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第2話 二次性ってなんの事?

 翌日俺は、お腹がすいて目が覚めてしまい、寝巻きのまま部屋から出たら、ちょうど通りかかったメイドに声をかけられた。


「どうなさいましたか?エリス様」

「あ、あのね、ぼくね、おなかすいちゃって、なにか、たべれるものある?」

「そうですね、朝食まではかなり時間ありますし、エリス様は昨晩食事を召し上がらずに眠ってしまいましたからね、確か厨房にクッキーがあったと思いますから、お飲み物とご一緒にお持ち致しますね。」

「あ、ありがとう。」

 俺の返事を聞いたメイドは早足で厨房に向いしばらくして飲み物とクッキーを持ってきたメイドやってきた。


「エリス様、失礼します。お飲み物とクッキーをお持ち致しました。」

「はいってください。」

 メイドはテーブルにクッキーを置き、カップに果物ジュースを入れて、部屋を退出した。


「このジュースうま、クッキーはちょっとパサパサしてるけど、ジュースといっしょにのむと、ちょうどいいな。」

 俺がクッキーと果物ジュースを堪能していると、起きたことを聞いたさっきとは違うメイドが、やってきて俺の着替えをしてくれた。


「(最初は慣れなかったけど、今は平気だな)」

「どうかなさいましたか?エリス様。」

「あ、ううん、ちょっとだけ、かんがえごとしてたの、いつもありがと。」

「滅相もございません、これは私の仕事ですからお気になさらずに、そろそろ食堂に向かいましょ、部屋の片付けはおまかせを。」

 いつの間にか着替えが終わっており、食堂に向かってる途中次兄にあい一緒に行くことになった。


「エリスは1人で起きれたか?」

「はい、ハルトにぃさま、ぼく、おきれましたよ。」

「エリスは偉いな!今日は兄様と一緒に遊ぶか!筋肉はいいぞ!」

「ぼく、えほんが、よみたいです。」

「絵本かだったら書庫に案内させよう、俺は本が苦手だ」

 そんな話をしていると、すぐに食堂に着いた、次兄が扉を開けると、父親と母親それに長兄が既に席に着いていた。


「ハルト遅いぞ。」

「エリスと一緒に話をしていたので、そこまで怒らないでくださいよ。」

「まぁまぁ、旦那様これで皆揃いましたし、食事にしましょ。」

 それぞれの席に食事が用意され、俺の席にはサンドウィッチとスープが用意されていた。


「(これは、多分朝クッキー食べたからか)」

「エリスはそれだけでいいのか?」

 不思議に思った父親が問いかけてきた。


「はい、ぼくね、すごくはやおきしてね、おなかキュルキュルしててね、だからね、クッキーとのみもの、よういしてもらったの。」

「そうか、昨日はエリス食事をせずに寝てしまったからお腹すいていたのだな、ちゃんと食事はするようにな。」

「はい。(怒られてしまった、仕方ないか昨日の遊びが楽しすぎて昼寝をするの忘れてしまったから、今日はちゃんと昼寝しないと)」

 朝食を食べ終わったエリスは執事に書庫まで案内してもらった。


「エリス様、どのような御本がご所望でしょうか?」

「うーんとね、えほん!」

「絵本で御座いますか?それでしたら、私がお持ち致しますからお部屋でお待ちください。」

「わかった!おもしろそうなのにしてね!」

「はい、お任せ下さいませ。」

 しばらくして、執事が絵本を数冊持ってきてくれた。


「エリス様、絵本をお持ち致しました。」

「どーぞー。」

「失礼致します、こちら絵本とお飲み物もお持ち致しました、御用がございましたら、お呼びください。」

「うん、ありがと。」

 執事が部屋を出て俺は1番上に置かれていた絵本を手に取った。


「もじは、なんとかよめるか、えーとなになに、おーじさまと、おめがひめ?なにこれ」

 俺が最初に手に取った絵本を読み終え、カップはいってた、果物ジュースで喉を潤す。


「にじせい、あるふぁ、べーた、おめが、このせかいは、おとこのひとでも、にんしんができるの?かあさまにききにいかなくちゃ。」

 俺はジュースを飲み干し部屋をでて母親の部屋まで軽く走って行った。


「かあさま、いまいいですか?」

「どうぞ、どーしたの?エリス。」

「あのね、ぼくね、さっきえほんよんでてね、にじせいってなんのこと?」

「そうですね、簡単に説明しますね」

 母親の説明を要約すると、この世界は、男女の他に俺が元いた世界と違って第二次性のα、β、Ωが存在しており、男性Ωは発情期になると、αを誘惑するフェロモンをだし、妊娠が可能になると言う。

 それに、セックス中にαに項をかんで貰うことで番になるのだそうだ、因みに父親と母親はαとΩであり番だそうだ。


「しらなかった(驚きなのだが、え?じゃあ俺もΩの可能性があるってことか)」

「そうね、エリスはまだ、二次性検査を受けられないからどっちかは分からないわね」

「いま、うけられないのですか?」

「えぇ、二次性検査は10歳になっら受けられてるの、ハルトはもうすぐね」

「そうですか、かあさま、おしえてくださり、ありがとーごさいます。」

「いいのよ、また聞きにいらっしゃい」

 俺は部屋に戻り、椅子に座り悶々としていた。


「(αがいいな、父様やアルバ兄様はαらしいし、可能性はある)はぁ、かんがえていても、しかたないか、つぎのえほんよも」


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