礼ですね!旦那!あっしにはちゃんとした名前があるのでごぜえます!』


「名前!?俺は電化製品に名前を付ける痛い子になった覚えは無いぞ!?」



いや…まぁ、自転車にはあるんだけどね?

エリザベスっていう高貴で気品がある俺氏作の素晴らしい名前がね!



「でもまぁお前がそこまで言うならどんな名前か言ってみろよ」



『そこまでって言葉を使うほど言っとらんのでごぜえます』



「お前にだけは日本語のこととやかく言われたくなかったよ!」



『あっしの名前はテレビでごぜえます!どうですか旦那!いい名前でっしゃろ?』



「……種族名じゃねぇかぁーーーー!!!」



このテレビ馬鹿だ…

間違いない。

うーん…なんで喋るか聞いてみた方がいいかな?



「ま、まぁテレビの種族名はともかく、なんで喋れるんだ?」



『それは旦那がもうすぐ誕生日だからでごぜえます。旦那様のご先祖様達は皆旦那さまぐらいの年になると我々と会話ができるようになったんでごぜえます」



「なんでテレビが知ってんだよ」



『旦那様のお父様の電化製品たちとネットワークを通して会話したからでごぜえます。あっ、ほら、旦那様のバッグも目覚めはじめましたみたいですぜ!』



「えっ、」



【おはよう、ご主人!】



「えぇーーーーー!!!!!」













テレビの喋り方が変なのは仕様ですよ

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