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主人公になれなかった僕

掲載日:2026/07/11

これは私、伊勢エビの実体験です。30作品を記念して、僕の夢は小説家を目指す!と掲げるまでの物語。

人生の主人公はいつも自分自身だ。よくある名言。僕にはこの名言は全く響かなかった。何も上手くいかなかった。でも、僕にも自信がつくようになった。あの出来事が起きてから。これは僕が本当の成長を実感した日々のほんと一部に過ぎない物語だ。

僕の名前は二宮陽斗(にのみや はると)僕は全くと言っていいほど無能であった。コミュ障だし、頭は悪いし、趣味もあまりないから僕にとって人生って本当につまらない物語だと思う。なりたい夢もろくに定まってない。

中学入学したての頃。

陽斗:ついに中学生かぁ…不安しかないなぁでも楽しみ!

僕はこの後に待ち受ける屈辱をまだしりはしなかった

初めての定期テスト

陽斗:嘘…だろ?

そこには1枚の数学の答案用紙、点数は18点だった。もちろん100満点中学だ。そこまではまだ良かった。勉強すれば解決する話だと…わかってるのに…

生徒1:陽斗、お前将来の夢って何?

陽斗:将来の夢かー薬剤師とか?

生徒1:おいおい笑冗談よせよ、薬剤師なりたいならもっとテストの点数が必要じゃね笑

陽斗:は、はぁ?お前が聞いたんだろ、不快だわ

部活は卓球部に入部した。

陽斗:サッカー部入りたかったな…

生徒1:おいおい卓球部とか陰キャ部じゃね?笑

陽斗:ふざけんなよ!卓球部はちゃんとスポーツ部だし、体力も結構使うんだぞ!そりゃあ何も分からない素人がやるんじゃ訳が違うんじゃねーのか!

生徒1:何本気になっちゃってんの笑冗談ですよ笑もしかして冗談通じない系男子?笑

陽斗は本気でこいつらが日本語が通じないのがよくわかった。

〜1年後〜

中学初めての後輩ができた。

陽斗はまだ自分の選んだ部活を後悔していた。

陽斗:数学…4点て…

ありえないくらい低かった。五教科は160点位先生や親にこのままじゃ高校行けないとか、耳が腐るほど聞いた。そんなの僕がいちばんわかっているんだ…

もしこの世界がアニメとかそんなだったら俺って、脇役にも似合わないモブなんだろうな…自分だって目立ちたい。

内心はそう思っていた。けど悪目立ちしかしない中学2年

本当に自殺を図ろうとしていたその時

友達:俺も五教科お前より低いけど、お前と違って、前向いて生きてる!胸張って生きてる!

その友達は、俺との共通点は頭が悪い、卓球部=悪目立ち

普通の中学生ならメンタルなんてとっくに壊れてるんじゃないのか?俺が弱いだけだ。そんな屈辱を毎日味わっていた。

中学2年の終わりごろ

クラスで打ち上げ的なことをするらしい、もちろん楽しめたさ、友達は意外といたから。でも本当の自分は見せずにいた。見せられなかったと言った方が妥当だろう。優しいなんて今まで友達たちにしてきたことに合ってない。

それでご飯をみんなで食べた後、カラオケに行くことになった。

陽斗:俺歌わないぞ?

友達:なんでだよ〜

そんなの決まってるさ、いじられたくないんだ。情報社会が活性化していく中、晒されるなんて恐怖の沙汰でしかないさ。

陽斗:歌うことになってしまった。

こうなったら仕方ないと思い、ゴリゴリ高い曲を入れてみた。成長期真っ只中で声も低くなってるのに、

〜数分後〜

僕が歌い終わったあと、すごい!や部屋中に拍手がうかんだ。

僕は忘れていた。2年生として1年間過ごしてきた友情を、協力し合えた仲を

それから僕は少しづつ自分に自信を持つことができた。でも自分が主人公だなんて1ミリも思ってなかった。思ったら自分に期待をしすぎて、自分で落ち込むだけだから。いつもそうなんだ。自分でも分かってた。どうなるのか、だから誰も僕に期待しないでくれ、でも僕を置いていかないでくれ、そう思いながら誰かの背中を着いて行ってた。いつも通り。

中学3年

ついにきてしまったんだ…地獄の始まりというのが正解だ。

卓球部ディスり野郎と同じクラスになった…最悪だ。勉強もそうだけど、クラスの仲、今度こそ終わったな。それは今でも思っている。やることやらないから毎日怒られてる。怒鳴り声を聞いてるこっちの身にもなってくれよ。

〜数ヶ月後〜

僕は好きな人に告白することを決めた。結果は目に見えていたけど。怖くて、勇気が出なかった僕を友人がそばに居てくれた。おかげで思いを伝えられた。

陽斗:好きです!僕と付き合ってくれませんか!…

女子:ありがとう!でもごめんね、陽斗と居れた人はすごく、楽しい日々になると思うけど、受験が近いから今は勉強に集中したいな!私を好きになってくれてありがとう!

陽斗:はっきりいってくれてありがとう。そうだよね…やっぱ受験だよね…

〜数時間後〜

友人:お疲れ様!よく頑張ったな…俺なんて勇気出んくて言えんわ…でも良かったじゃねぇか!嫌いなんて伝えられなかったぞ

陽斗:好きとも言われなかったけどな

友人:まぁな…でもタイミング良かったらイケる雰囲気だったのにさ…

陽斗:ほんとそれな、タイミングなぁ

自分でも考えたくなかったが頭に浮かんでしまった。

陽斗:本当に俺って何も出来ない無能なんだな…勉強だってろくに出来ないのに、受験が近ずいてるのに告白って…相手の気持ちも少し考えてみればわかったはずなのに…死にたい…

友人:やめろよ!そういうの。お前にしかできないことはあると思うぞ!俺は。陽斗はサッカー上手だし、卓球も人以上にできてるさ!自分にご褒美があってもいいんじゃねぇのか?

陽斗:ご褒美…

友人:勉強だったらいくらでも教えてやるよ!

陽斗:本当か!

〜数ヶ月後〜

数学をかなり上げられた!50点アップだ!これは友人のおかげだった。

〜その晩〜

陽斗:明日は休みかぁ〜ゆっくり寝るぞぉー

〜数時間後〜

陽斗:うわぁぁぁ!

陽斗は悪夢のようなものを見た。アメリカのクソ長いハシゴ、僕は腰を抜かす…場所は変わり、孤児院へ突如夜になり月が真っ赤…そしてクソ近い…惑星直列…人面犬…

陽斗:なんか…てんこ盛りだな…

そうだ!

僕は国語が好きで物語を作るのが好きだ。この夢の出来事を「小説」にしようと思った。

〜数日後〜

教師:陽斗さんの夢はなんですか?

陽斗:はい!僕の夢は小説家です!

教師:おぉいい本が見れることを期待してますよ!

その瞬間僕は主人公になれた。みんなとは違う色を自分で見つけることができた。

〜その晩〜

陽斗:できた!自分が作った。オリジナルの小説…

「月蝕孤児院」

主人公はもっと遠い存在だと思ってた。この日が来るまでは、でも主人公は常に自分自身だった。

主人公になれなかった僕

Fin__ 30作品記念小説


どうでしたでしょうか?僕のこれまでの嬉しかったこと、悲しかったことを1つの小説にまとめました。また活動休止を1ヶ月させていただきます。

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