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オトコならやっぱりばんぞっくでしょ♪  作者: sayu
第一章 《ミエザルトキ》に至る道
5/20

5話   ログアウトして見よう♪

 


 切れが良いし時間も時間なので、一旦ログアウトして明日にでも再度プレイして見ようと思う。

あと、遊人ゆうととも連絡を取って、フレ登録したいしなぁと・・・・・ところでフレ登録ってどうやるんだっけ? まぁあの廃人ゆうと様に聞けば分かるか♪ すべては明日だ明日・・・・・・・・・・・今日はもう疲れたよパトラッシー。 トールから冬也に戻り泥のように眠りについた。



 明けて翌日にさっそく遊人はいじんとスカプで、連絡を取って見た。

会話のラインが繋がり、『昨日はキャラメイキングからトラブッタよー』と一発目愚痴から入って見た。

「んーなしたー?」と返ってきたので本当の事は言えない約束なので、適当に誤魔化して自分のキャラが思った様に作成出来なかった事を遊人に話した。



 「あーあのクラッキング騒動か?」と何事もなかった様に返して来た。

あまりの事に、返事がとっさに出なかった。「俺の情報網をあまくみるなよ」と返ってきた。



 『さすが、廃人様ゆうと』と返すと「褒めても何もでないぞ」とお約束のセリフが返って来た。

「冗談は抜きにして、まさか冬也が例の公式キャラ騒ぎに該当していたとは思わなかったけどなー」

と遊人に言われ「あの話かなり企業側で揉めたらしいぞ」と教えてくた。



 「で、結局どんなキャラになったん?」と聞かれ『キツネ耳の美女になってしまった><』といったら

バカ笑いされてしまった。



「まさかネカマ不可とまで言われたゲームで、公式ネカマやるはめになるとはマジうけるwww

そこにシビレる憧れはシナイケドなー」とゲラゲラ笑っていた。


 

 「公式キャラは、次のメンテからOPオープニングでデカデカと登場するらしぞ。 しかもプロモでも登場させてガンガン派手に喧伝するらしいぞ」と知りたくもなかった裏情報を教えてくれた。

 


 「まぁせいぜい頑張ってくれよー」有難いお言葉を頂いた。

『その件はひとまず忘れるとして、遊人とフレ登録したいんだけどどうすれば良いの?』と聞いて見た。



「メニュー画面を開いたら、フレンドと言う欄が出てくる。そこに申請と言う欄があるので、タッチもしくは申請と唱えてキャラ名を言えば申請が送られる。で、相手がOKすればフレ登録になる。」と教えてくれた。



 ちなみに、遠くにいるフレと会話したい場合は、会話と書かれた欄をタッチする→フレンドチャットを選ぶ→登録されたフレが出るので相手の名前を選ぶ→相手がOKすれば1対1の会話が成立すると言った仕組みになっているらしい。



 とりあえず聞きたい事は聞いたので『ログインしたらフレ申請送るよ。また解んない事があったら、その時はよろー』と言って、キャラ名の話等をしてから会話を終了した。



その日は結局、色々と用事を済ませ御飯・風呂等やる事をやってインした時には、21時を少し回ったところであった。

さて、今日は戦闘の仕方でもマスターしようか♪などと思っていたら《バトラー様より、フレンド申請が来ました。》とシステムボイスが聞こえてきた。



バトラーとは午前中に聞いておいた、遊人のキャラネームである事を思い出し承認ボタンをタッチした。まぁ姿は見ていないのでたしかな事は言えないが、老執事風の姿で糸を使うに違いないwwっと勝手な想像をしてみる。



  暫くすると、遊人からボイスチャットが飛んできた。

通話を許可すると、聞きなれた声が聞こえてきた。「言っとくけど老執事じゃないぞ!!」といきなり言われ『良く思ってた事が解ったな』と言ったら、「まぁ最初に聞いた奴は、大体そこらへんを想像するからなぁ」と苦笑まじりに返されてしまった。



 理解わかってるんならキャラ名、何とかすりゃ良かっただろう・・・・と言いかけた瞬間「だが、断る」と、すかさずお約束のセリフを被せてきた。 

とりあえず、『気に入ってるなら別にいいんじゃない』とフォローらしきものを入れておいた。(まぁ俺も、他人様のキャラにどうこう言える状態じゃないしね)



 『どうする?一緒にどっかい行く?』と聞いて見たら、「まだポタール使えなし、また今度にしとこー」と返事が返ってきた。『ポタール?』と聞いて見たら、「町の入り口付近にある各町を繋ぐワープ装置の事だよ」と教えてくれた。『どうやったら使える様になる』とさらに聞くと、「LV15にして、ポタール関連クエを受ければ使える様になるよ」と返答があった。



 『むむっまだまだ先の話だなぁ』といったら「トールがポタールで合流出来る様になった頃に、パーティでも組んでダンジョンにでも篭る(こもる)のも面白いかもしれん」とバトラーが返して来た。

「まぁ分かんない事があったら、フレチャでも飛ばしてくれ」と言ってくれた。



  『じゃ俺の方も冒険を始めるか』何となく気合を入れる意味で、声に出してつぶやいた。

「んじゃーねー」『またねー』とお互い挨拶をしてフレチャを終了させた。






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