ここを見たんやよなぁ
私は奈良県明日香村・・・俗に言う飛鳥地域好きが高じて飛鳥応援大使と言うのがあるのを知り「飛鳥大好きですよ!」と熱烈メッセージを送ったら飛鳥保存財団さんから「ええですよ!」のメッセージと共に飛鳥応援大使を委託されました
名刺までありますしね
光栄なことです
それからと言うもの飛鳥の古代豪族蘇我馬子の墓と言われています石舞台古墳前の芝生広場にあります「あすか風舞台」という大きな野外ステージで演奏させていただく機会が大変増えました
気持ちの良い時期に天気が良ければ最高のロケーションなのです
このあすか風舞台はとある有名ミュージシャンがライヴをしたようですし、自衛隊の音楽隊も演奏されたことがあるステージなのです
さて、このステージに立つと芝生広場を挟んで真向かいに石舞台古墳があるのです、今は生垣に囲まれていて積み上がった石室は見えないのです(ちなみにお金さえ払えば石室内部まで入ることができます)
でも、この石舞台古墳のバックには青々とした山々(丘ぐらいか?)が広がっているのです
そしてこの山々を見ながら、これって多分生えている樹木の種類は変わったかもしれないけれど、1500年以上も前の飛鳥人達も同じ山の稜線の風景を見ていたんだよねぇとしみじみ思うのです
歴史を感じるとはこういう事か?とも思うのです
何も古い寺社仏閣を見るだけが歴史を感じるのではなく
この大自然の風景から、その当時の人がこれを見て何を思ったのか?と言うことを考えるだけでワクワクするのです
勝手にその当時の生活を想像するのです
ほんと勝手以外の何物でもないかもしれません
でも、自分がこれだけ飛鳥が好きで、この場所に落ち着きを感じるならば、俗に言う輪廻転生なるものがあるのなら、昔も見ていたのかもしれないなぁとニヤニヤ楽しんでいます
その頃の自分はこの辺りで何をしていたのだろう?
楽しく過ごせていたのならいいのにねぇ
まさに生々しく歴史を感じたいのでしょうね(笑)
結局この場所にいたことにしたいと願っているだけかも知れませんけどね
でも、特殊な能力のない凡人には解らないことですからねぇ
そうやって楽しむことができるだけで幸せです
他人に迷惑をかけない無害の誇大妄想です
飛鳥人達も見ていた風景を、令和7年に生きる今の私も見ている
そんな場所は国内にどこにでもあるのが当たり前のことなのですが何か感慨深いのです
それも飛鳥地域の価値なのでしょうね
ようこそ飛鳥へ!
近鉄南大阪線、阿部野橋駅から吉野行に乗ると橿原神宮前駅の次の次の駅が飛鳥駅です
因みに特急停車駅でもあるのです(特急電車の場合は橿原神宮前駅を出たら途中の岡寺駅には停車せずに次が飛鳥駅です)