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オトコならやっぱりばんぞっくでしょ♪  作者: sayu
第一章 《ミエザルトキ》に至る道
7/20

7話   パーティを組んで見よう♪



 『あんた達とパーティを組む事に、特に不満がある訳じゃないんだが・・・・・・・・・こっち側に、パーティを組むに際して問題点が何点かあるんだ。』



 「へぇーどんな問題点があるの??おしえてほしいなぁー。私はお姉サンと固定組むのに、かなり前向きなんだ。致命的な問題じゃなかったら、ウエルカムなんだけどねー」とリズはかなり乗り気なのか、グイグイと押して来る。他のメンツも何が問題なのか、気になる様子だ。



 『致命的とまでは言えないが、厄介な話なんだが』と前置きをしてから、事情をぼかして説明した。


① 今日この村にたどり着いた為、戦闘経験は皆無である。


② 冒険を楽しもうとは思っているが、皆が思っているほどガチプレイヤーではない事


③ 選抜理由は解らないが、オルタナティブイメージキャラに任命されてしまったので、これから嫌でも注目を浴びる事。


④ 報酬として、装備一式をもらった事



 『こっちの事情としてはこんな感じなんだけど・・・・・』相手の反応を待っていると、リズが大した事でもなさげな様子で「なーんだ、問題があるって言うからもっと致命的な事かと思ったー。心配してソンしたーーーゼンゼン問題ないじゃん・・・・・皆はどう思う?」と残りのメンバーに話しを振った。



リズに話を振られたメンバーは、問いかけられた内容に返答をするべく相談を始めた。



①戦闘方法は俺らで教えれば良い事。


②装備が良いって事は、教えた後は戦力として期待出来る。


③有名人が所属しているパーティって事で、むしろ箔がつく。


④暴走少女(リズの事)を制御出来そうな事。


以上の点から、パーティに迎えたい。と言うのが、残りのメンバーの返答だった。



 『そこまで言われたら、断る理由もないな』と言ったらリズは大喜びだった。

「改めて自己紹介から始めない?」とリズが発案してきた。



 「まずは言い出した私からいくよー、私の名前はリズミット・ウォーカー 通称はリズでおkね♪」

「職業は魔法使いで、得意系統は水と炎だよーヨロシクね・・・お姉サン」

彼女については良く分からない・・・初対面の時から妙に気に入られていたし。



 「次は私かな?」と猫耳少女が紹介を始めた。

「私の名前は、リーナと言います。職業は僧侶です。宜しくお願いします。」

大きなメガネを掛けており、礼儀正しい様子からなんとなくクラスの委員長タイプだと思った。リズとはタイプは違うが、この子もかなりの美少女だ。



 「次はわしかのぅ」と犬耳男が紹介を始めた。

「ワシの名前はバロンと言うのじゃ。得意系統は風と土じゃ・・・宜しくたのむのじゃ」

見た目はショタ、言葉使いはじいさんと言うギャップ感あふれるロールを行っている。(語尾に何でもじゃを付ければ、じいさん言葉になると勘違いしている感じがするが・・・)



 「次は俺か」と、うさ耳男が紹介を始めた。

「俺の名前は、ライネスト・・・ライと呼んでくれ。職業は戦士・・得物メインぶきはショートソードの二刀流だ。二人で頑張ろう!」と紹介を行った。意外にも、好青年かもしれないと思った。同時に、二刀流とは変わったチョイスをする奴だと密かに思った。



 『最後は俺か』とトールも自己紹介を始めた。

『俺の名はトール・・・見た目と名前のギャップについては気にしないでくれ。 職業は戦士 武器は両手斧・・・やっかい事に巻き込まれる可能性はあるが、宜しくたのむ』



 自己紹介も無事終わり、チーム【ヴァルハラ】が結成された。今後、色々な意味で《ミエザルトキ大陸》を賑わすチームのファーストコンタクトは、この様に幕を閉じた。今後どういった展開が待ち受けて居るかについては、次の章から語りたいと思う。 




2000PVを突破しましたー

すろーぺーすですが、頑張って書いていきます♪

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